昭和末期、文房具店で古切手を販売してましたよね?
昭和末期の文房具店での古切手販売についての詳細をお教えください。
自分が小学生だった昭和末期頃、文房具店で古切手を販売していました。
自分が知る限り、2つの販売形態がありました。
1つは、クラフト紙の小さな袋に1枚使用済みの切手が入っていて、その袋が厚紙の表紙とともに紐で閉じられて店先に吊るされているスタイル。
店のおばちゃんに代金を払って、1枚束から引き抜くというクジのようなスタイル。
クラフト紙なのでもちろん何の切手が入っているが分かりません。たしか30円くらいだったと記憶しています。60年代~70年代の切手が中心でした。
(福岡市南区の駄菓子屋兼文房具店・1985年頃)
もう1つは、黄色い台紙と未使用の古切手がビニール袋に入れられ、カレンダーくらいの大きい台紙にホチキス留めされているスタイル。これはビニールなので何の切手か外から見て分かります。
黄色い台紙には赤文字で「○○スタンプ」と記載があり、この台紙を何枚か集めて販売元に送ると外国切手がもらえる、というものでした。
自分も実際外国のスチール製?の切手をもらいました。
同じ店では外国ミントコインも同様のスタイルで販売しており、こちらは紙製コインケースに入っていました。
(鹿児島県出水市の文房具店・1988年頃)
当時すでに切手収集は子供の興味の対象ではなく(ビックリマンシール全盛期)、子供向けの切手ビジネスとしては終焉期と思われます。
最近ふとこれらの販売ルートに興味を持ち調べてみたのですが、ネットで検索しても全く引っかかりません。
前述のスタイルは、ビックリマンシールの偽者が同様のパターンで販売されていたので駄菓子屋ルート、後述は大手切手商による文房具店ルートでの販売と想像されます。
いつからこの様な形態で販売していたのか? いつ頃まで販売していたのか? 全国各地に同様の販売スタイルが存在したのか? 九州だけだったのか? もっと狭いエリアだけのものだったのか?
興味は尽きません。
詳しい方、ご教授願います。