• 締切済み

太平洋戦争の日本の戦争責任について

戦後60年以上もたち、 「太平洋戦争って何?」と言う子供もいなくもない 現状になってきました。 私は祖父に聞いた話や学校の授業、NHKや各種の本で 8/6や9、15日に特集されていることもあり、 関心を持って戦争責任について考えてきました。 しかし、あと20年後にも同じ「戦争の罪の意識」を 日本人がもち、「平和」を何よりも望む意志の よりどころの一つとすることができるでしょうか? それが心配でなりません。 小泉首相の靖国参拝問題でアジア全体でも懸念が広がっています。(中国・韓国のデモから、冷静な意見まで) そろそろ共通の歴史認識を、妥協しながらもまとめなくてはいけないのではないでしょうか? お互いの利害で困難なことは明らかです。 しかし、無理と言い切るのではなく、どのような方策をするべきなのか? 教えてください。 あと、別に。 靖国参拝は総理としては行うべきではないと私は考えています。 いくら「個人」と言ったとしても、他国に誤解を与えかねない行動は総理としてはタブーではないでしょうか。まず、誤解を解き、その後に行動するのが首脳としての当然ではないでしょうか? 「分かりやすい」といわれる小泉さんですが、 本当に深い考えがあって、靖国をしているんでしょうか?

みんなの回答

回答No.12

>そろそろ共通の歴史認識を、妥協しながらもまとめなくてはいけないのではないでしょうか?  日本が近隣国を侵略して戦争に負けたということは 日本政府も認めていることで、認識に差はありません。 >本当に深い考えがあって、靖国をしているんでしょうか?  すでに御指摘された方が居ますが、人気取りの軽薄な行動のようです。その為に近隣国との関係を悪くするというのだから国賊ですね。

  • aozola
  • ベストアンサー率12% (72/563)
回答No.11

戦争の国内での総括のようなものをやっていないというはなしですか、ドイツではやっていることですね、ただ日本では無理だと思います、まず、国家とは何か?、その時点で日本人は理解が出来ない、つまり国家が戦争をするのですが、その国家というもの自体を日本人は理解していない、 例えば国家とは制度であり、それ以外ではないので、戦前の当時の国家にしても、それがどういう動きをし、どう問題だったか、その国家の問題が国民にどう影響を与えたか、そう考えていって当時の国家体制を否定する必要がある、しかし、日本人はこうは考えれない、たぶん精神論や善悪論を言って、自分の正統性を言うだけで、自国の問題を認識することが出来ないと思う、だから結局自国の起こした問題にとっての総括というのが出来ない、 日本人は自己否定の出来ない民族だから、自分自身の問題点を洗い出し、それを否定して確定させるというのは、多分無理ではないかなと思います、それが出来ていれば、むかしの戦争もどこかでとまっていたわけですから あとは、小泉氏の靖国参拝については、聞いた話だとこの人は靖国神社にはまったく興味がなく、総裁選に出ると決まったとたんそういうことを言い出したらしいので、たぶん靖国神社なんでどうでもいいのでしょう、最近も私服で行って、小銭を放り込んだような参拝があったらしいですが、その程度ですよこの人の考えは、国家関係も、靖国神社も、過去の戦争もどうでもいい、自分の人気のために行っているだけでしょう。

  • nourider
  • ベストアンサー率19% (396/2083)
回答No.10

理想はそうですが、やはり現実的にはアジアの共通認識まで行くにはまだまだ早いような気がします。 靖国問題については信教の自由と宗教への国家の不介入を建前に神社の判断でA級戦犯を奉ってしまったあたりからややこしくなったのでしょうね、当時は社会党ですら「靖国の御霊に!」なんて言ってた時代ですから・・・個人的にはA級戦犯は「天皇を守るために」戦犯の汚名を受け入れたのですから、靖国としてA級戦犯を奉ることによって天皇陛下が参拝できなくなることが彼らA級戦犯の意思を反故にすることになるのだということを想像できなかった想像力の無さが問題だったと思います。 とはいえ今となってはどうしようもありませんが。 ブッシュさんにでも参拝してもらいますかね・・・

  • jk7
  • ベストアンサー率18% (46/247)
回答No.9

こんにちは。 私は、歴史に無関心な日本人が増えていることに危機感を持ちながら、常に平和を願っている一人です。 しかしながら、過去の戦争に対して私たちが罪の意識を持つ必要があるでしょうか。 当時の状況を考えれば、戦争せざるをえなかったという側面もあったはずです。 それに戦争に対する罪については、それが良いか悪いかはともかく、東条英機らA級戦犯が処刑されることで、決着しています。 大切なことは、戦争は絶対にしない・戦争という選択肢しか残さない外交政策は、絶対にしない…ということだと思います。 それを教えていくことが重要だと思っています。 靖国公式参拝は、私も反対です。 ただし、中国や韓国から批判されるからではありません。 靖国参拝が、戦没者の慰霊ではなく、戦没者の顕彰を意味するからです。 小泉首相は、「平和を願って祈りました」と言っていましたが、靖国参拝の本来の趣旨を考えれば、信じがたいですね。

  • iwate
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.8

外交で上手く事が運ばない場合、最後の手段が戦争ですから、戦争責任だけ取り上げる事が、理論上無理があります、しかし、日本は敗戦国で、東京裁判を受託している事から、弁明もまともな弁護も無く、戦犯者を生贄状態にして責任を果たしています。 日本は戦争は避けたかった、しかし、エネルギーの元である石油が手に入らなければ、産業は壊滅し国は飢えて破滅します。 石油を独占していたのは欧米諸国で、植民地も政策をしていましたが、搾取していた植民地に謝罪などしていません。 全て敗戦国に、戦争責任を押し付けています。 外交の最後の手段が戦争であれば、日本が何故戦争を始めなければならなかったか、これが根本的に分らなければ、何の罪なのか分らず、ただ単に戦争を始めた責任であれば、アメリカや中国、韓国も太平洋戦争後にイラク、チベット、ベトナム等で戦争を始めている、若しくは加担していますから、戦争を始めたのが新しい分、彼らの方が日本より悪質で、責任があるという結論になります。 共通の歴史認識ですが、不要だと思います。 まず、中国と韓国には言論の自由がありません。 民主主義で先進国としての体面を持っている韓国ですら、近代史の資料を自由に閲覧調査出来ません。 政府の都合の悪い出版物は、有害図書指定、つまり発禁処分扱いで、政府の言論統制下でコントロールされていますし、歴史教育も事実と異なる反日教育をしています。 つまり、日本の植民地支配前と支配中の実態など、韓国では解明される手段が断たれています。 (嘘の捏造教育をしているので、言論統制を解禁できるはずが無いのですが) 韓国ですらこの有様ですから、共産党一党独裁で、反政府支持者は片っ端から逮捕して社会から抹殺、チベットには民族浄化政策をしている中国と、どのような共通の歴史認識を持つことが出来るのでしょうか。 とんでもない結果になるのが目に見えています。 残念ながら、嘘で始まった従軍慰安婦問題は、村山首相と河野外務大臣が、強制連行の証拠も無く、作者が捏造、韓国も捏造だと分っていたのにも関わらず、政府が認める発言をしたために、世界中から見て既成事実となってしまいました。 資料も自由に見れない国と、共通の歴史認識を持つのは、後世に最大の愚策と非難される可能性があり無意味で、仮に証拠を見せても、両国は受け入れないでしょう。 もし、中国と韓国が反日政策を止めて、真の言論の自由があれば、共通の歴史認識についてまとめていっても良いと思いますが、韓国がフランスやイギリスのような、言論の自由が保障されるのは、まだまだ先だと思いますし、中国は共産党支配が終焉するまでありえません。 靖国問題は内政干渉で、中曽根首相以前は問題にすらなっていません。 真に不快だと思っていたならば、記憶が新しい、戦後間もなく大抗議があったはずです。 結局はタブーではなくて、時の政府の都合で外交問題にしているだけで、中国や韓国等の言論統制国家であれば、どうにでも片付く問題です。 言論の自由が無い国と話し合っても上手くいきません。 質問者さんは、火種をなくしと言いますが、竹島問題や尖閣諸島問題は、相手側から問題を起こしています。 国際司法裁判所にも応じない国に、靖国が火種と言うのはレベルが違う話だと思います。 靖国で言われるのであれば、チベットやウイグルの弾圧の方が、現在進行形でアジアの懸念が更に大きいはずで、もっと日本が中国が靖国にけちを付ける以上にギャーギャー言っても良いと思いますが、内政干渉と言われてお終いになるだけで、靖国は他国の誤解を与えかねないと思うと質問者さんは危惧していますが、実際は違います。

noname#17853
noname#17853
回答No.7

「戦争の罪の意識」について:  巧妙に仕掛けられた罠にまんまとかかり、負け戦を覚悟で戦争に突入せざるを得なかった、と十分に考えられる先の大戦にあって、罪の意識をもつべきは誰なのでしょうか? 国家間の平和は、今の日本国憲法の前文にあるように「周辺国家が信に足る国々」であれば軍事力を持つこともなく達成できるでしょうが、そうでない国々が相手では、自らを守るのは自らの武器に頼るしかないのが悲しい現実です。つまり「平和」を維持するためには「戦争はいけない、戦争はやめましょう。私たちは平和が大好きです」と唱えているだけでは何の役にもたず、相手の無法な挑発に対して無言の圧力を加えて牽制しうる軍事力を保ちつつ事なきを得て、適度な緊張感を維持することが必要不可欠なのです。きれいごとでは平和は守れません。それよりも、親が子を、子が親を手にかけ、モノと金が心に優先するような荒廃化が進む現在にあっては、戦争責任云々よりも大事な論点があるのではないでしょうか。 「共通の歴史認識」について:  共通の歴史認識を持つということは、自分の国を愛していないものにとっては簡単でしょうが、逆の立場の者にとっては断固として受け容れられないものです。従って仮に妥協が成立したとすれば、それはただ単に心強き者、大きな声の持ち主の意向がまかり通ったということにすぎません。歴史認識について妥協をすることは己の身を削ることです。安易に口にすべきでは在りません。時が過ぎ、風化するのを辛抱強く待つのが賢明というものです。 「靖国参拝」について:  中国や韓国に、靖国に関する「誤解」など決して存在していません。誤解していると思わせて自らが優位に立とうとする狡猾な手口にすぎません。みえみえの脅しに身をかがめ、自ら信ずることを曲げてまで相手の意向に沿うことで得られるのは、所詮うわべだけの友好関係の改善に過ぎないと思います。一旦弱腰を見せたら最後、骨までしゃぶられるのが落ちでしょう。 ついでに: No.6さんへの回答の中に、<私の考えは確かに戦前の教育の完成版だと思います。>とありますが、No.6さんは、<質問者さんの考え方が「War Guilt Imformation Program」、いわゆる戦後の洗脳の完成型に見えます。.>と言っています。「戦前の教育」ではなく「戦後の教育(洗脳)」です。

ukon2006
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「罪の意識」を補足すべきでした。 「戦争をすることは絶対避けるという教訓」を得る、そういうことを私は意図していたんだと、 今気がつきました。 皆様、ありがとうございます。 日本国内だけでも論題・論点は様々で、 もっと議論する余裕が人々にあればいいのに、と思います。 とりあえず、虐殺など究極の犯罪がなくなるような 国内、世界であってほしいと皆が願って、行動できるようであればいいのですね。 風化を待つ・・・そうですね、それがきっと今まで繰り返されてきたことですし、 無理に押し付けるのは逆効果でしょう。 ただ、「安易に口にすべきことではない」というのは少し納得できませんでした。 短絡的でなければ、どんな考え方も尊重しあう努力が誰にも必要だと、私は考えます。 もちろん、弱腰だけがいい訳じゃありません。 本音で語るべきでしょう、しかしそれは会談などで 対面して行ってほしかったと思います。 (時間的、感情的、戦略的に難しいですが・・) 靖国以外に手段を思いつかなかったんでしょうが。

ukon2006
質問者

補足

>戦前→「戦後」です、ご指摘、ありがとうございます。 間違えました。

  • platon3
  • ベストアンサー率38% (44/115)
回答No.6

変わった質問ですね。 何点か補足をお願いします。 質問文の中で、 「関心を持って戦争責任について考えてきました。」 とありますが、戦争のどの部分に責任を感じて 考えてきたのか追記していただけませんか? 何の責任なのか明確にしないと回答できません。 例えば、 1.戦争を始めた責任 2.戦争中、幾多の国民に辛酸を嘗めさせた責任。 3.戦争に負けた責任 4.それ以外 私の知っている範囲では、 1.当時戦争は外交の一種であり国が持つ権利でした。 ですから「開戦」について日本に責任はありません。 いままで沢山の国が戦争を始めましたが開戦を 持って責任追及された例を知りません。 2.日本は終戦前から民主国家です。(大正デモクラシー はご存じでしょうか。)国民が選んだ政治家が 政策として実施したことは国民全体が責任を 取るのがあたりまえです。政策が気に入らない、 政策のせいで自分が貧乏した、としても政治家 個人の責任を追求するのは「八つ当たり」でしか あり得ません。 3.戦争に負けるのは悔しいことではありますが、 だからといって敗戦の責任を政治家や軍部指導者 の個人に責任がある、というのも世界の歴史上 例がないと思います。 4.他に責任を取る必要のある行為がありますか? 次に、『あと20年後にも同じ「戦争の罪の意識」を 日本人がもち・・・』とありますが、これも同様に なぜ「戦争の罪の意識」を持つ必要があると考えるのか 追記してください。 前提が理解できないと回答が難しいものですから。 私には質問者さんの考え方が「War Guilt Imformation Program」、 いわゆる戦後の洗脳の完成型に見えます。 であれば、事実を知って洗脳を解くだけで質問そのものが 不要になるのでは、と思われます。 次に靖国参拝の件ですが、「共通の歴史認識を、妥協しながらも まとめなくてはいけないのではないでしょうか?」とありますが、 「無理と言い切る」のではなく、不要と考えています。 質問に「妥協しながらもまとめ・・・」とありますがなぜ必要と 考えるのでしょうか? 中韓共に自国のためにしていることなので日本には何の関係 もありません。 こちらも必要と考える根拠をご呈示ください。 前提が確認できましたら再度回答させていただきます。

ukon2006
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 様々な形の責任を教えていただいて、考える際の参考になりました。 私の考えは確かに戦前の教育の完成版だと思います。 でも、戦争しないための考え方として、 私はこの教育は必要だと思いました。 もちろん、一方的という面も大いにあるので 「本当に戦争しない考え方なのか?」などの問題点は 多々あります。完璧な教育などないはずですから。 皆さんのご意見を聞いて、 日本ではこういう認識、 中国ではこういう、韓国では・・・ そして歴史的背景は・・・ というのを多面的に教育することが重要なのかも、と思いました。 その後の理解は本人次第ですよね。 あまりに理想論かもしれませんが、 「事実についてある程度の妥協点を認めて 新しい戦争防止論を作るのもアリなのでは?」 と思い、質問をさせていただきました。

  • tryouts
  • ベストアンサー率31% (126/404)
回答No.5

戦争は罪の意識を持つべきものではありません。 アメリカやイギリス、ロシアなどが戦争に対し少しでも罪の意識を持っていますか? 勝てば官軍ではないですが、戦争の原因はともかく負けた国が悪いとされるのです。 日本はたまたま、列強支配の時代から戦争の終わる時代への移り変わりの最後のタイミングに敗戦国になってしまったため、未だにその敗戦を引きずり続けているのに過ぎないのです。 植民地支配をしていた国々が、今でも謝り続けていないのも、支配していた国々が戦勝国だからなのです。 20年後には過去の呪縛から解き放たれた日本であって欲しいと心から願っています。 ※かつてイギリスでも1980年代後半まで、大英帝国時代の行為を自虐的に教育する時代がありました。その後サッチャー政権にて、教育改革を行い、イギリス病(自虐的な歴史観による自国嫌悪)の克服を実現しています。 靖国参拝は、日本のTOPとして当然の行為ではないでしょうか? 仮に、太平洋戦争を含み過去の戦争をしていなければ、アジアの諸国は未だに列強国の植民地であり、また日本も植民地化されてしまっていたはずです。 またアジア全体ではなく、中国と朝鮮半島は自分たちの意見を言うときにアジアの各国のような言い回しを使っているだけです。 アジアの各国の首相は戦後靖国参拝をされており、中国の首相でも参拝した事実があります。 今、中国と朝鮮半島が靖国を問題視するのは、日本を揺さぶることが出来る外交のカードだからです。 また中国と朝鮮半島の教科書をめくって頂ければすぐにわかる話ですが、絶対に歴史認識を共通化することは出来ません。 中国では支配者が変わるたびに、歴史そのものを作り変えてきている事実があります。 これは、支配者の都合の良い歴史とするものであり、実際の事実に基づかず、歴史書自体を勝手に作り教えるのです。 現在の朝鮮半島の両国も同じです。 日本が科学的な歴史を捨て、作られた歴史物語を認めることは出来るはずもありません。 太平洋戦争を含む過去の日本の戦争が、列強国からの支配を逃れるためであり、アジア各国の植民地支配からの開放を目的としていた戦争でもあったという一面を、イギリスのように日本もそろそろ教えてもよい時代になってきたのではないでしょうか。

ukon2006
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本の戦争行為について、 偏ることなく様々な視点から背景を 教えることが一番必要だと感じます。 そうすれば、多様な見方に興味を持つ子供も 必ず増えるはずです。なぜしないのか不思議なくらいです。 教師の力量に任せる、グレイゾーンのままにしておいていいのでしょうか? もちろん、中韓の靖国批判は外交カードでしょう。 しかし、火種をなくし、アジア全体で協力して発展したい 東南アジア諸国がこの争いをどう見ているでしょうか。 背景よりも、原因を作る日本をよくは思わないのでは? それらの国々の、少し冷めた発言が国際社会では 報道されているのも事実です。 全部、中韓の思惑、とするのは内にこもりすぎているのではないでしょうか。 これももちろん、いろんな視点から見る必要があると思います。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.4

戦争はその国の利益を守る行為です。ですから、近代法で国の主権のひとつに戦争をする権利を認めています。 太平洋戦争とはなにか?というものを考えたときに、果たして日本が(日本だけが)贖罪の意識を常に持ち続けなければならないのか、という点も考慮しなくてはいけないと思います。(明治から太平洋戦争まで日本が世界にどのような影響を与えたのかを学んでみてください。その上で、迷惑をかけたことは事実ですから、中国や韓国に対して、反省と自戒を持つのは大切です。) ですから、もともと戦争はなぜ起こるのか?という設問に立ち返り、平和を望んで行動をおこすなら国同士の利益のぶつかり合いというものを考えなくてはなりません。その点で考えたときに、平和を守るための行動は、日本だけが起こすものなのかということを考えて欲しいと思います。 もちろん利益のぶつかっている国同士が、意見を表明するのですから、激しい応酬になるでしょうし、我田引水になるのは目に見えています。 このときに大切なのは、相手がどのように思おうと、主張すべきところは主張しなければならないというところです。 そうして意見の応酬の後に、初めて妥協点が見つかり近隣国間の摩擦が減っていくのだと思います。 靖国問題を考えるとき、確かに日本の宰相が参拝するのは、近隣諸国から見て反論の機会を与えることは否めない事実です。 しかしこの国の利益を考えたとき、今参拝をやめることは「日本は抗議すれば常に一歩引いてくれる国である」というメッセージを与えることになりかねません。 ですので、近隣諸国がそのような意図を持って抗議しているのではないかという疑いがある間は、妥協点を見つける作業はむずかしいでしょう。 純粋に国内問題になる時期を待って、日本国内賛否を問い整理するのが良いのだと思います。 私は小泉さんは、外交バランスを取る能力は高いのではないかと思っています。 近隣諸国の利益拡大の攻勢をひとまずストップさせたのは、小泉政権になってからです。北朝鮮に対してきちっと成果を上げたのは、小泉首相だけです。(足りないという批判がありますが、その前の人たちはそもそも何もしていません) 小泉さんのやり方が必ずしも正しいとは思いませんが、少なくとも、近隣諸国に対して「NOのものはNOだ」と言えた戦後初めての宰相でしょう。 これから対等な立場で、近隣諸国と協議していけばよいのだと思います。 難しいですが、「国とは自国の利益を最大限に実現するために、他者を省みない存在である」という国際法の原則を心に留めておいてください。

ukon2006
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 小泉さんが「NOといえる首相」という意味で 大きな役割を果たしたのは事実だと思います。 しかし、だからこそ靖国に行った意味が分からないのです。 逆に、戦争認識の議論の応酬をまず求めればよかったのでは?と思います。 批判からはじめる議論も確かに手法としてはアリですが、ネガティブすぎるのでは?とも思うのです >難しいですが、「国とは自国の利益を最大限に実現するために、他者を省みない存在である」という国際法の原則を心に留めておいてください。 全く同感です。 しかし、この原則が悪用されるのを抑え、 戦争が起こらないような世界を作ることが 昔から求められていて、今何を考え、すべきなのか を皆さんにお聞きしたいと思いました。 難しいですが、もっと勉強を続けたいです。

回答No.3

近年は戦後何十年も経ってから生まれた人々の空想に満ちた発言が多くなり、 実際に戦争に参加した人たちの言葉をきけるタイムリミットが迫ってきたことが切実に感じられます。 人生いろいろで、例えば元軍人であっても首相の靖国参拝に賛成の人も反対の人もいます。 これらをなるべく多くの視点から率直な言葉で残しておくことが必要だと思います。

ukon2006
質問者

お礼

全く同感です。 多くの視点から今すぐにでも言葉を残して 多くの視点がそれに関心を持ち、考えられる そんな環境を早急に作らなくてはいけないですね。

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