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S45Cの熱処理について
一般に入手できるS45Cは焼入れ焼き戻しの処理は施されているのでしょうか?材料表記する際に指定しなければいけないのでしょうか?教えてください。 宜しくお願いします。
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使用用途は分りました。一般的にどれが手に入ると言うより機械設計屋さん辺りなら熱処理屋さんを知っていると思いますのでご相談される方が賢明ですよ。熱処理されている物を手に入れると言うより加工後に熱処理を依頼すると言うのが通常の流れです。生地(生材)だから加工が安易なのです。熱処理を施すと加工が難しくなります。 実際にシャフトとして使用するとして、構造上の強さをどのように算出さたらのでしょうか?強さに基づいて“材料選択”“熱処理方法”を設定する必要があります。 一口に靭性といっても十円玉(銅)は靭性はありますよね?強さが足りないと思いませんか?S45Cに靭性を求めるとするなら高温焼戻し処理された靭性のある処理をするやり方、低温焼戻しで強さとある程度の人性を持たせた低温焼戻した物を選定する必要がありますがシャフトとしてどちらが適しているか?は構造上のどの程度の捻り力が掛かるかによります。 強さが分らないとするなら何種類か強度区分に分けて依頼してテストする必要があります。 図面記載なら必ず“強度区分”引っ張り強さ若しくは硬度等の指定が在ると思います。図面をよく見てください。 それらの項目も無く!材料だけS45Cという標記は素人が図面を引いた程度の物になってしまいます。 要求事項がなければ適当な熱処理しかできませんよ!当然!使用用途に満足する性質は得られませんよね! 分り辛いなら補足ください。
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>S45Cにてモータと連結して回転するシャフトを業者さんに製作してもらったのですが、使用中に破断してしまい、熱処理により靭性を上げるか、材料そのものを変えるか検討しているところです。 モーターとの連結であれば多分、キーでつないでると思いますが軸の材質をS55CにするかSCM435にS45Cのキー材を使用してはいかがですか。
お礼
回答ありがとうございます。軸との連結はNカップリングでしています。説明が足りずすいません。
- tika
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取り方の問題で熱処理している材料もあれば鍍金又はその他の表面処理が施されている物もあります。 使用用途が分ればそれに準じた“規格”を提示すべきでしょうね。 もっと分りやすく例えて言うならば「肉には焼いた肉と焼かない肉があるのでしょうか?」という質問と似ています。 答えは?「焼いた肉も在れば焼いていない肉もある」ですよね?とうぜん!こま肉が欲しいのか?ブロックなのか?味付きか?そうでないのか? 決めるのは使用用途ですよね!シチューに使うのか、焼肉なのか?ステーキなのか?指定する必要があると思いませんか?(^^ゞ S45Cに関しても熱処理方法は幾多に分かれます。重要なのはどのような使用用途なのか?です。
補足
すみません。説明が足りませんでした。 S45Cにてモータと連結して回転するシャフトを業者さんに製作してもらったのですが、使用中に破断してしまい、熱処理により靭性を上げるか、材料そのものを変えるか検討しているところです。 だだ破断したシャフトに対して材料指定をS45Cとしているだけなので、熱処理に対して何の指示もしていません。このような材料指示で一般的にどのような熱処理を施したものを入手できるのか教えてください。 宜しくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。図面上S45Cという表記しかないものであったため、生材のままでできていたものだと思います。 材料強度は計算にて確認済みですが、組立上の問題で余計な負荷がシャフトにかかっています。 強度、靭性をあげるため材料変更、熱処理方法等を検討する前に、実際の製造の流れがわからず質問させていただきました。 ありがとうございました。