BMWの真髄は、直6・シルキー6ですか？

質問

BMW3シリーズについてです。
BMW3シリーズには、直列4気筒と直列6気筒がありますが、やはり「シルキー6」を冠する、直列6気筒の評価は高いですか？

回答No.6

JCHome

BMWの良さは単に直６というだけでなく、ハンドリングなど全ての要素を含めて良さです。
ですから、直６にこだわる必要がありません。
むしろ、フロントが軽くて、しかも、４気筒な分エンジンが後ろよりにポジションしている４気筒モデルの方が、ハンドルリングは良いのが事実です。
エンジンが完全にフロントタイアよりも後ろにあるんで、フロントミッドシップレイアウトを形成しています。
BMWの良さはエンジンだけでなく、そのバランスの良さです。
バッテリーをトランクに移動するなどして、前後の重量比を理想的な50:50になっているそのレイアウトこそがBMWの真の魅力である訳です。
このような面で、E60(最新型）のM5などは、確かに、V10で魅力的なクルマではありますが、それほどまで高い評価を受けていない訳です。つまり、V10を積む事でフロントヘビーになってしまい、BMWらしさを失っている訳です。
そういう面においては、やはり４気筒の方が魅力なのは事実です。
が同時に、今この世の中で、直６を作っているのは、ほとんどBMWくらいなんで、そういう面で、エンジンの特殊さという面で、やはり、直６も魅力的では無いかと思います。どちらとも言えませんが。
直６の評価に関して言うと、例えば、５シリーズのV8を知ってしまった人には、直６はあまり面白くないエンジンと言う言い方をします。BMWのV8は一度運転すると忘れられない強烈さがあるので。
ですが、それを知らない人にとっては、３L以外は、低速のトルクに少し物足りないものを感じてしまいますが、やはり、高回転まで回した時のサウンドと高回転までストレスフリーで回っていくあのエンジンは一度乗ると忘れられないものがあります。