• 締切済み

オーキシンと尿

光屈性の原因である成長促進物質について、ウェントが明らかにしました。その後、ケーグルが成長促進物質を単離してオーキシンと命名しました。 ここは理解できます。 しかし、ケーグルがオーキシンを単離するために「ヒトの尿」を用いたのが何故なのか分かりません。もしかしてケーグルは、ヒトの尿をしみこませた寒天を使ってアベナ試験法で確認したのでしょうか? どのようにして、ヒトの尿中にある物質が植物の成長促進物質と同じであることを証明したのか。その経緯や、実験法などご存知でしたらお教えいただけないでしょうか。

みんなの回答

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

ケーグルがオーキシンを人尿中から単離したことは確かと思いますが,生理作用については確認試験はしていないと思います。 なぜかと言いますと現在ケーグルがオーキシンとしたものには成長ホルモンとしての生理作用はないはずです。彼が人尿中より単離してヘテロオーキシンと名付けた物質がまさにインドール酢酸ではありましたが… 結論は彼自身は植物の成長促進物質と同じであることを証明してはおりません。なぜ成長ホルモンだと言えたのか,また何を目的にしていたのか 等解らないことだらけのようですね。

greenhouseeffect
質問者

お礼

早速のご解答ありがとうございました。 ただ、ケーグルが何を意図して単離実験を行ったのか? 植物ホルモンとは全く関係のない実験をしていて、偶然にも植物ホルモンと同じ物質だったのか?だったら、それが植物ホルモンと繋がったときに何か感動的なエピソードがあったらいいな…。 などと考えて、調べてみたのですがケーグルさんが何者か全く分かりません。あ~気になる!

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