- ベストアンサー
国際問題や戦争は誰が悪いの?。
先日、朝鮮総連に家宅捜査が入って「不当捜査は許さない」というプラカードを持った総連の人がいました。日本人の自分にとっては敵対関係でもある在日朝鮮人(何も悪い事をしていない在日の方は違いますが)であるんでしょうが、過去の日本が犯した侵略に対する根深い恨みがそれを引き起こしたと考えると同じ人間として共感する気持ちも出ました。 イラク問題でも似たことを感じるのですが、アメリカのテロや独裁政治の撲滅を掲げた戦争行為は一見正義にも見えますが、その背景にはイ中東の石油を独占したいというアメリカの思惑のせいで中東の若者が仕事を無くし、テロ活動に入ってしまうという裏もありアメリカが中東をゆがませているという点もあるでしょう。 そうなると、誰を裁くべき国家・人間かわからなくなってきました。 生まれたばかりの赤ん坊はみな純粋であり、与えられた苦しさに攻撃性も生まれるという話もありますが、誰もがつみの無い人間に思えてきました。 これからの世界情勢はどうすればいいのでしょうか?。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
参考:『平和についての皆さんの意見を聞かせてください。』 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1918591 上記質問のNo.3で回答していますが、国家の争いも元を正せば個人間の争い の延長です。 つまるところは個人の問題が根にあり、これを克服しない限り問題の根本は 解決されないという結論になります。 他の方の回答にありますが、恨みの連鎖というのは要因として大きいと思います。 しかし、これに対する解決策を何らかの形で提示しているのは、宗教しか ありません。 まあ、日本人の大半は「神はいない」と思っているので、日本人がこの問題を 解決することは、まず期待できないでしょう。 そこで次善の策として、起きた争いを平和裏に収めるという方法があります。 これは比較的、日本人は得意な方です。 狭い日本でごちゃごちゃしながら二千年近く暮らしてきたのですから、相応の 知恵というものを持っています。 話し合う、経済援助する、あまりにウザイ相手は無視する(笑)などです。 根本的な問題解決は他国の智者に任せ、争いを武力衝突まで発展させないと いう分野で、日本が世界に貢献するのも一つの道かもしれません。
その他の回答 (9)
- syainara
- ベストアンサー率25% (6/24)
戦争の原因は宗教対立、領土問題、政治等いろいろあると思いますが、現実的に軍需産業の存在も大きいかと思います。 軍需産業とは兵器(人を殺す道具)の製造・販売ですが、これで多額の外貨を獲得している国は多いのです。 アメリカはもとより博愛主義?と呼ばれるフランスや なにかと日本を軍国主義と非難する韓国などもそうです。 (日本は兵器の輸出で金を稼いでいない) アメリカは10年ごとに戦争をすると言われていますが 軍需産業の在庫整理という側面もあるのでは?
- pluto002
- ベストアンサー率22% (73/331)
人間というのは食べるものがなくなると争い事になります。というより生き物のさだめというところでもあるのでしょうが、人間の場合これに将来を予測するという能力も持っているので、それが更に話を複雑にします。。すべての戦争を私は知りませんが、多くの場合エネルギー資源や食料などの確保のために戦争が行われ、一見、宗教や思想からぶつかっている様に見えても、よくよく整理してみると根本的にはエネルギー資源などの奪い合いである場合がほとんどです。最初は話し合いが持たれていても、全くの平等という状態はなく必ず片寄りができてしまうでしょうし、その土地の文化や宗教観によっても平等という概念すら少しづつ違いがあります。また、毎日の食事にも困るような、せっぱ詰まった状態になればなるほどフラストレーションのたまった社会が出来上がってゆきます。戦前の日本では、農村部などでの生活弱者は食うに困りまだ若い中学生ぐらいの子供までもが売春をして家計を助けるなど悲惨な状態にあり、またそんな身売りにいく子供を見かけてもどうにもできず心を痛めるだけ という社会がありました。そういったフラストレーションがたまりにたまった、不穏な社会の状態をできるだけ早くに打開するにはエネルギー利権の確保が最重要視されるようになります。
- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
政治の世界において、実際の政権担当者が、正義や善悪を絶対的な第一基準に置いて、判断することはないといっていいでしょう。 彼らが第一の基準とするのは、自分を支持し権力の基盤をなす人々の気持ちです。 これらの人々が、貧しかったり欲が多ければ、経済的利益が第一となり、思想・信条・宗教が優先する人々であれば、それが優先することになります。 これらの人々が、経済的に豊かで人道的正義が行なわれることを求めるなら、それを達成しようとしますし、世界の指導的国家であることを願うなら、軍事力の拡充はその一つの手段でしょう。 ですから、特殊な場合を除いて、自分を支持する人々からは、裁かれない・支持されるを政権担当者は目指しているわけです。 ただし、経済的利益を求めたり、軍事的支配を目指したとしても、対外・国内向けの発表には必ず、「正義の実現」とか「人権抑圧に対する戦い」とかの見栄えのよい建前が付き、善であるとのポーズを取ります。 大きな目で見て、生き物はは無垢であったとしても、その数が多くなれば必ず自然界のバランスを崩し、数が減ることになります。 小さな島でヤギが大繁殖したりすれば、外の草食動物や木・草は絶滅する種類もあるでしょう。 世界的視野で考えると、国益を守るという考え方は既に自然破壊による環境悪化を招き、自国以外の国民の不利益につながります。 ですから、これからの世界を考えるには、常に「世界益」を念頭に置く必要があります。(現在、それぞれの国においては、世界益を考える人は、自国の国益を考える多数派に対し、常に少数派です。しかし、それぞれの国の国益は両立しないことが多いため、世界人口から考えると、世界益を考える人が多数派と言っていいでしょう。 世界では多数派である世界益を考える人々が、それぞれの国では少数派でしかない所に、現代の国際社会の問題の本質があります。(ですから、裁かれるべき国は世界益を考えない国、つまりほとんど全ての国です。多分、国家という形態は既に時代遅れなのでしょう。ただ、それに替わるものが未だ作られていないために、続いているだけで・・・) 生物としての人類が、絶滅することなく生きながらえるには、善悪を超えて 1.世界益を第一に考えること。 2.これからの世界は、人口を減らすこと(多分今の半分の30億人くらいが地球の許容する人間の数でしょう。) を実行するしかありません。 最後に:無垢で無知であるのは、現実の社会においては一種の悪であること(ですから、教育は重要なのです。)を認識してください。
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
「朝鮮総連の家宅捜査問題」と戦争はなにも関係ないと思います。 例えば、日本人が米国人を拉致して殺害したとして、原因が「原爆で大勢の人を殺しからだ」といっても 罪は罪です。 そういって過去を引きずると、どうしても 「恨みの連鎖」というものがあれ、どんな罪でも正当化される危険があります
- g6200
- ベストアンサー率43% (88/202)
これは政治の問題というより、宗教・哲学の問題になると思います。個人の喧嘩だろうが、国家間の戦争だろうが、その原因は人間が本来的に持っている生存本能、エゴイズムだと思います。 猿から人間に進化して、農耕文明が生まれ、古代帝国が衰亡を繰返して、やがて今日のような現代社会に至った訳ですが、理性と感情を持つ人間も、まだ野生動物時代の野蛮さを克服できないようです。カモに矢をさして楽しんだり、いたいけな子供たちを虐待、殺したり、やたらめったら戦争をしまくったり、核兵器、化学兵器、生物兵器などの大量破壊兵器を開発しているありさまをみれば、動物や植物以上に人間は野蛮な存在なのかもしれません。 神の存在を肯定すれば、なぜ神はこんな人間というものを作ったのかということになりますし、神の存在を否定すれば、所詮人間も物理法則に基づいて動いている物質の固まりに過ぎないということになるでしょう。 >これからの世界情勢はどうすればいいのでしょうか? 戦争がなくならないことを誰も責めることはできないともいえるし、誰もが責任を持っているともいえるでしょう。だから地球上に生きているひとりひとりの人間がきちんと異文化の価値を認め、隣人愛と平和について自覚するしか根本的な解決は望めないと私は思います。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> 生まれたばかりの赤ん坊はみな純粋であり、与えられた苦しさに攻撃性も生まれるという話もありますが、誰もがつみの無い人間に思えてきました。 これが正しいかどうかは、私には分かりません。 ただ、子供は「人間」に育つ生き物です。子供は教育によって様々に変わります。いかなる教育を施すか、どのようなことを教えるかによって、人間は決まってしまうのです。 日本は太平洋戦争で米国に相当非道いことをされました(今もされている?)。しかし、誰もそれを恨みと思っていませんし、そのようなことを言い立てる人もごく僅かしかいません。 一方、イラクでも中国・朝鮮でもそうですが、過去の恨みを忘れず執拗に教え続けています。 別に日本が良い国であると主張するわけではありませんが、このような「恨みの相続」こそ悪の根元の一つだと思います。
- hinoki45
- ベストアンサー率25% (6/24)
そうですね、全てを相対的に理解するのはとても良いことです、様々な側面から見れば悪なんて存在しません。 ですが、あなたが社会に立つ身であるであるなら。 私は滑稽を承知で、百も承知で、悪を見極めてください、といわせていただきます。 この国では真面目さ・イデオロギー・はとかく敬遠されますが私は偽善であろうともあなたが確信できる正義が必ずあると思います。 この国では本当に正義が嫌われます、正しいものなんて無いと言われます。それですべてを語った気になるのですぐに人は飛びついてしまいます。 ですが、それは放棄です、ただ傷つかないだけの良い人です。善を成そうとするものや、この世界を支えようと多くの人の流した血を見ても偽善だ笑い。 罪もなく消えていく命に、助けることは自分の安全に関わるから遠くの別世界の出来事だと無視する。 これは善悪を放棄し続けた末の思考です。 迷いはあるともいますが、あなたが今現在で確信できること、その心に沿ってください。それが原理というものです。その確信を大切にしてください。 それから世界を見知っていくと、自分はどうする必要があるのか、これからどういう道をとるべきなのか、あなたなりに理解できると思います。 日本では世界を遠いものとすることがファッションのように捉えられている面がありますが、実はみんな原理を持っているのでは?むしろこれからその原理が必要になるのでは?と思っています。
- biwako1215
- ベストアンサー率13% (177/1302)
誰が悪いか? どんな紛争でも、両者にはそれぞれ長所と欠点が あります。 例えば靖国問題。中国や韓国が小泉首相の 靖国参拝を執拗に批判する場合、それぞれ 深い理由があって、どちらが悪いとは間単に 言えないでしょう。 第2次世界大戦で、日本軍が行った数々の 暴虐。それを克服しなくては、国のアイデンティが 得られないでしょう。 イスラエルとパレスチナの紛争。どちらにも 言い分があります。どちらが悪いのか? 簡単に答えはでませんね。 結局、人間が人間を裁くことができない。 一体悪い人間を誰が裁くのか? 神か?しかし、その神もいないのではないか?
- ipa222
- ベストアンサー率20% (903/4455)
喧嘩両成敗です。 個人であれ、組織であれ、喧嘩すると言うことは両者に非があるのです。 世界の歴史において、世界中でただの一日も戦争の無かった日は、ほんの十数日だったそうですね。 戦争は人間にとって必然のものです。 人間が、一日たりとも喧嘩や殺人が無い日はあるでしょうか?おそらく無い。毎日事故があり、喧嘩があり、殺人や強盗やレイプがある。 しかし同時に、人を愛し、新しい発見があり、新しい技術やアイデアが出てくる。音楽も美術も娯楽も料理も。 人間という生命は、そういう生き物です。 どこかの民族や個人が悪いわけではなく、みんな同じ生き物です。 人間は、他の生き物よりも多少悪いこともするけど、いいこともする。 味わい深い生き物だと思います。 世界情勢を決めるのは、個人ではありません。 今年の台風はどうなるのだろう?と心配しても始まらないように、世界情勢を心配しても、しかたがありません。 個人には手が届かないものだから。 なるようにしかなりません。 手が届かないことを心配するあまり、他の民族や隣人を恨むようになってもしかたがありません。テロリストやそれに類する人は、そうした手口で社会不安を煽って戦争に誘導します。 それには乗らないことが、実は世界を安定させる有効な手段なのです。