- ベストアンサー
選手の調子の「波」について
大相撲の先場所で、解説の舞の海さんが、「場所の15日間に調子の波を最高に持っていかないといけない。それが難しい。」とおっしゃっていました。 以前のことを思い起こすと、マラソンの瀬古選手がコンディションに失敗して惨敗したことがありました。 一方、今シーズンのイチローのように、全般的に見てコンスタントに活躍した、ということもあります。 「調子の波」というものの実態は何なのでしょうか。 また、このような「波」についてのお考えがありましたらお聞かせください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
johnpaulさん、はじめまして。スコンチョといいます。(^_^) スポーツは大ざっぱに分けて、以下の3つの要素があると思います。 (相撲でも「心技体」っていいますよね) 1.思考(戦略・イメージなど) 2.技術(戦術・テクニックなど) 3.体力(基礎体力・筋力・持久力など) 1の思考部分は、人間が最ももろさを露呈しやすい所と言えます。非常 に不安定な部分で、安定させる為にはメンタル面のトレーニングと、2・3 の充実が必要不可欠となります。これが好不調の波を作る大きな原因では ないかと考えます。 2の技術面はそのときのポジションやランクで必要とされているスキルを 修得していく必要があるのですが、その選択と修得後の活用が難しいかと 思われます。 そして3の体力ですが、十分に動いていないと感がつかめないでしょう し、動かしすぎて疲労が残ったり故障したりしては元も子もない状態となり、 非常にデリケートなものだと思います。 この3つが上手く機能するように調整することがコンディションが良い といえると思います。 これに加えて、対戦スポーツの場合は対戦相手の好不調もあるわけで、 偶然不調の相手と連続して対戦することもあるでしょうし、その逆もしか りです。 こういった運も含めた要因が複雑に絡み合って「調子の波」(結果が 出せたり出せなかったり)というモノが出来るのではないかと考えます。
お礼
skonchoさんありがとうございます。 心技体の3要素、よくわかりました。 そう考えると、イチローの活躍は本当に見事のひとことに尽きますね。 さまざまな面で厳しく自己管理する能力を備えていないといけないですから。