• ベストアンサー

体脂肪はブドウ糖にはならないのでしょうか?

お世話になります。 脳はブドウ糖をエネルギーとしていて、カロリーが少なくなると筋肉のたんぱく質からブドウ糖を作ると知りました。 炭水化物を食べるとブドウ糖になって余分にあると体脂肪になるということですが、体脂肪からはブドウ糖にはならないのでしょうか? つまり、ダイエットをしていてカロリー不足だと脳はブドウ糖を確保するために体脂肪を使わずに筋肉を使うのでしょうか? そうなると、いったん体脂肪になってしまうと脂肪を直接燃焼させるような有酸素運動しか脂肪は減らせないのでしょうか? だんだん知識が混乱してきました。 そのあたりのことを教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#195146
noname#195146
回答No.2

>脳はブドウ糖をエネルギーとしていて、カロリーが少なくなると筋肉のたんぱく質からブドウ糖を作ると知りました。  糖新生ですね。その通りです。糖質(炭水化物)の過度な制限を長く続けると、筋肉量が減って筋力不足を招き、階段を上るのにも苦労する、何でもないところで転倒するといったことが起こってきます。 >炭水化物を食べるとブドウ糖になって余分にあると体脂肪になるということですが、体脂肪からはブドウ糖にはならないのでしょうか?  体脂肪からブドウ糖は作れません。ブドウ糖の代りにできるケトン体という酸性物質は作れて、炭水化物が不足し、糖新生でも間に合わなくなると(たいてい間に合わない)、ケトン体を大量に作り始めます。糖質の過度な制限でダイエット臭と呼ばれる体臭がするようになりますが、それがケトン体の臭いです。  腎機能が正常ならケトン体による血液の酸性化起こりませんが、腎機能がある程度以上に低下していいるとケトン体による酸毒症を起こすことがあります。非常に危険な状態となります。 >つまり、ダイエットをしていてカロリー不足だと脳はブドウ糖を確保するために体脂肪を使わずに筋肉を使うのでしょうか?  以上で説明したように、筋肉を消費してブドウ糖を作り、さらに体脂肪を分解してブドウ糖の代用になるケトン体を作ります。 >そうなると、いったん体脂肪になってしまうと脂肪を直接燃焼させるような有酸素運動しか脂肪は減らせないのでしょうか?  有酸素運動をしなければならないということはありません。エネルギーは安静に横になっていても消費します。基礎代謝ですね。  糖質が不足していないとして、安静時では糖質と体脂肪の消費割合は「1:2」くらいで、歩行~ジョギング程度では「1:1」の消費になります。身体活動の強度が上がるほど、エネルギー消費に糖質の占める割合が多くなっていきます。  ただし、ある強度までは(次第に息が切れ、辛くなって長くは続けられない強度、無酸素運動的になるまで)、エネルギー消費の総量が増えるため、効率が下がっても体脂肪の消費量は増えて行きます。ある強度を超えると、運動中に着目すれば、体脂肪を使う総量が減ってきます。  すると、ある強度以下のほうがいいのか、ということになりますが、そうでもありません。無酸素運動は、運動後に長い時間、代謝が亢進します。そのときは、身体活動の強度は低いですから、代謝の向上分は体脂肪が大いに消費されます。  また、強度の高い運動ほど、減量していく過程で筋肉が失われにくくなります(タンパク質摂取が充分ある場合のみ)。筋肉は使われる負荷が高いほど、温存される性質があるのです(逆に使われなければ栄養過多でも細る)。

lemon_100
質問者

お礼

分かりやすくて理解がすすみました。 とても上手なご説明をありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • lv48
  • ベストアンサー率28% (153/535)
回答No.3

脳のエネルギーはブトウ糖ですが、脳にはブトウ糖を貯蔵をする場所がなく、肝臓に貯蔵されています。 肝臓は脳のエネルギーを13時間分貯蔵できます。肝臓のエネルギーが残り少なくなると、肝臓は血液中のアミノ酸2gからブトウ糖1gを作り、血糖を維持します。脳に供給します。このことを糖新生といいます。 糖新生は、脳のエネルギーの確保するためのものです。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA002384/rosenwip/aerobic.htm 糖新生によって筋肉が失われるのは、炭水化物抜きのダイエットをしたときだけです。 1日に144gの炭水化物を摂ると、糖新生が行われず、筋肉が失われることはありません。 また、糖新生は、最初は血液中のアミノ酸からブトウ糖が合成されます。 ところが、炭水化物抜きダイエットのように、炭水化物の不足が長く続くような場合には、血液中のアミノ酸がなくなってしまします。 そうなるど、身体が筋肉をアミノ酸に分解して血液中に放出し、肝臓がブトウ糖に合成します。 http://www6.plala.or.jp/yamaski/manual/genesis.htm 1日の摂取糖質を20g以下にしていても、筋肉量は落ちません http://ktkky.blog94.fc2.com/blog-entry-645.html

lemon_100
質問者

お礼

糖新生というのはよく分かりました。 添付のページも拝見しました。 少し別な混乱が出ましたが、なんとか糖新生がイメージできました。 脂肪については別の質問をさせていただきたく思います。 ありがとうございました。

  • parts
  • ベストアンサー率62% (6364/10149)
回答No.1

簡単に分かりやすく書きます。 脳のエネルギー源は、原則としてはグルコース(ブドウ糖)のみです。 まあ、例外はいくつかありますけど・・・。 次に、脂肪(中性脂肪など)は余剰なエネルギーを保管する手段の一つです。 これは、それになると、その状態でそのまま体が使うことは出来ず、保存用の容器にある程度に何にでも使える形の原料をフリーズドライのような処理をして、保管していると思ってください。 そして、カロリーについてですが、カロリーとは1gの水の温度を1度あげるための熱量のことです。 カロリーが少なくなるから、筋肉から糖を生成するのではなく、糖が慢性的に不足すれば、それを補うために、最も簡単に取り出せる場所の保管庫から、糖質を取り出します。一般には、肝臓などの内臓に蓄えられているグリコーゲンと呼ばれる糖の保管物質(多糖)を使いグルコースを生成します。 それでも足りなければ、次は・・・といった順番で使っていきます。 その前提で答えます。 Q/炭水化物を食べるとブドウ糖になって余分にあると体脂肪になるということですが、体脂肪からはブドウ糖にはならないのでしょうか?ダイエットをしていてカロリー不足だと脳はブドウ糖を確保するために体脂肪を使わずに筋肉を使うのでしょうか? A/中性脂肪からなら、グルコースへの変化もある程度できます。ただし、それをそのまま使うことはできません。また、グルコースにする過程で、別分解される脂肪酸が出てくるため、それは筋肉で代謝燃焼させる必要があります。 それに対して、一般に内臓などに貯蓄されるグリコーゲンは、他の生成物が少なく、少ないエネルギーで合成できるため、先に消費される傾向があります。 尚、筋肉まで使われ始めるのは、内臓や皮下などにあるグリコーゲンが枯渇してからです。 その状態になると、明らかな飢餓症状が見られます。 そして次の回答です。 Q/いったん体脂肪になってしまうと脂肪を直接燃焼させるような有酸素運動しか脂肪は減らせないのでしょうか? A/脂肪は基本的に、原油のようなものです。 原油とは、ガソリンや灯油などの元となる燃料の源ですが、これを精油所で処理し、いくつかの行程で分離することで、あるものをガソリンに、あるものを灯油に、あるものを重油に、あるものを軽油にといった形で分けていきます。 しかし、それには分けるための装置が必要であり、その装置を動かすのに、一定のエネルギーと熱量を必要とします。 その一番効率的な手段が、筋肉で副産物を燃焼させつつ、それぞれの必要物質を取り出す手法です。体脂肪(中性脂肪)からは、タンパク質は取り出すことができません。しかし、少量の糖質は生成できます。それを使うには、大半の脂肪酸を筋肉で燃焼させる必要があります。 だから、有酸素による継続的な運動が最もダイエットに必要な方法となります。 混乱するほどの問題ではありません。元々、脂肪は筋肉で代謝により消費するものです。 それに対して、脳は炭水化物の糖質を使って、最も効率的に活動できます。 筋肉の生成は基本的には、タンパク質以外では行えません。 そういうものなのです。

lemon_100
質問者

お礼

とても分かりやすく説明してくださり本当に感謝です。 かなりイメージが出来ました。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 脂肪が分解されてブドウ糖になりますか?

    ビジネスマンでオフィース仕事してます。午後3時前後の空腹にみまわれます。アメ(果物の入ってる)を2粒ぐらい食べると空腹感はおさまります。(脳のエメルギーはブドウ糖のみ)。アメを食べないと、空腹になると筋肉を先にエネルギーとし脂肪はその後と聞いた事があります。筋肉・脂肪が燃焼してブドウ糖となりますか?

  • ブドウ糖を燃焼する酸素の役割について

    脳のことを調べていて、脳のエネルギー源は「ブドウ糖」で、それを燃焼させるのが「酸素」であると理解したのですが、 これを自動車の仕組みを置き換えると、ブドウ糖がガソリンで、それを燃焼させるのが「酸素」となります。ガソリンが酸素で燃焼するのは理解できるのですが、 体内で、ブドウ糖が酸素で燃焼するということが、どういうことなのか分からないのです。ブドウ糖がガソリンのように燃えることも考えられないし。 体内で燃焼ということで酸素がどんな役割をしているのでしょうか。 どうか分かるようにお教えください。

  • ブドウ糖

    (低炭水化物ダイエットをちょっと取り入れているので)低血糖状態が酷いので糖を取ろうと、薬局などで売っている「ブドウ糖」買ってみました。これなら他の炭水化物での余計なカロリーを取らなくてすむかな?と思っています。(そのブドウ糖は1ふくろ235カロリーです)人は1日それくらいのエネルギーを使うというから1日袋食べても太りませんよね?過食するよりはいいですよね??

  • ぶどう糖について。

    既出の質問ですが、2007年現在の情報が欲しく、質問させていただきます。先日、スーパーで「ぶどう糖」を購入しました。ぶどう糖はスポーツ時などに適していると書かれていました。また、ぶどう糖は脳のエネルギーとも聞いたのですが、脳のエネルギーはぶどう糖しかないのでしょうか。また、私の場合は、普段は勉強の合間に集中力が切れそうなときに摂取しようと考えています。そして、私は試験当日は緊張のため食欲がなくほとんど朝食を摂りません。しかしこれでは脳のエネルギーがないと思い、今までは和菓子の「和三盆」を食べていました。しかしぶどう糖を発見した今ではぶどう糖に切り替えようかと考えています。ぶどう糖は、このような脳のエネルギーが不足しているときに摂れば脳も活発に働いてくれるのでしょうか。ぶどう糖の脳への効果と、摂取方法、摂取上の注意を教えてください。 既出の質問の回答では、ぶどう糖は体の中で直接エネルギーになるので食べ過ぎると太るとか血糖値があがる、とか、生物が誕生して約40億年の歴史で動物がぶどう糖を単体で摂った歴史はないので、単体で摂るのは危険もありえる、といった回答がありましたが、やはりそのような危険性もあるのでしょうか。

  • 砂糖、黒糖、ブドウ糖の違いを教えてください

    体にいいもの、頭の活動にいいもの、等をおしえてください 例 ブドウ糖は脳に即効性があるが、脂肪がたまるや、黒糖は体には良いが、脳のエネルギーになるのに時間がかかるなどでお願いします

  • 酸素・ブドウ糖の不足による脳細胞の壊死について

    脳細胞のエネルギーはブドウ糖だけだと言われていますが、 このブドウ糖は酸素がないと役に立たないという事が調べていくうちに分かってきました。 そこでもし脳内で血流が完全に止まってしまったとしたら、 どのくらいの時間で酸素やブドウ糖が不足し、 脳細胞が破壊され始めるのでしょうか? よろしくお願いします。m(_ _)m

  • 脂肪燃焼の仕組みを正しく認識出来ている?

    重複してたらごめんなさい。 脂肪燃焼の仕組みを調べて自分なりに簡単に考えたんですが、 体温が上昇し血糖値が下がったので元に戻せと脳が補給部隊に指令を出す ↓ 補給部隊は食事などで血液中に取り込まれた炭水化物、糖で安定を図る ↓ 炭水化物、糖が見当たらない時に補給部隊が脂肪を脂肪酸に分解し血液に流れ出す ↓ この脂肪酸がエネルギー職人のいる筋肉に取り込まれ、脂肪酸とその他材料(酸素など)を使ってエネルギーを作り出す ↓ 水と二酸化炭素になる(脂肪燃焼) ↓ 血糖値が安定したので職人は仕事を止め、余った材料はまた脂肪となる これで間違っていないでしょうか? 間違っていないとしたら気になる点があります。 ・体温の上昇と酸素が脂肪燃焼のキーとなるから有酸素運動が有効であるとなっているならば、 お風呂に入りながらスポーツ等で使う酸素補給するガスみたいな奴を吸えば脂肪燃焼効果があるのではないか (芯まで暖まると言いますが、実は芯までは暖まらないから効果なし?) 上記の脂肪燃焼の仕組みとは関係ないですが… ・無酸素運動である筋トレをした後に有酸素運動であるジョギングや水泳などをすれば、逆の場合よりダイエット効果は高い? 複数の質問で答えにくいかもしれませんがよろしくお願いします。

  • ブドウ糖と各細胞のエネルギー源について教えて欲しいのですが、ネットで調

    ブドウ糖と各細胞のエネルギー源について教えて欲しいのですが、ネットで調べると脳細胞や赤血球はブドウ糖をエネルギー源していると書かれていますが、それ以外のいろんな部位の細胞はブドウ糖をエネルギー源にはしてないのですか??筋肉、肝臓、胃、すい臓、腎臓、、etcこれらの細胞のエネルギー源って何ですか?

  • タンパク質のカロリー

    炭水化物は糖になり、糖をエネルギーに変換できるのは知っています。 では、タンパク質にカロリーがあるということは、アミノ酸をエネルギーに変える仕組みが体の中にあるということでしょうか? もしあるのならどんな仕組みでアミノ酸を燃焼しているのかを教えてください。

  • 有酸素運動で炭水化物(糖)は必要ですか?

    「有酸素運動で体脂肪を燃焼させるのに種火として糖も必要」 「糖が不足すると脂肪が燃焼しずらい(しない)」 というのを見たのですが炭水化物もある程度摂取したほうが良いのでしょうか 現在、体脂肪を落とすために運動強度50くらいのjog1:30~2:00と部位別の分割筋トレ(負荷はそれほど高くはないと思います)を毎日やっています 食事は米パン麺類はほとんど食べていません (炭水化物を抜いてるつもりではなくたんぱく質メインの食事でお腹がいっぱいになってしまってます^^;) このまま意識せず炭水化物を抜いていてもいいのか、必要だとしても豆腐、納豆等他の食材に含まれる炭水化物だけで十分なのか・・・ このあたりが分からず質問させていただきました。