ロシア語、画一的なアパート

質問

1968年に書かれたЕ.ПоляковаのБольшая Москва, Медвековоからです。

Одинаковые квартиры

Если ты живёшь в однокомнатной или трёхкомнатной, можешь быть уверен, что над тобой и под тобой─точно такие, с крытыми ярким пластиком полами, с ванной, с душем-шлангом,со встроенными шкафами. А если у тебя нет шкафов, то утешением может служить то, что у других обитателей таких же квартир их тоже нет.

一応訳してみました。

”画一的なアパート

ワンルームに住もうとスリールームに住もうと、ピカピカ光るプラスチックで覆われた床、浴室、ホース付きのシャワー、作り付けのクローゼットがついていて
自分の上も下も全く同じであることを恐らく確信でます。クローゼットがなければ、同じようなアパートの他の住人にも同様にないと考えれば、気慰めにはなるかもしれません。”

特に分からないのは 最後の文で、утешениеが造格になっていますが、これはどれにかかっているのでしょうか？また、может служитьの主語は то, что у других обитателей таких же квартир их тоже нетでいいんでしょうか？それから служитьは何に奉仕するのか、間接目的語が見つかりません。

ロシア語の得意な方、回答をお待ちしております。

回答No.1

Kencabay · ベストアンサー

この文でутешение（慰め）は何に当たるのでしょうか？то, что у других обитателей таких же квартир их тоже нетという事実がутешение（慰め）になっています。

служитьは訳されている通りに奉仕する（与格－誰に、何に）勤務する（前置格－どこで　例：軍で、造格－誰として　例：将校として）以外にも
“役に立つ”という意味合いも持ち合わせています。

ご質問の文なら、慰めとして役に立つ、すなわち慰めになる、と正しく訳されていますね！何が慰めになっているのか？：同じようなアパートの他の住人にも同様にない：という事実が慰めになっているのです。
直訳すると、この事実が慰めとして（造格）役に立つ、慰めになるということです。

例を挙げるなら(オジェゴフ露露辞書より）
Диван служит ему постелью
ソファーは彼の寝床である。
寝床は造格のпостельюになります。（主格постель－女性名詞）

つまり“служитьは何に奉仕するのか”ではなく“何としてслужитьしている”と考えてください。

お礼

回答ありがとうございます。

служитьについては造格を伴う用法を見逃していました。それでも、正しい訳には漕ぎ着けたようですが、、。辞書で調べ直したら確認できました。

回答No.2

machirda

утешениеについては＃１さんが正しく説明されているので、その他気になったことを書きますね。cartamo88さんはもう文法的な誤りをほとんど犯してませんから、細かい指摘になるかもしれませんが、ご容赦ください。

まず、始めのОдинаковые квартирыを「画一的なアパート」と訳すのはちょっと不自然かなと思います。日本語の「画一的な」は、具体的な物体と結びつくことはあまりありません。この場合は「同じようなアパート」ぐらいでいいかもしれません。

それから二行目のс крытыми ярким пластиком поламиのяркийですが、この単語は「ピカピカ光る」という意味のほかに、特に色について「鮮やかな色」を指すことがあります。この場合、色について言っているのではないかと私は思うのですがいかがでしょう（特にソ連時代の建物にはよくあることです。私がモスクワで住んでいたところも、洗面所とお風呂のタイルはどぎついピンクでした）。

あと、шкафはクローゼットとは限りません。本棚とか、食器棚とか、ロッカーとかもшкафというので、あまり絞らずに「棚」とだけ訳したほうが無難かもしれませんね。

以上のことを踏まえて、うまい訳とは言えませんが、ちょっと訳してみました（変なところがあればツッ込んでください）。

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「同じようなアパート」

ワンルームに住むにしても、スリールームに住むにしても、派手なプラスチックの床があって、浴室があって、シャワーがあって、作り付けの棚があって...
上の部屋も下の部屋も全く同じつくりに違いないと思うでしょう。

棚が無かったとしても、同じようなアパートに住んでいる他の人たちのところにも、やっぱり棚は無いのだと思えば慰めにもなるでしょう。

お礼

回答ありがとうございます。

одинаковыйは簡単に「同様な」でよかったんですね。
でも、旧ソ連というと どうしても「画一的」というイメージがあったもので（笑）。前の封筒の質問みたいに、改めて日本語の大切さを感じました。それから
服飾の質問もロシア語だけの問題でもなかったし、
もっとロシア語だけでなく広く勉強しないといけないです。

＞特に色について「鮮やかな色」を指すことがあります。
日本人は淡い色を好む傾向が強いですが、ロシア人は
極彩色を好みますよね。

шкафはイメージはつかめたんですが、訳しにくかったです。押入れなどもшкафの範疇に入りますよね。

ロシア語を学習して半年が過ぎましたが、難しいところだけです。長文でも、英語やフランス語で鍛えた語学の勘で何となく意味もつかめるんですが、英語やフランス語とも勝手の違う部分も多く、戸惑いながら学習しています。・・・単語がなかなか覚えられません。学習のピッチが早いのだと思うんですが。たった、半年で英語で言えば高校レベルの文章を読んでいるのですから 余計そう感じるかもしれませんが。