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エステル交換反応
kumanoyuの回答
- kumanoyu
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エステルを他のアルコール中に溶かし、適当な触媒を加えてやると、エステル交換反応が起こります。 たとえば、エチルエステル基を持つ化合物をメタノールに溶かし、炭酸カリウムを少量加えて攪拌すると、元のエチルエステル基の一部がメチルエステル基になります。 溶媒のアルコールに水が多く入っていると加水分解が起こりますが、水が無ければエステル交換になります。 エチルエステルをエタノールに溶かした場合でもエステル交換は起こりますが、交換してもできるものは元のモノと同じなので、目に見えないだけです。 溶媒は純粋なアルコールではなくとも、たとえば「塩化メチレンにアルコールが10%混ざっているもの」でも起こりますので、エステル交換反応をさせたくない場合には注意が必要です。
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