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ニンヒドリン反応について

ニンヒドリン反応とはどのようなときに用いるんですか?この反応を行なっても、なんのアミノ酸かはわからないですよね? 一個のアミノ酸を取り出すためにこの反応をやるんですか? お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (532/898)
回答No.2

こんにちは 以前にタンパク質について質問された方ですね。 ニンヒドリン反応ではアミノ酸はみな同じ色になってしまいます。 例外としてプロリンはニンヒドリンで黄色になるので区別がしやすいです。 ハイドロキシプロリンはどうだったかちょっと覚えてません。 ニンヒドリン反応についてはこのリンクのページがわかりやすいです。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q21.html ページの中程にポストカラム染色法の原理がわかりやすく書いてあります。 ペーパークロマトグラフィーの2次元展開やカラムクロマトグラフィーのポ ストカラム染色で発色試薬としてニンヒドリンが用いられ、位置情報(Rf値 やリテンションタイム)を基にアミノ酸を同定します。 HPLCを用いたアミノ酸分析はリテンションタイムの変化が少ないので単一の アミノ酸でも同定できますが、ペーパークロマトグラフィーですと相対的な 位置関係が重要になりますから、単一の試料の場合は同定が難しくなります。 この場合、むしろ複数のアミノ酸が含まれている方が同定しやすくなります。 総合的なアミノ酸とタンパク質についてはこちらのページの説明が親切だと思います。 http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/biochem4.htm リンクについては、すでにご存知でしたらご容赦ください。

bi-
質問者

お礼

丁寧な回答をしてくださってありがとうございます。 とても分かりやすく助かりました。 リンクもとても参考になりました。 何度も色々な質問をしてしまいすいません。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • gori8063
  • ベストアンサー率36% (116/319)
回答No.1

ニンヒドリン反応は次のような場合に用います。 ・混合物のまま(どの種類でもいいから)アミノ酸があることを確かめる ・何らかの分離操作を行った後、その画分にアミノ酸があるかを確かめる 後者の場合、標準品がどこの画分にあるかを知っておけばどのアミノ酸があったかがわかります。 本法はその昔、二次元PC(ペーパークロマトグラフィー)でタンパク質のアミノ酸組成を測っていたりしましたね。(古典的な生化学実験です) 1個のアミノ酸という意味が理解できません。1種類のアミノ酸という意味ですか?

bi-
質問者

補足

回答のほうありがとうございます。 蛋白質の組成を調べるためにニンヒドリン反応を用いる場合、その手順は、gori8063さんが回答してくださった二番目の、分離(カラムクロマトなど?)をしたあとに、画分のどこにアミノ酸があるかをニンヒドリンで調べるということでいいんですか? 一個のアミノ酸というのはある特定のアミノ酸という意味です、変な言い方をしてしまいスイマセン。 つまりニンヒドリン反応では、各アミノ酸にはわけることができないんですよね? アミノ酸が入っているかどうかや、アミノ酸の量を調べるときにこの方法を用いるんですか? たくさん質問してしまいすいません。 よろしくお願いします。

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