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国内債券に投資する人は何を考えているんだろう・・・
今、国内債券に投資する奴は馬鹿だ! 金利上昇したときどうなるか考えたらわかるだろ! と、証券会社の友達や、知人からアドバイスを受けました。 もちろん、必ずそのとおりになるとは限りませんが、決して高くない金利ですし、 今、国内債券に投資するメリットを感じません。 なぜ、この時期に国内債券に投資するんでしょうか。 そのメリットはなんでしょうか。 四資産分散だって、国内株式と外債、外株だけでいいような気がします。
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質問者さんの仰りたいことは、以下の二点ではないかと思います。 1. 金利が高くないのに債券に投資するのは何故か 確かに現在の長期金利は1.5%ですが、インフレ率も約0%であり、差し引きの実質金利は1.5%となります。 一方、1980年は長期金利8.5%でしたが、インフレ率は7.7%であり、差し引き0.8%しかありません。 つまり表面の金利が低いのなら即不利な投資とは限らず、判断はインフレ率との比較によります。 その意味では、現在の実質金利は必ずしも低くありません。 (高くもありませんが…) 2. これから金利が上昇するのに債券に投資するのは何故か 現在の金利から上昇する可能性が高いとは、必ずしも言えません。 もし上昇が誰の目にも明らかなら、長期金利はそのことを織り込んでしまいます。 「買ってもいい」という人が現れる水準まで安くなり、現在の金利から上がるとも下がるとも 言い難い微妙な数値になります。 このあたりは株価と同様なのでご理解いただけるのではないでしょうか。
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変動利付け債や個人投資家には買えない物価連動国債などを機関投資家が買えば、将来のインフレリスクから身を守る事はある程度可能になるメリットは考えられます。 ですから、国内債券と言っても種類によっては、特定のリスクを低減できる物もあるので一概に言えません。 逆に為替変動を負う外債投資については私は逆に否定的です。 何故なら、現在の実質実効為替レートはアメリカの高金利時代の超円安の一歩手前に近づきつつあるからです。 アメリカの高金利時代に長期金利10%を手に入れる為に、為替レートが半分以下になった歴史的事実を考えれば、現時点で為替リスクを取るメリットは無いように思えます。
- Trane37
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資産の分散は、リターンを得るために行うのではなく、リスクを押さえるために行うものです。 絶対リターンのみを追うのならば、リターン期待値が高い株式のみをレバレッジを効かせて保有すれば良いのです。 債券を資産に組み入れる目的は株式が下落した場合のいわば保険のようなものです。挽回が効かない退職金の運用などは債券比率を高めます。この場合為替変動リスク(リターンにつながらない)を負う外債はこの目的に相応しくありません。 例えば、アメリカで住宅バブルの崩壊に端を発した、消費の冷え込み、ドル暴落、世界同時株安が起こったらどうしますか?この時頼りになるのは日本の国債だけなのです。とくに将来その資産を円建てで使う必要がある場合は。 私は、現在外債に過剰なウエイトをかけるほうがよっぽとヘンだと思います。
- masuling21
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#1を訂正します。 元本保証→債務不履行がなければ元本保証 債券のリターンは低いけど、リターンのぶれが少ないです。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
償還まで保有すれば、元本保証ですから。個人向け国債の変動金利型ならば、金利の上昇がフォローできます。 ポートフォリオについては、その人なりにやれば良いことかと思います。誰もがリスクを取れるわけではないですから。 その証券会社の社員は、お客をバカにしてますね。
お礼
早速のご回答ありがとうございます! 安全確実であれば日本債券でもいいと思うのですが、 リスクの割りにはリターンが少ない気がするのですが どうでしょう。