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Computer Assisted Language Learning(CALL)について

CALLについて書かれた日本語の概説書で、ネット上等で入手可能な図書をご存知の方がおりましたら教えてください。 また、インターネットを利用した学校での授業もCALLに分類されるのか、英語ではそのインターネットを利用した授業のことをなんというのか、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • moguyan
  • ベストアンサー率56% (106/189)
回答No.3

 再び補足に対して回答いたします。学生の方でしょうか。卒論でしょうか。修論でしょうか。先行研究をまとめるだけでもたいへんなことですから,論文のレベルによってはおっしゃるように既存の論文や書物の紹介程度になってもかまわないと私個人は思います。指導教官がどのようにお考えかはわかりません。ただ単に紹介すると言ってもそこには当然自分の考えや意見が入りますから,discussionのところで自分なりの切り口で紹介をすればよいと思います。  修論以上のレベルになるとこれでは通りませんので,データが必要です。英語の授業を行う立場の方でしょうか。一番良いのは授業実践のデータを分析してdiscussionすることだと思います。私がよく見る論文もこのタイプです。授業実践ができないのであればアンケートはどうでしょうか。数が集まり分析をかければそれなりの説得力が出ます。例えば周りの学生に中学・高校時代の英語の授業はどうだったかを聞くことなどです。CALLについては理論や実践の本や論文は多数ありますが,なぜCALLが日本の英語教育で普及しないのかという論点で書かれた論文はあまり見ません。  英語以外の言語に関してはよくわかりません。取りあえず英語でよいのではと思います。

brosnan
質問者

お礼

 再度ご丁寧にご回答していただきましてありがとうございました。今回このような質問をさせていただいたのは、卒論でCALLについて書きたいと思っていたからでした。まだまだ先行研究が足りないので、とにかくたくさんの論文を読んでさらに研究していきたいと思います。本当にご回答ありがとうございました。  moguyanさんはCALLにとてもお詳しいようで、本当ならこれからも色々とご指導いただきたい思いですが、残念です。とにかく、二度に渡ってご迷惑をおかけいたしました。そして本当にありがとうございました。   

その他の回答 (2)

  • moguyan
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回答No.2

 補足に対して回答します。Network-based TeachingはCALLの一部です。ただ最近ではインターネットばかりが目についてインターネット以外のCALLがあまり目立ちません。以前兵庫県立大学におられた宮本節子先生の 『マルチメディア語学学習教材の開発と評価―理論と実証と』という本はたいへん参考になりました。インターネット以外ということになると英語教育工学という分野になるかと思います。  なおインターネットを用いた英語教育で,CMCという言葉もよく見聞きします。Computer-Mediated Communicationです。家に帰れば本や論文がありますのでもう少し詳しくお答えできると思います。

brosnan
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。Network-based TeachingとCALLのつながりがわかり大変ためになりました。  ところで再びご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、下記の質問にご回答していただけないでしょうか、どうかよろしくお願いします。  実は私はCALLの中でもインターネットを利用した「英語」の授業の可能性や問題点をテーマにした論文を書こうと思っている(英語を専攻しているため)のですが、それらのこと全てはすでに出版・販売されている図書で述べられた観があり、論文がただの要旨で終わってしまうのではないかとい思いどうすればよいのか悩んでいます。また、Network-based Teachingは、英語という特定の言語の習得のみに関する方法ではなく、あらゆる言語に応用が利く方法であるので、Network-based Teachingを英語科という範囲内に限定して論じることに意味があるのかもはなはだ疑問になってしまい挫折しています。ただ、Network-based Teachingにとても興味があるので是非ともこれに関する論文を書きたいと思っているのですが、英語科との関わりから述べるとなるととても難しく苦難の日々です。  上述しました質問(悩み)に対して少しでも結構ですので、何か示唆的なアドバイスをしていただけると幸いです。どうかよろしくお願いします。

  • moguyan
  • ベストアンサー率56% (106/189)
回答No.1

 回答がないようですのでお答えします。  図書のタイトルは実物がないので,はっきりとは覚えていませんが,この方面での日本の第一人者は,立命館大学の朝尾孝次郎先生,同志社大学の北尾謙治先生ですから,このお二人のお名前で検索すれば出てきます。日本では最初はCALLと言わないで,CAIという言葉が定着していたようですから,こちらの名前の入った図書ならいくつかあったと思います。CALLという言葉が定着し始めた頃には,もうインターネットの時代になっていましたから,CALLの大部分はインターネット活用の英語教育ということになります。こちらの方面では東京国際大学の山内豊先生が最先端を行っていて,著書もあります。  インターネットを利用した英語の授業はNetwork-based English Teachingと言っています。

brosnan
質問者

補足

 ご回答ありがとうございました。  ところで、大変ご迷惑をおかけいたしますが、Network-based English TeachingとはCALLの中でも特にインターネットを利用した授業のことをいい、CALL(の分類)の中の一つ(の方法)と考えてよろしいのでしょうか、教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。  

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