江原啓之氏が擁護される理由は
江原啓之氏の霊視能力が完全に虚偽であると仮定した場合、関係者等からそれが『やらせ』である事を証明する決定的な証言が未だに出てこないのは何故だと思いますか。
江原氏はこれまでに幾つもの霊視関連番組に出演して来ました。
そしてその中で、出演者やスタッフなど数え切れない程大勢の人間が江原氏の『霊視』に実際に立ち会い、実態をその目で見ているはずなのに、江原氏のやらせを確実に裏付けられるだけの質、量の証言が何処からも上がって来ないのは実に不思議です。
特に中でも『オーラの泉』には、タレントだけでなく各界の著名人も複数出演し、江原氏の「霊視カウンセリング」を番組内で受けています。
にも拘らず、と云うことはつまり、江原氏のやらせ霊視は業界レベルかそれ以上の規模で非常に大掛かりな箝口令が敷かれ、やらせが視聴者にバレないように徹底的に擁護されていたと云う結論になってしまいます。
出演者側としては、江原氏の絶大な人気と知名度にあやかり自身のイメージアップ戦略を図りたかったのではと考えられなくも有りません。
しかし江原氏には信者も多いですがアンチも同じぐらいの数存在しますし、いくら江原氏が売れていると言っても江原氏に殆ど、または全く関心の無い層も当然存在する訳です。
また江原氏の霊視をやらせだと知って加担する以上、将来的に江原ブームが去った際、周囲の人間かもしくは売れなくなって自棄になった江原氏自身の暴露かに因って、
「やらせ霊視に加担したインチキタレント」と後ろ指を指され一気にイメージダウンしてしまうかもしれないリスクをも同時に抱え込んでしまう事になります。
何れにせよ、番組に出演したゲストが自分のデリケートなプライベートまでをも「やらせ霊視」のネタにして差し出し、演技とはいえ江原氏や共演の美輪明宏氏の事を神聖視してまで、やらせに加担するほどのメリットの存在は認められ無い筈です。
次に番組側から考えてみると、ゲストが「やらせ」を口外しないように出演者に対して口止め料を渡し、隠蔽工作を図ったのではと見ることが出来なくも有りませんが・・。
しかし所謂「スピリチュアルブーム」絶頂期にいくら江原氏が売れていたと言っても『オーラの泉』の最高視聴率は20%にも達してはいませんし、また書籍やDVD、講演会等からの利益を守るためだったとしても、
総勢100人規模のゲスト出演者、及びその周囲の人間、加えて業界関係者の全てに対して、やらせに関する半永久的な口止めを実現させるためには、気の遠くなるような額の費用と手間が必要になるはずですから、江原氏がいくらやらせ霊視で荒稼ぎしまくっていたとしても流石に収支の割が合わない筈です。
以上の様に、加担する側にも仕掛ける側にもデメリット相応以上のメリットが存在したとは到底考えられないのですが、ならば何故、やらせであるならばとうの昔に破綻していたはずの江原氏による極めて大規模な「やらせ霊視」や『オーラの泉』の様な番組が成立したのだと考えますか。
【補足】江原氏の霊視が虚偽であることを裏付ける証拠としては、
『壇れい霊視ミス疑惑』『27時間テレビやらせ疑惑』
『放送倫理委員会の調査に対するフジテレビ側の-信じてしまう人もいる-との回答』
等の例も有りますが、江原氏の霊視能力の虚偽を確定的に裏付ける証拠としては不充分であると考えます。
お礼
そうですね、「えぐら開運堂」だったと思います。 深夜で、芸能人じゃなく一般の方の相談を受けていた番組です。 その内容が本題だったんじゃなくて、何かの話の合間にスルッと入った話題だったので、聞き逃しちゃったんですよね。 すっきりしました。回答ありがとうございました。