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お金があるのにないという心理
年に何度も海外旅行に行ったり、ブランド物を買ったり、人もうらやむ派手な生活ぶりをしているのに、会話をすると「今月も貧乏で」などと庶民の振りをしたがる人がいます。 しかも、他の人がちょっと家電品などを新調しただけで 「あの人羽振りいいのね！」と言います。 羽ぶりいいのはあんただろ・・・。 これってどういう心理なのか、つくづく不思議です。 「あなたってお金持ちね」とか「恵まれてるね」と言われるのはキライみたいなんです。 どなたかこういう人の心理を分析してみてくださいませんか。 そして、そんな人を前にしてすごくカチーンときてしまう本当に庶民な私のセコイ心理についても、何かありましたらご意見お願いします（笑）
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いわゆる客観的判断のできない幼児体質ということです。 子供は他人の持っている物を欲しがります。 自分が相手よりたくさんのものを持っているという事は考慮することができません。 なぜなら、自分が持っているのは当り前であって、持っている物も含めての自分なのです。 その人にとって、海外旅行に行ったり、ブランド物を買うことは全て自分になくてはならないものなのです。 自分を成り立たせている要素のひとつであると言ってもいいぐらいに感じているのです。 他の人は我慢できる体質だ、というわけです。 ですから、そういう事を抜きにして他人が家電品を新調するのを羨ましがるのは何の不思議もない、という論理が無意識のうちに働いています。 少なくともスタート段階においては、自分は他人より一歩抜きん出ているという意識（いや、無意識か）もあるはずです。 安易な気持ちで自立した生活はできませんが、それに気付かないからこそとれる態度ということがおわかりでしょう。 哀れみこそすれ、羨ましがる道理などどこにもありません。 「今月も貧乏で」というセリフは手の込んだ自己顕示の一種でしょう。 「どうして？」という問いに対して、あらゆる散財を吹聴できる秘められた楽しみを弄べるわけですから。 普通の庶民として生きる。 これほど難しく、そして尊い生き方はありません。 誰しもがこのような幸せを願っているはずだという、ごく正常な想像力に従って生きている以上は。
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- russy1
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russy1です。お金が無い人は他の人に対して支配力が少ないので、逆に扱いやすいからではないでしょうか。私は、今のままの人格でお金が出来たらきっとお金があるだけと言われそうです。今のように良い人と言われないと思います。
お礼
補足ありがとうございます。 貧乏人は扱いやすいから、「いい人」として持ち上げても「人畜無害」と思われちゃうってことでしょうか(^_^;) それはちょっと悲しい考え方のような気もしますが…。 でも、欧米ではお金持ちほど寄付やボランティアに熱心なのは、russy1さんがおっしゃる通りの心理だと思います！ そうでもしないと反感を買いがち、ということもあるんでしょうね。 お金持ちにはお金持ちの苦労があるんですね。 そう思ったら「カチーン！」なんて気持ちも薄れるような気がしました。 ユニークな見解、ありがとうございました！
- youngchild
- ベストアンサー率15% (13/82)
こんにちは。国が認める貧乏人です_・)ソォーッ この質問をみて、以前受けた社会学の講義を思い出しました。 日本では「中流意識が７０％以上ある」ようです。実施所得者２００万～２７５万の層同士比べると、６５年は５５％が中流を名乗っていたのに対し、７５年は７０％が中流を名乗っています。つまり「所得が高い人も低い人も【中流】だと主張している」ってことです。 心理としては日本人特有の「平等意識」があるのかもしれません。一般人と同じででなきゃ仲間になれないのです。中に優しく、外に厳しいという日本人気質の中でまわりに合わせて金持ちも中流、貧乏人も中流と名乗ってないと上手くやっていけないのです。 もちろんそれに加え他の方が回答していらっしゃるような考えがあると思います。 急な高度経済成長や不況によって感覚の混乱も否めませんが、根本的に「みんなと一緒。だから仲間に入れて」という意識におこる現象だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 私のセコイ心理から出た質問から、こんなにも日本人の心理が浮き彫りになるなんて思いもしませんでした…。 平等意識、中に優しく外に厳しい、本当にそうですね。 考えてみれば日本で「本当のお金持ち」って、叶姉妹みたいにそれをネタにしている人意外は、まず表に出てきませんよね。 しかし70～80年代は、ほんとにみんな自分は「中流」と思ってましたが、不景気な今はどうなんでしょうね。「中の下」とか「下」って答える人が多そうな気がしますが…。 そろそろ「一億総中流」時代の終わりなのかもしれません。古い考えにしがみついていないで、本当の自分の幸せを探す時期かもしれません。「庶民ぶりっ子」さんみたいだと、取り残されちゃうかもしれませんね。
- russy1
- ベストアンサー率11% (20/178)
お金は他の人を思い通りに動かせる便利な道具ではないでしょうか。持ち主がどんな人でもそういう力を持っています。だからお金持ちは相当な人格者でも低く見られてしまいます。分数の分母がお金で分子が持ち主の人格です。お金の無い人は相当人格が低くても良い人に思われてしまうのは自分の体験です。
お礼
回答ありがとうございます。 お金持ちは悪く言われがち、ということはあると思います。でも、 >お金の無い人は相当人格が低くても良い人に思われてしまう というのは、ちょっと私には意外でした！ そのような体験を実際にされているなんて、できれば具体的にお話を伺ってみたいです。 このようなことがおこるのも、日本という国が豊かすぎるからかもしれませんね？ 食べるものもないほど貧しければ、人格がすさんで犯罪率が高くなったりすると思います。それでも、そのような犯人は世間的には悪者とはされにくい、ってことなんでしょうか。 誤解していたらすみません。 貴重なご意見、ありがとうございました。
- goosuka003
- ベストアンサー率20% (23/110)
単に「年に何度も海外旅行に行ったりブランド物を買ったり人もうらやむ派手な生活ぶりをしている」から本当に他の事では資金が足りないだけではないのですか？ いくら稼いで財産があるのかは分かりませんが、ふつうの収入状態で、こうした生活ですと「お金持ち」と呼べるのかどうか… 「分不相応な事をして貧乏」なら自業自得で、むしろ哀れむべきでしょう。 「正真正銘の金持ち」なのに、そんなこと言ってるなら「カチーン」は、御もっともですが…
お礼
回答ありがとうございます。 >「分不相応な事をして貧乏」なら自業自得で、むしろ哀れむべきでしょう。 本当ですね…こう考えるとなんだか滑稽です。 「お金持ちなのにこんなこと言ってる」と思うから腹が立つのかもしれませんね。「あらあら無理しちゃって、かわいそうに」と思っておけばいいのかもしれませんね。
- zak33697
- ベストアンサー率27% (275/1016)
No2です ＞自己卑下呈示というのは、謙遜ということなのでしょうか？彼女の場合、謙遜とはちょっと違う気がします。 たとえそこまで言わせても、事実は事実の通りという 自己顕示欲と捉えられます。
お礼
補足ありがとうございます。 >たとえそこまで言わせても、事実は事実の通りという 自己顕示欲と捉えられます。 No.6さんもおっしゃっていたように、自己顕示ということだったんですね。それなら当たりです！ つまり、本当はあなたはお金持ちでしょ、と相手に認めさせるために、わざと逆を言っているということにでもなるでしょうか。 手が込んでいるようでいて、子供っぽいですよね…。
- bo-suke
- ベストアンサー率23% (58/242)
私は高校生の時勉強トップでしたが(えばらせていただきます。えっへんっ。)、人に頭良いと言われるのがすごく嫌でした。なぜかと言うと、嫉妬されている気がしたからです。その人とはそれを理由に関係を遠ざけられると感じたからです。だから、「でも世間知らずだし」とか、「頭の良い馬鹿ってこういう顔してるんだよ」とか言ってました。 いろんな反応をされました。こめかみをぴくっと動かしてから、そう、と言ったり、「そんなに怖がらなくていいよ、普通に自慢していいよ」と、私の気持ちを理解してくれた人も、なんといました。なんとも気にしていないで自分の話しをする人もいたし、そうだねって言って「はっ」と鼻を鳴らしている人もいました。 そして、そうであるが故に人が賢いことを言うと、頭良いなぁと強調して言うのでした。他の人だって、私と同じなんだと示したくて。実際、他の人のほうが行動力や他人との会話能力は私より長けてました。 いろんな人がいました。君には負けるよと口をゆがませながら言う人、ずいぶん頭の良さを気にするねと鋭く見抜く人、何も感じないでてれる人、お前よりな、と鼻を鳴らしていった人。 gacha05さん。だからこれだけは言わせてください。 人間はどんなに努力して他の人に優越しても、人の眼から完全に逃げることができません。そしてどんなに優越しても、隣の花がよく見えるんです。それがたとえどんなに小さくても。それがたとえどんなに少なくても。 だから、できればやさしくしてあげてください。その人にも。自分にも。どちらも責めないであげてください。 お願いします。
お礼
目の覚めるようなコメント、ありがとうございます。 >人に頭良いと言われるのがすごく嫌でした。なぜかと言うと、嫉妬されている気がしたからです。 日本の社会って、こういう雰囲気があると思います。 優れた人はヒーローとして賞賛されるべきなのに、おかしなものですよね。「庶民ぶりっ子」さんの場合も、反感をかうのが怖い気持ちもあるのかもしれません。 >どんなに優越しても、隣の花がよく見えるんです。それがたとえどんなに小さくても。それがたとえどんなに少なくても。 だから、できればやさしくしてあげてください。 考えてみれば、いい物を買っても買っても満足できないというのは気の毒なことかもしれませんね。 こういう言い方は意地悪かもしれませんが、ひょっとしたら「庶民ぶりっ子」さんは、結婚している人や自立している人が本当はうらやましいのかもしれない、と思うことがあります。 自立してない彼女、お金持ちでない私、それぞれに持っているものと持っていないものがある、それだけのことかもしれませんね。お互いの思いやりが大切なのかも。 ありがとうございました！
月収１００万以上から、年収１００万以下（現状である）まで経験しました。でも私の生活と性格は全然変わりません。昔から貧乏が身に染みているのです。貧乏は友達です。 お金というのは欲望を満たすために利用する単に媒体であって、お金自体は紙切れ。お金持ちが羨ましいとはこれっぽちもないのです。 相対的幸福と絶対的幸福があるんですが、例えば２０００年前の裕福層には高度医療施設もコンビニもテレビも水洗トイレもパソコンもアイスクリームも、飛行機も車もありません。今の貧困層より不幸です。日本にいては平等に絶対幸福は（一応）保証されています。 そのかわり発展途上国のお金持ちにいたっては、桁違いに相対的お金持ちなので、庶民を羨むことは絶対しませんね。無駄使い大好き、庶民の気持ちを理解しようとしたり、羨むような会話絶対プライドにかけてしません。器が違います。 お金のブルジョアが居て、時間のブルジョアも居て、名誉のブルジョア、人徳のブルジョア、才能のブルジョア、美貌のブルジョア、ヤクルトジョア？ とにかくどこに価値を置くかですね、お金が全くなくてもいきなり死ぬことはなくお金を恨む必要もない。お金があっても死んでしまえばもう宣伝活動も出来ない。 金持ちと庶民の心理については他の回答者さんが代弁しているとうりだと思います。
お礼
広い視野からのご意見、ためになります。 日本はつくづく豊かな国だと私も思います。 私のような者でも、がんばれば年に1回くらいは海外旅行に行けますもんね。貧富の差の激しい国の庶民にとっては、夢のような暮らしでしょう。 いろんなブルジョアがいるというお話面白いですね！ ヤクルトジョアまで（笑） 「庶民ぶりっこ」の彼女はお金と時間のブルジョアですね。私は張り合ってもしょうがないので、人徳とまではいかなくても心意気のブルジョアを目指します！ ありがとうございました。
- wankoko
- ベストアンサー率29% (334/1128)
自分の興味があるものには、お金をかけれて それ以外は、節約するかムダだと思っているのでしょう。 家電製品には興味がない人なんではないでしょうか。 他の人が海外旅行行ったり、ブランド物を買ったりしても、 同じように「あの人は羽振りがいいね！」って言いますか？ もし、言ったら私ならツッコミますけどね～。 あと、海外旅行・ブランド物以外にはお金を使いたくないから、 飲み会など誘われないように、「防御策」として 「今月も貧乏で」と言うのではないでしょうか。 以前いた職場の人で、やはり国内外旅行、ブランドの小物は 持っていた人が、 お昼は手作り弁当でした。 それはそれでいいのですが、「お昼を外食するお金がない」と言います。 ブランドは買えるのに？って思いましたが、 その人にとって、お昼の外食はムダ使いだそうで、 誘われないように弁当を持参しているようでした。 平気で、一人で食べていました。 お金をかけるポイントが違うだけだと思います。 そうゆう方は、他人より自分にお金をかけたがるから あまり社交場には出たがらないですね・・・。
お礼
>自分の興味があるものには、お金をかけれて それ以外は、節約するかムダだと思っているのでしょう。 なるほど、そういうタイプの方もいるのですね。 説明不足でしたが、「庶民ぶりっこさん」の場合、他の人が買った家電製品というのは、実は彼女もちょっと注目してたものだったので、先を越された悔しまぎれもあるのかな、という感じでした。 >「お昼を外食するお金がない」 うわー、やっぱりいるんですね、こういう人！！ こういう発言はそっくりです！ それなら「私、お昼は手作り派なの」とでも言えば カドがたたないのに、ブランド品片手に「お金がない」って豪語するところが「カチーン！」なんですよね。 結局、大人の社交術が身に着いてないってことなんでしょうか。 興味深いお話、ありがとうございました！
- chachi25
- ベストアンサー率30% (102/333)
なんか、学生の時にテストの日に 「全然勉強してない」 といいながら、ばっちり勉強してあって点を取る感じに似ているような・・・＾＾； そういう人って時々いると思います。 私も「カチーン」ときてしまうけど、 「ああ、この人はこんな人なんだ」 と、半分あきらめてかかることにしています。
お礼
あっ、私も学生時代、試験は前から準備しないと不安なタチなんでばっちり準備してたのに、友達の前ではそれを言いにくかった経験があります。ほんとは人のこと言えないのかな…。 でもそんなときは口ごもっていた私ですが、 「庶民ぶりっ子さん」の自信満々な態度はなんなんだろ…。やっぱり、あきらめるのが一番ですかね。 ありがとうございました。
- ahoaho_hiro
- ベストアンサー率14% (54/381)
一般庶民が心地よいからではないでしょうか。 「本物の金持ち」と比較されるより、庶民と比べられた方が優越感に浸れるから。 子供の頃、成績が良かったにも関わらず、満足していないように振舞う心理と似ているかもしれません。 人によって色々だと思いますけどね。 ＞そんな人を前にしてすごくカチーンときてしまう 「器の小さい、普通の庶民なんだー」と思って寛大な心で見てあげて下さい。
お礼
>「本物の金持ち」と比較されるより、庶民と比べられた方が優越感に浸れるから。 あっ、これ、すごく当たっている気がします！ ありがとうございます！ たしかに海外旅行もブランド品も、本当のお金持ちにとっては当たり前のことで、自慢できないですもんね。 >「器の小さい、普通の庶民なんだー」と思って寛大な心で見てあげて下さい。 ほんとですね。「いちど叶姉妹の前で自慢してみろ！」って言いたいですね。 …ついついストレス発散してしまってすみません(^^;) 寛大な心を忘れてはいけませんね。
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お礼
>いわゆる客観的判断のできない幼児体質ということです。 当たっている気がします！ 派手な生活は隠そうともしないのに「私、貧乏」って、すごく子供っぽいですよね。 以降のお言葉も、いちいちうなずくことばかりです！ そうなんです、海外旅行やブランド品、その他好きな物を自分の一部みたいに思っています。だから自分は人と違う、特別！って。 自立した生活の大変さを知らないことまでお見通しなんて、すごすぎです！まさに心理分析ですね。 >「今月も貧乏で」というセリフは手の込んだ自己顕示の一種でしょう。 これもきっと大当たりです！ 「貧乏」が自己顕示なんて気づかなかったですが、 「だって、あれも買ったし、これも買ったし…」って 自慢するための前フリだったんですね！ >普通の庶民として生きる。 これほど難しく、そして尊い生き方はありません。 金持ちばかりが「勝ち組」と言われる風潮の中で、このお言葉は美しすぎです（T_T) 。 こういう尊い精神が、現代では失われすぎだと思いました。私も本物の「庶民」になりたいです！ 貴重なご回答、ありがとうございました！