• ベストアンサー

近似値と無理数・有理数の関係

近似値の中には無理数を有理数で代用するものもあるのでしょうか。 0.33333・・・を0.33で打ち切る場合と同じことなのでしょうか。近似値としてしか表現できないものもあるように思うのですが。

  • russy1
  • お礼率81% (104/127)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • proto
  • ベストアンサー率47% (366/775)
回答No.3

どういう答えを期待しているのかわからないんですが、連想したことを書きます。 うろ覚えですが「はじめての数論」という本で読んだことです。 正の無理数αに対して 自然数の組(x,y)と|x-y*α|について考えます 細かい説明はしませんが引き出し論法により   |x-y*α|<1/y となる(x,y)が無限に存在します。 少し変形すると   |x/y-α|<1/y^2 となる(x,y)が無限に存在し、これは十分大きな(x,y)について最適な組を探し計算すれば、|x/y-α|は十分小さくなるということです。 このときx/yがαを有理数で近似したものであることがわかると思います。 この場合目的の無理数と近似値の距離|x/y-α|の上限がわかっていますが。では下限を考えるとどうでしょう。 たとえば   1/y^3<|x/y-α| が示されれば、有理数は無理数にある程度までしか近づけないということになります。 事実としてαが代数的数ならば   |x/y-α|<1/y^3 が成り立つ可能性のある自然数の組(x,y)は有限個であることが証明できます。 ですからそのような可能性のある特別な場合以外では   1/y^3<|x/y-α| となります。 これはその数の性質によって決まることですが。 超越数の中には   |x/y-α|<1/y^4 のように、よい近似を無数に得られるものもあります。 つまり、有限の大きさの自然数の組を用いて無理数を近似する場合には、その近似値の精度には限界があるってことですね。

russy1
質問者

お礼

ご丁寧に有難うございます。勉強させていただきます。

その他の回答 (3)

回答No.4

No.3さんと同じく、質問者さんがどのような事を聞きたいのか はっきりとは判らないのですが、こんな事はどうでしょうか? No.3さんが述べている事と関連があるかもしれないのですが、 例えば、無理数である円周率π の小数表示を考えると、   π = 3.14159265・・・ ですから、その近似値として、次のような有理数An が考えられますよね。   A1 = 3   A2 = 31/10   A3 = 314/100   A4 = 3141/1000   A5 = 31415/10000     ・     ・     ・ これら有理数の近似値An は、もちろん約分できるものもありますが、 いずれにしろ、有効数字がn桁の近似値になっています。 ですから、お望みの精度での近似値が有理数の中に見つけることが (原理的には)できます。 そしてこうした事は、なにも円周率に限らず、一般の無理数についても 当てはまる訳です。 すると問題は、有理数の近似値の中で、近似の精度を上げるにしても、 いかに分子や分母の桁数の少ないような「扱いやすい」近似値があるか?  という点ではないでしょうか? つまり、近似値というのは、その真の値の代わりに数式に入れて、 計算を進める訳だから、なるべく扱いやすい数がいい訳でしょう。 例えば、No.1さんが述べている有名な円周率の近似値   22/7 , 355/113 は,それぞれ分子が2けた、3けたの有理数の中での最良近似値となっている! ・・・だったと思います!??

russy1
質問者

お礼

勉強の材料を沢山いただきまして有難うございます。勉強させていただきます。

noname#20428
noname#20428
回答No.2

0.3333・・・・は1/3なので有理数です。 整数の分数で表せるのが有理数ですね。 無理数を有理数で代用する例は、円周率の他にも2や3の平方根、自然対数の底eなど限りなくあります。

russy1
質問者

お礼

ありがとうございます。無理数は有理数で近似しないと具体的な数値にならないのかと思っています。

  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.1

πを3.14で代用するのは普通です。 また、アルキメデス以来、π≒22/7として来たし、祖沖之が355/113としたんですが。

russy1
質問者

お礼

どうもありがとうございます。具体的な数値は有理数なのかと思いました。

関連するQ&A

  • 有理数と無理数

    ってありますよね 無理数は、πや平方根等がある、と習いました。 では、 √25   _   3 などはどうなんですか?√25は5と表わせられますが・・ それと、  4  _  √3  のように、分母が√の場合も無理数なんですか? それとも有理化できるので、有理数なんですか? 教えてください、お願いします。 中学3年です。

  • 有理数÷無理数=??

    ただ今高一数学を勉強しているのですが(有理数÷無理数= ) をふと考えたのですが有理数が0の時答えは0で有理数。 有理数が0以外の場合無理数になるであっているでしょうか??

  • 有理数と無理数について

    「有理数は有限小数または循環小数となり、無理数は循環しない無限小数となることを示せ」という問いに関してアドバイスを下さい。   私的に考えた解答を書いてみます。  有理数とは、mおよびnが整数である時、m/nを有理数と呼ぶ。つまり、有限小数または循環小数が分数であるならば、有理数は有限小数または循環小数と言える。 例えば循環小数A=0.12121212・・・・を分数にする。 (10xA)-A=(12.12121212・・・)-(0.12121212・・・)     9A=12      A=4/3 となり、循環小数Aは分数となり有理数は有限小数または循環小数である。・・・・・どうでしょうか? 「無理数が循環しない無限小数である」というのは実数数において有理数以外のものが無理数だと認識している私は、分数表示できない数は無理数である・・としか示せないので、なんだか上手に表現できません。 アドバイス待ってます。

  • 無理数と有理数の証明

    √2が無理数であることは既知とし、√2+√3が無理数であることを次のように証明した。 まず、p=√2+√3、q=√2ー√3とする。 (1)pq=-1は有理数であるから、もしpが有理数ならqも有理数である。 (2)同様にqが有理数ならpもまた有理数である。 (3)またp+q=2√2は有理数ではないからpが有理数ならqは有理数ではない。 (4)よってqを有理数と仮定しても有理数でないと仮定してもpは有理数である。 (5)それゆえpうぃ有理数と仮定すると矛盾が生じる。 異常によりpは無理数である。 上の証明で不要と思われる文章を教えて下さい。 頭が混乱してさっぱり分かりません。 ご教示いただけますと助かります。

  • 有理数と無理数が無限個あること

    開区間(a,b) は無限個の有理数と無限個の無理数を含むことを証明せよ。 という問題に悩んでいます。有理数の稠密性と有理数と無理数の和が無理数になることを利用するのがヒントらしいのですが、それでもよく分かりません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、解説よろしくお願いします。

  • (√2)^(√2)は有理数か無理数か

    (無理数)^(無理数)=有理数 となる場合が存在する、という証明(下記)の中で出てくる(√2)^(√2)は、有理数なのか無理数なのかわかっているのでしょうか。教えてください。 証明:(√2)^(√2)が有理数なら、そういう場合が存在する。もし(√2)^(√2)が無理数なら、((√2)^(√2))^(√2)=2だからそういう場合は存在する。(√2)^(√2)は有理数か無理数なのだから、以上で証明終わり。

  • 無理数、有理数。

    無理数は有理数の数列の行き着く先の数である。一般にすべての実数は有理数の数列のいきつくさきとして表示できる。この具体的な例をあげろというのですが、全く意味がわかりません(-_-;)わかりやすく、お願いします

  • 分母に有理数と無理数があるときの有利化の方法

    分母がたとえば、 1+√3だった場合、有利化はどうすればいいんでしたでしょうか?? 解答を見ると、 それぞれが独立で二乗されてるようなのですが、なぜこうなるのでしょうか。 普通に和を二乗するとエンドレスで無理数が発生してしまいますよね。。 でも分母の数をそれぞれで有理化、ということになると値が変わってくるような気がしてしまうのですが・・・。 「分母に有理数と無理数があるときの有理化の方法」を教えてください!

  • 再び有理数と無理数について

    No.18913の方の質問を見ているうちに湧いてきた素朴な疑問です。 無理数をひっくり返して並べたような数は無理数ではないのでしょうか? 一例を挙げると、例えば「一桁目が3で、二桁目以降のn桁めは円周率πの小数点以下n桁目に一致する整数」です。即ち「・・・・・979853562951413」と言う数字です。この数字は一意に定義できて、しかも明らかに整数(有理数)ですよね? でも並ぶ方向が違うとは言え、πと全く同じ配列をしているので、数字としての分類が異なるのはなんだか不思議なような気がします。 こんな数字もたぶん研究している人が居ると思うのですが、お詳しい人がおられれば教えてください。

  • 証明問題:有理数と無理数について

    解析学で、実数の基本性質という章の設問です。 問題:相異なる任意の2つの有理数(無理数)の間には、少なくとも1つの無理数(有理数)があることを示せ。 この設問の直前に「実数と有理数の違いは連続性(Cantorの公理)にある」と書いてあったのでそれを用いるのだと思いますが、全く分かりません。どのような方法でもけっこうです。どなたか教えてください。