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大和主砲の衝撃波

軍事カテが無いのでこちらに投稿します。 昨日、「男たちの大和」を観てきました。思わず感涙しましたが、気になるシーンがあったので教えてください。 戦闘シーンのなかで、敵機に向けて主砲(三式弾)を発射するシーンがあります。 以前、ミズーリが主砲を発射する瞬間を上空から捉えた写真を観たことがあるのですが、発射時の衝撃波で海面が丸く大きく凹んでいました。大和の場合も同様に相当な衝撃波が出ると思われますが、甲板の露出銃座の水兵達はこの衝撃波で吹っ飛ぶことは無かったのでしょうか。三式弾の場合はそれほど衝撃波は発生しないのでしょうか。 武蔵がレイテ沖で主砲を発射した時、衝撃波で露出銃座の水兵たちがボトボトと海に落っこちた、という書き込み(2ch)を見たことがあるものですから、ちょっと気になってしまいました。

質問者が選んだベストアンサー

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  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.3

主砲を撃つ際は、目標までの距離によって装薬の量が変わります。三式弾射撃の場合は、主砲を水平線の向こうの目標に向けて最大射程で撃つ場合よりも装薬量は少ないでしょう。それでも、No1・No2の方が言われるように、艦上に人がいる状況で主砲を撃てば大惨事となります。 「男たちの大和」で、大和が主砲で三式弾を撃つ場面は3回あったと思いますが、 1. レイテ沖海戦時、遠くにいる敵編隊を射撃 →射撃前に機銃員が退避しました。 2. 沖縄特攻時、遠くにいる敵偵察機(飛行艇)を射撃 →退避の描写なし 3. 敵アベンジャー雷撃機の編隊を射撃 →退避の描写なし なお、レイテ沖海戦時は三式弾を実際に撃っているはずです。長門が三式弾を撃ち、空母隼鷹を狙っていた敵機を一度に撃墜したと言う話があります。大和も同様でしょう。武蔵の場合、兵員を退避させずに主砲を撃ち、凄惨な状況であったそうです。 一方、大和の沖縄特攻時は、 (2)の場面では、敵飛行艇までの距離が遠くて三式弾の射程外であり、射撃せず (3)の場面では、天気が悪くて海面近くまで雲が立ち込め、大和は雲に埋まっているような状況。三式弾を撃てる状況ではなく、射撃せず。 であり、大和は主砲を撃たないまま沈んだそうです。映画の描写はフィクションと言うことになります。

ys528
質問者

お礼

三式弾でもそういうことでしたか。 やはり演出上のフィクションだったのですね。 スッキリしました。 ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.5

児島譲氏「戦艦大和」では、沖縄攻撃時に、敵機との距離2万mで主砲を撃ってますね。 1万mで機銃、高角砲を撃つよう攻撃手順が決められてたようです。 僕も見ましたけど、主砲は艦長が防空指揮所に上がって、主砲発射と命令した後しか撃ってないきがしますけど。 その後の砲撃は、高角砲でしょう。 大和クラスの主砲は、砲齢があって、200発ぐらいしか撃てません。(撃ったら、砲を交換しないと、破裂する怖れがある)沖縄で撃つ気でいましたから、当りもしない航空機相手にめったやたらに撃つものではありません。

ys528
質問者

お礼

攻撃手順が決まっていたんですね とても参考になりました。ありがとうございます。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.4

過去に同じ質問をした人がいますが、よっぽどベタな演出だったのかな? No.1897974 質問:戦艦大和の主砲発射時 甲板での衝撃は? 余談ですが、私は実物(映画セット)を見に行きましたよ(笑)

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1897974
ys528
質問者

お礼

これは大変失礼しました。全く同じ質問ですね。 以後、質問する前には検索するよう心がけます。 私が写真で見たのはミズーリではなくアイダホのようです。 ありがとうございました。

  • Zozomu
  • ベストアンサー率22% (123/545)
回答No.2

爆風に対して人間が耐える事のできる圧力は0.5kg/平方cm以下で、 1.16kg/平方cmになると意識が朦朧とすると言われています。 これに対し、大和・武蔵に搭載された46cm45口径砲の発射時に砲口から伝わる爆風は 1門だけの場合では5m離れた地点において、10kg/平方cm超、 3門斉射時は同じく5m離れた地点において、20kg/平方cm超になります。 大和・武蔵の艦上において、爆風から逃れられる場所はありません。 人どころか、カッター(小型艇)や飛行機すら吹き飛ばされる状況です。 その為、大和・武蔵ではカッターや飛行機を後部上甲板(つまり艦尾部の艦内)に格納する方式をとっています。 大和・武蔵の完成当初から設置されていた機銃座には爆風よけとして防楯が設けられていましたので、主砲発射時にも問題なく射撃が行えるようにされていました。 後に増設された機銃座に防楯がつけられていたかは不明です。 ちなみに、艦上でもろに主砲発射時の爆風を浴びると、数十メートル吹き飛ばされる事になり、内臓破裂等で即死します。 (ボトボト落ちると言った可愛い状況では有りません。)

ys528
質問者

お礼

やはりそうでしたか。 とても詳しい回答をありがとうございます

  • 6dou_rinne
  • ベストアンサー率25% (1361/5264)
回答No.1

大和の場合は、カッターやランチなどの小艦艇すら主砲の衝撃波で壊れないように甲板下に収納されていたくらいですから、主砲発射時に甲板にいたりして直接衝撃波受けたりするとよくても重傷、悪くすると死んでしまうので主砲発射時には退避命令が出ます。 高角砲や機銃の場合は主砲を発射するから逃げて打たないというわけにはいかないのでちゃんと防護壁?があったはずです。

ys528
質問者

お礼

やはりそうでしたか。 映画の中では、銃座も含め全員戦闘配置についたままの状態で主砲をズドーンとやっていたのですが。主人公が座る銃座には防護壁のようなものはありませんでした。 ありがとうございます

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