#2です。
1タンパク質はアミノ酸と糖質や脂質が結合して作られているものもありますし、それ自体がエネルギー源(TCAサイクル)となります。
また、そのサイクルの前段階において各要素と結びついて燃焼系に必要な成分になります。
タンパク質は食べた後、消化され一度バラバラに分解された状態(アミノ酸など)で各々吸収され、体内で再び都合の良い形に組み合わされます。
つまり、タンパク質の一部はアミノ酸で燃焼系や体内の組織となりますが、それ以外にもエネルギー源となります。また、糖質や脂質は脂肪として蓄えられるように、タンパク質も体の組織として体内に留まります。
ただし、タンパク質はエネルギー源以外に体を組成し細胞などの新陳代謝に必要(栄養的にはこちらが主な役目)なので、エネルギー源には糖質・脂質をあてがうことが望ましいです。
これが不足(糖質・脂質もゼロ)すると、最終的には筋肉を分解してエネルギー源に回してしまうようですし、さまざまな病気の原因にもなります。
理想としては、基礎代謝エネルギーの60%程度は炭水化物・脂質で賄われるのが良いようです。
2糖質が脂質に変換されるのは、体内でエネルギーになるまでの一時的な段階です。ですから、エネルギーが必要で在ればすぐに燃焼され燃えてしまいます。最終的に皮下脂肪になるのは、脂肪になったまま使われることなく余ったモノです。
つまり、運動量(基礎代謝含む)に比べて食べ過ぎた分です。
商品で例えると、
入荷した糖質はすぐに売場に並べられ「陳列商品」として売られます。
その予備の「適正在庫」が脂質といえます。
結果的に売れ残って、まぁ捨てるにはもったいないから倉庫にしまっておけ、という「過剰在庫」が皮下脂肪です。
つまり、並べた端からどんどん売れていく分には、過剰在庫はゼロですし、不足すれば前回・前々回の時の過剰在庫を処分して補います。
つまり、糖質→脂質=皮下脂肪ではなく、エネルギー予備と考えて下さい。
太るのは糖質や脂質の摂りすぎ(またはエネルギー消費が少なすぎ)と言うことです。
糖質・脂質・タンパク質といっても、細かく見ると組成が異なり、各々数種類~あります。それぞれ体の維持に都合のよう状態に作り替えられます。体(生命)に都合の良い状態=自己に都合の良い状態とはならないようです。
でも、摂らないのもいけませんが。
人間の体ってホントに複雑で、実に上手くできてます。
私がわかるのはこのくらいまでです。
お礼
めちゃくちゃ参考になりました。 巷のカロリー計算はそれほど間違っていないのですね。 エネルギーは糖質だけだと思っていましたので・・・ 確かに炭素を含んでいれば、何でも燃えそうですね。