五輪フィギュアについての質問

質問

(1)フィギュアにはシングルとペアがあるのに、どうしてアイスダンスにはシングルがないのですか？
(2)男子がイナバウアーやビールマンスピンをやらないのはどうしてですか？女子には加点されるけれど男子では禁止、あるいはその逆という技があるのですか？
(3)エキシビションやアンコール用の演技、コスチュームの用意は、全選手があらかじめ準備しているのですか？

回答No.2

asagi-ouki · ベストアンサー

（１）アイスダンスの事はあまり詳しくないのでわからないのですが、NO１の方も書かれている通りシングルだとただのジャンプのないスケーティングという事になってしまいますね。
昔あったらしいのですが、シングルの選手でも表現力だけを競う大会があったようです。つまりジャンプをあらかじめ禁止されている大会ですね。現在ではそのような大会はないと思います。

（２）男子でもやってる選手はいますよ。
実際今回のトリノオリンピックのエキシビションでも３位になったカナダのジェフリー・バトル選手がイナ・バウアーをやっていましたし、ビールマン・スピンは今回金メダルを取ったロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手、５位になったアメリカのジョニー・ウィアー選手もＳＰやフリーの中でもやっていた事があります。
ただイナ・バウアーは荒川選手も言っていましたが、現在の採点方法では得点にはなりませんし、ビールマン・スピンも男子の場合身体が柔らかくなかったり、得意ではないのに入れる場合はポジションが崩れてしまう場合があると点数がつかなかったりする場合もあるので、あまり積極的にはしないのではないでしょうか？

（３）全選手は用意していないのでは？と思います。でも世界レベルの選手権に出る選手はほとんど用意していると思いますが、用意していなくて突然出る事になってしまった選手などはフリーやＳＰの演技をもう一度したりしてましたよ。

お礼

わかり易く教えてくださってありがとうございます。とても参考になりました。
惜しくも入賞を逃したあの選手は、どんなエキシビション演技を用意していたのかなと思い、ふとわいた疑問を質問させていただきました。用意してなかった選手は、うれしい誤算だったことでしょうね。

回答No.1

noname#20102

(1)アイスダンスはもともと社交ダンスが基本です。
だからシングルではできません。男女が組んで一緒に踊ることがダンスだからです。
現行ルールでも、男女が離れて滑っていいのは何回までと決まっていて、ほとんどは触れながら滑らなければなりません。
社交ダンスではなくてシングルで踊るとしたら、それはただジャンプのないスケーティングということでしょうか。競技として面白くないから成立しなかったのではないでしょうか。

(2)男子がやってもかまいませんし、実際、ビールマンスピンはプルシェンコ、日本の柴田怜選手などがやります。
もちろん加点要素となります。
ただ女子の方が体が柔らかいので柔軟技はやる人が多いというだけなのです。

(3)多分、全選手ではなかったと思います。自分で出られそうだと思う人は用意していくのではないでしょうか。
もし用意していなかったらそれなりに即効で何かやるしかないです。逆に用意していったのに出番がない場合もありますね。

お礼

納得がいきました。
ジャンプのないスケートというフレーズで
地味なイメージがわきます。
詳しく教えていただいてありがとうございます。