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建物の年代を見極めるには?

いろいろな都市に出掛けて町並みを眺めていると, 初めての土地でも,見たことのあるデザインの建物を見かけることが,多々あります. これは,建物が建築された年代が一緒で,各年代に建築の潮流や流行があるからだと思います. 逆に建物のデザインから,建築年代が分かるようになれば,都市の構造や変化の過程などが見えてくると思うので,その勉強をしたいと考えています. どのようにすれば,建物の外見からその年代が分かるようになるでしょうか? 最終的には経験を積まなければならないと思いますが,その前提となる基礎を固める方法を教えてください. お勧めの本でもかまいません.よろしく御願いします.

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  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.1

 なかなか解答が付かないようですね。私自身は建築の専門家では ないのですが、建築関係の知り合いが多く、私もよく建築について 質問するほうです(^o^)。また、海外にはよく出かけています。  で、私なりの回答ですが、建物の外見から年代を判定するのは、 おそらく無理です。なぜなら、外見はカンタンに模倣できるから です。とくにヨーロッパでは、日本流に言えば「街並み保存条例」 みたいな法律が多く、建物を改築・新築する際も、周囲の建物と 外観を合わせる必要があるという街が少なくありません。  日本でも、たとえば金閣寺は昭和25年に放火で消失したため、 現在の建物は昭和30年に建てられたものです。ただ、建築に際し ては一流の宮大工が担当し、旧来の方法で建築していますので、 外観だけでは建築年代を推し当てるのは難しいでしょう。  いっぽう、建物の内側には、年代なりの建築手法が現われやす いです。たとえば梁の張り方や、使っている建築材などに特徴が 現われます。とくに西欧の教会(ドーム)は、年代が新しくなる につれ建築技術が高度化し、壁がどんどん薄くなっていきました。  これは米国の高層建築も同様で、シカゴは高層建築の博物館と 言われますが、20世紀初頭の高層ビルでは1階部分の壁厚が2m にも及ぶビルがある一方、戦後の建築ではほとんど壁厚を感じさ せないものもあります。これには建築技術の進化に加えて、建築 材の進化も大きく寄与しています。  こういった見分け方を学ぶには、やはり建築史と構造について 学ぶ必要があると思います。ただ、18世紀の建築など古い建築に ついては、建築の現場ではさほど役に立たないので、どちらかと いうと美術史の範囲に重なってきます。とりあえず建築史の書籍を あたるのがいいのではないでしょうか。

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その他の回答 (1)

  • kawahira
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.2

質問者の方が、どの程度の年代を考えておられるのか(古代建築も含むのか、近代建築に限るのか)、地域はどの範囲なのか(日本のみ、あるいは世界か)にもよるとは思いますが、やはり建築史の本を漁るのが一番だと思います。「建築様式」などのキーワードで検索してみると良いと思います。 (近現代建築ならば、雑誌『新建築』などは参考になると思います。) とにかく、多くの建築関連の本に触れ、多くの図面、写真を見、実際の建物を訪ねてみることが近道になると思います。

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