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合気道について
よく色々な人の話を聞くと合気道って守備型で弱いんじゃないの?とか 実戦でよわそうと聞きますが、合気道は創始者の植芝盛平翁 が日本古来の古武術や柔道、空手の強いところを集めて 作った武道らしいです。塩田剛三の技を見ても分かるように 黒帯の空手家をいとも簡単に関節を決めてしまっています やっぱり日本で一番強い武術は合気道ではないのでしょうか?
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アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。 日本ではなぜか「武道の種類」を持ってきて「強い」と言う傾向がありすぎると思います。 私の流派でも、合気道でも、非常に残念なことが起きていることを私は否定できません。 何を言っているかと言うと、流祖がいかにすばらしかったか、いかに有無を言わせない実力を持っていたか、と言う事なのです。 なぜ残念か、と言うと、どちらも流祖のすべてを受け継ぐだけの実力を持ち合わせた人がでてこなかったと言うことなのです。 よって、会派という流祖の一部を継ぎだけに成り下がってしまった、と言う事なのです。 合気道を見ていただけは明白ですね。 同じ「合気道」と呼ばれているにもかかわらず、流祖の合気道とは似てもにつかぬ物になってしまっているわけです。 私の流派でも同じです。 いわゆる嘉納柔術にしても同じですね。 柔道になる前のこの柔術は「使える武道」だったのです。 怖がられて当然の実力を求める武道であったのです。 武道の頂点は「何でもあり」でなくてはならないし「複数の相手」を前提とした物であり、「すべての事柄に対して戦える生活方法」なのです。 試合だけを重要視した自称武道では私は武道と言えるだけの物はない、とする常識を基にして教えているつもりです。 流祖たちの実力を伝説としか残っていないような「武道」の新現代歴史は武道として恥じるべき物だとも私は思っています。 よって、有無を言わせぬ実力を持った武道家が一番強いと言うことになり、一番強い武道は存在することはないのです。 なぜなら、どの武道でも頂点はまったく同じだからなのです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- hoihoi1234
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合気道については下記URLを参照して下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%B0%97%E9%81%93 また、合気道は(抜粋です) 柔術から生みだされた武道として、柔道・合気道・日本拳法などがある。柔術の技法から、(組み付いた状態での)投げ技を専門化したのが柔道、寝技を専門化したのが高専柔道であり、対武器術・対複数相手の(組み付かれる前の状態での)投げ技・関節技技法を専門化したのが合気道であり、当身と当身から投げ技への変化の技法を専門化したのが日本拳法である。柔道は起倒流・天神真楊流などを元に嘉納治五郎が、合気道は大東流をもとに植芝盛平が、日本拳法は柔術と空手をもとに澤山宗海が編み出した。また、和道流空手を開いた大塚博紀が、自身が学んだ神道揚心流をもとに和道流柔術拳法を編み出した。 以上より空手の強いところを集めて作った武道と言うのは嘘と言うことになります。 それに、合気道は競い合う武道ではないので強いとか弱いとか言うのは愚問だと思います。 あくまで私見ですが、合気道は正直言って危険な武道だと思います。 相手を殺す技である柔術を元にしているので、随所に危険な技が多々あります。 しかし、合気道は殺人技を薄くし稽古で痛みを知り、相手へのいたわりを覚えていくことを教えとしているのではないでしょうか。 >合気道って守備型で弱いんじゃないの? 合気道は守備、攻撃型の両方を持っていると思います。 型稽古では相手が動かなければ技を掛けませんが、上級者になると相手を自分に有利な動きにすることもあります。 私は合気会系ですが、棒術,剣術,短刀取り等は段位がなくても稽古できますので、道場によって違うと思います。
- m41
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私も日本一かどうかは別にして植芝盛平翁や塩田剛三先生は日本の誇る最高の武術家の先生方で有る事は間違いないと思います。 大山倍達先生とどちらが強かったかと言うのは興味有りますが・・・・どちらにせよ常人離れした雲の上の話だと思います。 合気道って守備型で弱いんじゃないの?とか実戦でよわそう >などと 格闘技経験も無いくせに(経験があれば両先生の凄さは一目瞭然)ほざく輩が居たら是非先生方のビデヲでも見せてやって下さい。 合気道の経験は無いですけど是非教えを請いたいと思う武術の1つです。
- michael-m
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世界チャンピオンでも、負けるときは負ける。横綱が常に全焼でいるわけじゃありませんから、強いか弱いかは別にして 合気道は空手や柔道の強いところを集めたのではなく、植芝翁が柔術から合気道を体系化する際に既にあった講道館柔道の基礎を参考にしたという方が適切でしょう。 合気道の起源は剣術です。相手の剣に対し、素手や小刀で対応するところから始まります。従って、合気道での純粋な攻撃技は剣術になります。つまり日本の武士の戦から刀同士の技を除いた部分が柔術>合気道へと発展したといえるでしょう。 また一見、受身に見えますが、攻撃(打撃)技も「当て技」や「投げ技」として残っていますし、それらの先は「相手を制しながらの先制攻撃」に繋がります。 更に、合気道の技は相手の攻撃に対する技、その返し技、返し技の返し技…と際限なく広がっていきます。つまり、合気道で修得する型は基本と応用の基礎訓練でしかありません。型は合気道の一過程といえるでしょうし、極端に言ってしまえば「合気道に型は無い」とも言えます。唯あるのは「捌きと掛け」だけです。 現在合気道には大きく分けて植芝翁や塩田先生のように組み手を基礎とする系統と富木先生のように短刀攻撃を想定しているものがあります。 私は富木合気道(合気道協会)なので、合気会や養神館の高位の技は判りませんが、富木では初段から短刀、高位になれば棒術や太刀の技まであります。 一度、近くの合気道協会の練習場で聞いてみていただければ、詳しく説明してくれると思います。
私は昔、大東流合気柔術を習ったことがありますが、植芝翁もその流れをくんでいるそうです。塩田先生の技も拝見させて頂きましたが、うわさに聞くところの植芝翁の姿とよく似ており、達人であると感じました。 日本一か、といわれると何とも言えませんが、極めればそれに匹敵するものだと思います。但し、そこまでいくのはかなりの修行がいると思います。