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今朝の朝ドラ「純情きらり」の中の旧かなづかいについて

今朝(7月13日)NHKの朝ドラ「純情きらり」を見ていました。 昭和15年あたりの話です。新聞広告が大写しとなり、「有難ふ」とありましたが、これはまちがいではないでしょうか。 旧かなづかいでも、「ありがとう」は、「有難う」ではないかと思うのですが。 「ありがとう」は「アリガタク」の音便なので、「有難ふ」とは書かないように思うのですが…… どなたかお教えください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.1

そんなこと書いてあったんですか?! それはNHKの失点ですね。 質問者さまのご指摘のとおりです。付け足すこともありません。 --蛇足-- ただし、昭和の初期に、実際にそんな広告があった可能性はあるかもしれません。何らかの変則効果を狙ったのでしょうか。戦前の資料写真を丸写ししたのかもしれませんね。

popoponopo
質問者

お礼

ありがとうございます。 「有難ふ」を見たとき、なんだか変!と感じたのです。 旧仮名遣いで育った世代ではないのですが、習った文法を思い出して、やはり変ではないかと思ったのです。 お蔭さまで、すっきりしました。

その他の回答 (3)

noname#160411
noname#160411
回答No.4

仮名遣いの変遷からいうと間違いですね。 おっしゃる通り、形容詞「ありがたし」の連用形「ありがたく」のウ音便「ありがたう」の「アウ」が「オー」と発音されるようになったものが「ありがとう」ですから、歴史上この「う」が「ふ」と発音されたことはないでしょう。 ただ、NHKのちょんぼというよりは、No.1、No.3の方の書いていらっしゃるように、戦前の日本人が間違って「有難ふ」と書いていたのではないかとも思われます。今「有難ふ」でググってみましたら、河竹 黙阿弥(かわたけ もくあみ 江戸から明治にかけての歌舞伎作者)の作品の中に「有難ふ厶り升る」という記述がありました。これが誤植でなければ、明治期にはすでに混乱が生じていたことになりますね。NHKはあえてそれをそのまま使ったのかもしれません。(「誤表記」という歴史資料として)

popoponopo
質問者

お礼

なるほど。 戦前の日本人も結構間違った書き方をしていたんですね。 明治期にすでに混乱が生じていたとすれば、納得できます。 ありがとうございました。

  • tatsumi01
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回答No.3

No. 2 の方の挙げられた内閣訓令第8号のページを見てみました。 確かに「たふ」は「とう」と読むように変更になりました。しかし、例示されているのは、答弁(たふべん)、塔(たふ)、踏破(たふは)、出納(すゐたふ)、など、もともと「たふ」と綴っていたものですから「ありがたう」には該当しないと思います。 ただ、戦争前の日本人が全員正しい仮名遣いをしていたかというとそうでもなく「有り難ふ御座ひます」などと平気で書いています。 したがって、仮名遣いを間違えた広告があった可能性も大です。もちろん、NHKのチョンボかも知れません。

popoponopo
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね。 もともと「たふ」と綴っていたものは「とう」と読むようになったのですね。 でも、「ありがとう」は昔「ありがたふ」と書いていたかと言うと、違うんですね。 疑問が解けて、すっきりした気持ちです。 ドラマの中の広告は、ドラマの流れの中で、味噌会社が出した新聞広告で、NHKがわざわざ作ったものと思われます。 「なんだか、変だなあ」をそのままにせず、ここで質問してよかったと思います。

回答No.2

「有りがとう」は旧かなづかいでは「有りがたふ」だったと思います。そして”昭和21年内閣訓令第8号(官報号外・S21,11,16)「現代かなづかい」の実施に関する件”によると、「たふ」は「とう」と読むように定められています。ということで、NHKの表示は間違っていないと思います。

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/~petronius/data/genkana.html
popoponopo
質問者

お礼

ありがとうございます。 3番のかたがおっしゃっているように、内閣訓令第8号は、「ありがとう」には該当しないのではないでしょうか。 もともとの言葉の成り立ちから考えると、「有難ふ」はやはり変だと思うのですが…… 回答をいただき、ありがとうございました。

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