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根幹治療が進みません
25年前の打撲により自然に神経が死んでしまった前歯2本の根治を行っています。一本はコアを立てる段階まで進んでいるんですが、一本は根治の途中でリンパ液が出てきてしまっている状態だそうで、新たに消毒→根治という過程を4回繰り返しています。 リンパ液が出てきているというのはどういう状態なのでしょうか。よろしくお願いいたします。
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それがリンパ液かどうかは判りませんが… 根管治療は根管内を乾燥させ、無菌状態にしてゴム状のガタパーチャという樹脂で密閉する(根充といいます)のが通例です。 ところが、稀に浸出液が出てくる事があります。解りにくい譬えかもしれませんが、出血するほどではない傷や蚊に刺された後を強く圧迫すると透明な体液が出てくるのと同じ様なものです。 多い時は、根管を覗いていると中からにじみ出てくるのが判るほどです。少ない場合は…譬えて言えば、湿性の耳の掃除のような状態です。 浸出液があるとガタパーチャが根管の壁に密着させる事が出来ず、隙間があいてしまいます。隙間は細菌繁殖の好環境になりやすいと考えられます。 ただ、浸出液自体は細菌検査をしても陽性の場合も陰性を示す場合もあります。浸出液がありながら根充に進んだ場合、痛みを訴える人もいればなんともない事もあります。 この経過は浸出液の量によっても変わってくるので、どの状態で根充に移るかは担当医の判断に委ねるしかないでしょう。 ちなみに、強引に出血させると、早く浸出液が止まる事もあります。しかし健康な組織を傷つける事になりますし、感染の危険性も高くなります。患者さんにとっても疼痛が暫く続くかもしれません。 成功すれば良いのですが、失敗するとジュクジュクの傷状態になってしまうので、時期を見極めなければなりません。
お礼
わかりやすく説明していただいてありがとうございます。 自分で治療を進める手助けはできないんですね。 このまま時期を待とうとおもいます。