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この川柳の意味を教えて下さい。

ある小冊子を読んでいたところ、次のような川柳が佳作に選出されていました。 ぬいぐるみ お腹と背中 色違い ちなみに掲載されていたのは車関係の小冊子ですので、車に関係する句だと思うのですが…。 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sowsow
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.2

色違いの意味については,1のAliasさんの解答の通りだと思います。その上で,この,色違いに気がついたのが,つきあい始めたばかりの彼氏だったという解釈はどうでしょう? 車にぬいぐるみを置くというのは,どこか子供っぽさを感じる行為です。自分のお気に入りのぬいぐるみを新車の購入と共に車に飾ってご満悦の若い女の子が目に浮かびます。フロントガラスにはいろいろチャラチャラとぶら下がっていそうです。 きっとその子は,はやりにも敏感で,男の子から自分がかわいく見られるように,メイクなんかにも時間をかける子なんでしょう。そんな外見のかわいさから,引っかかった彼氏が,ふっと彼女の車の変色したぬいぐるみに気がついて…。 かわいさの後ろに隠れてる,彼女のだらしなさや無頓着ぶりに「ゲゲッ!」となった瞬間の一句と考えると,私はとってもおもしろい句だと思いますがどうでしょうか?

woomay
質問者

お礼

興味深く、そして楽しいご回答どうもありがとうございます。なるほど~。たった17字からここまで想像出来るsowsowさんには、パンチョもキダタローも脱帽でしょう(笑)作者が意図したものよりも、ずっと面白く、そして中身のあるドラマが展開されている気がします。うまいな、って感じです。ちなみにこの作者は、愛知県の34歳の男性でした。 思うに、この句には、Aliasさんが指摘して下さった以上の意味はないのでしょう。作者が言いたいのは「ぬいぐるみの片面だけ日に焼けて、表裏で色が違っちゃったよ」ということだけなのかもしれません。 この質問をしてからも色々と考えたのですが、やはり僕にはこの作品が「佳作」とは思えません(まだ言うか…)。一般の多くの人が、sowsowさんのように鋭い考察力で、この句を存分に堪能出来るとは思い難いのです。 ふと思ったのは、この句が掲載されていた川柳欄に投稿する人は極端に少ないのかも、ということです。まともに句として成り立っている投稿作品が少ないが故に、意味が通り、多少なりとも想像をかきたてるものを佳作として選んでいるのでは、ということも考えられますしね。 だらだらと書きましたが、素晴らしい解釈をどうもありがとうございました。また何かありましたら宜しくお願いします。

その他の回答 (1)

  • Alias
  • ベストアンサー率59% (173/293)
回答No.1

車関係だとすると、ぬいぐるみを車の後部座席の後ろなどに長い間乗せたままにしていたため、背中(またはお腹)だけが日に焼けて色があせてしまい、日に当たっていなかったほうは元のきれいな色をしている、といった意味なのでは?

woomay
質問者

お礼

ありがとうございました。また何かありましたら宜しくお願いします。

woomay
質問者

補足

ありがとうございます。僕らもそういう意味なのかなと思ったのですが、この句の面白味がわからないのです…(-_-;)ぬいぐるみが放っておかれてしまった時間の流れ、というものを表現しているんでしょうか…?「佳作」らしいんですが…。

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