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作曲について:歌詞のメロディー
現在はじめて作曲に挑戦している高1のGtです 理論書は「ギタリストのための楽典」を読んで現在はコードの構造あたりまで理解できています。 早速少しずつ曲を作っていこうと思ったのですが、一つ疑問に思ったことがあります。 ボーカルが歌う歌詞に載せるメロディーの音はキーなどによって使っていい(またはその範囲内で使うべき音)などがきまっているのでしょうか? 自分でもいろいろと検索してみたのですが、この疑問だけ解決できませんでした。 詳しい方回答をよろしくお願いします。
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- deepimpact7110
- ベストアンサー率29% (108/365)
一応、コード進行によって、一般的にはメロディーに使える音は制約は受けると思います。 ただ、こうじゃないといけないという絶対的な決まりがあるかといえばそれについては無いと思います。 要は、コード進行に乗っかているメロディーが聴いていて気持ちいいと感じるか、気持ち悪いと感じるかで、最終的には判断すればよいことではないかと思います。 あと、コード進行に対して、理論的に使用できるスケールの音以外でも、経過音的な使い方であれば使える場合もあります。 私の場合は、作曲する際には、最初はあんまり理屈(理論)は考えません。理屈優先で考えても、あまり良いメロディー作れた試しがありません。 ただ、手順として、コード進行を先に考えて、それにメロディーを乗せる方法が多いのですが、そればかりでは、パターン化してきて、新鮮味がなくなるため、そういう場合は先にメロディーを考え、それにコードを付けていくことで、良い曲が作れたりすることがあります。
- entertain
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こんばんは! tuka_001さんが、作ろうとされている曲というのは ボーカルやギターという言葉が出てきていることからポップス系のジャンルということですよね(クラシック以外のジャンル)。 どうしても楽典などの理論書を読むと禁止されている音の動きなどが解説されていて 「自分のしようとしていることは、しっかりと理論に沿ったことなんだろうか?」 「こんな音の動き(または、コード進行等)をしてしまっても理論的に問題はないのだろうか?」 と考えてしまいがちだと思います。 しかし、ポップスの音楽理論は、最終的に突き詰めていくと 曲全体を聞いた時にトータルで変な響きでないのならば どのような音を用いても構わないし、どのようなコード進行をしても構わないと言うことになってしまいます。 変な響きでないっていうのはどういうこと?と思われるかも知れませんが そこは自分の耳で判断するしかありません。 その判断した響きが他人に受け入れられるかどうかというのが問題です。 でも、No,1さんが仰っているように キーが定まっているのならば、そのキーのスケールに含まれる音を中心に使った方が 無難なことは無難です。 また >キーなどによって使っていい(またはその範囲内で使うべき音)などがきまっているのでしょうか? ですが、これは、決まっていると言う人もいれば、決まってないと言う人もいると思います。 これはジャンルに左右される部分も大きいように思います。 少なくとも、ポップスではどの音を使っても良いという感じです。(理由はこの後に説明します) しかし一応基本的には、キーのスケールにある音を使うというのが普通です。 そして、どの音を使っても良いという理由ですが tuka_001さんはブルーノートというものをご存知でしょうか? キーの3度、5度、7度の音を半音下げた音のことです。 これは、ブルースなどでは当たり前に用いられている音で キーがメジャーであるにも関わらず、このブルーノートをメロディの中に織り交ぜることによって ちょっと、ちょっとダークで小粋な雰囲気を作り出すことが出来ます。 例えばキーがCメジャーだとスケールに含まれる音は C,D,E,F,G,A,B ですが、 ブルーノートを使うことにすると C,D,E,(Eb),F,G,(Gb),A,B,(Bb) ※()内がブルーノート となって Eb,Gb,Bbという新たに3つの音を使えるようになります。 この音を使ってメロディを作ってみれば、また違った雰囲気のメロディを作り出すことが出来ると思います。 この他にも、サブドミナントマイナーコードなどを使えば キーCメジャーの時は、Abの音を使うことも出来ますし。 要はキーがCメジャーというだけでも、メロディに使える可能性のある音はたくさんあるということです。 また、当然Cメジャーでこれだけの音が使えると言うことは 他のどのメジャーキーでも、同じ要領でこのように音が使えるのは明らかです。 そして、さっき書いたブルーノートと、サブドミナントマイナーだけでも 全部で12音階の内の11音を既に使っているわけですから、もうどの音を使うかは作曲者次第とも言えてしまいます。 もちろん、これらのブルーノートなどの音を使うときには伴奏に使うコードも自ずと変化してきますので 後は、どのようなコードを使えば効果的な響きが得られるか、を実践・研究していくのが良いと思います。 ブルーノート、サブドミナントマイナーコードなどの詳しいことについては ここで書くと長くなってしまいますので 興味があればご自分でお調べになってみてください。 きっと詳しく解説してくれているサイトさんがあるはずです。 ブルーノートとサブドミナントマイナーコードの話でなんとなく伝わったかなと思いますが Cメジャーキーだけをとって考えてみても 12音中11音を使って良いことになるということから 最終的には変な響きでなければ何を使っても良いと言うことになって行くのです。 (ちなみに、後1音も“裏コード”の関係で結局使って良いことになります) ですから、まずはブルーノート、サブドミナントマイナー、裏コードという言葉について 知識を深められると良いと思います。 この3つを知ることで使える音の可能性がぐんと広がるはずです。
作曲をする上では、これだけが正解というような限定された答えが用意されている訳ではないので、必ずしもすべてのケースでそれを当てはめて考えなければいけないということはありませんが、基本的にキーというのはキーで示されている音をトニックとしたスケールを基準として、その曲の中で使われている音階を簡易に表現したものです。 ですので、キーが示されているとしたら、そのキーのスケールに属する音を選んで使うようにした方が、曲の展開とメインメロディーとがとけ合い易いでしょう。 絶対に守らなければいけないルールと凝り固まる必要はありませんが、キーがある以上はキーに属する音を選ぶのが無難です。 そういう意味では、メロディーの音はキーによって使っていい音が決まってくると表現しても差し支えないかも知れません。 ただし、作曲という作業に関しては、先にも触れたようにこうすれば正解といえるような解答が用意されている物ではありません。 敢えてキーに属さない音を選んでメロディーを構築することも、手法としては一つの立派な選択肢ともいえるでしょう。 参考まで。