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副腎皮質ホルモン剤のリバウンド
湿疹などで使う副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)は、利用を急に止めてしまうと、体がこれまで「充分に分泌されているな」と思っていたのに急になくなって、リバウンドを起こす、と聞きました。そのため、徐々に利用量を減らしていくのがよいと。 ということは、体の1箇所で使っていた(ぬっていた)のをやめても、たまたま別の場所でぬることになったら、それでもOKなのでしょうか。それとも、その箇所での利用を徐々に抑えていく必要があるということでしょうか。 どいぞよろしくお願いいたします。
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内服や注射の場合には、長期連用において副腎皮質機能抑制が生じ、おっしゃるようなリバウンドが問題になることがあります。 一方外用剤の場合は、内服や注射剤に比べ吸収される薬剤の絶対量がかなり少なく、かなり強いクラスのステロイドを相当広範囲に長期間使用するような場合でもなければ、まず上記のような副腎皮質機能抑制が生じることはありません。 アトピー性皮膚炎などの慢性疾患にステロイド外用剤を用いていた場合、休薬によって時に症状が急速に悪化することがありますが、これは単に薬で抑えられていた症状が、薬を止めたことで増悪しただけのことです。 皮膚の炎症が進むとバリア機能が低下し、わずかな刺激(汗や物理的刺激など)にも反応するようになり、さらに炎症が進むという悪循環が生じます。 これはいわゆるリバウンドとは異なるもので、それまで使用してきたステロイドに起因する現象ではありません。
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- babyman
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私もYOSIOさんに同感です。 皮膚からの吸収は知れていると聞きました。 5年ほどかなりひどいアトピーに悩みましたが、ある先生に出会い今では完治しました。 その先生には今でも感謝しています。 ステロイドは使い方さえ間違えなければ強い味方になるということでした。 あとはとにかくアトピーを気にしないこと、掻いてはダメと思うことがダメということ、安心して掻くこと、皮膚を傷つけない強さで掻くことを身に着けること、掻くとの快楽に浸らないこと、 等を教わりました。生活改善、体質改善はなにもしていないのに性格改善のみで、湿疹がひどいときのみ薬にたすけてもらいながら、1年ほどで治ってしまいました。 友達もこれで治りました。よろしければ参考にしてみて下さい。
お礼
ありがとうございます。むやみなステロイド恐怖症ではなく、上手に使いたいと思っています。 ありがとうございました。
お礼
通常使うようなステロイド薬のリバウンドそのものが、疑わしいわけですね。 ステロイド剤を不必要に敵視することはないようにと思っていたのですが、それでも心配しすぎだったかもしれません。 とても勉強になりました。ありがとうございます。 (お礼を申し上げていたとばかり思っており、うっかりしていました。失礼いたしました。)