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貸借取引の申込停止について

貸借取引とは、「信用取引において、証券会社が資金や株等が不足している場合に、証券金融会社から調達する取引」と認識していますが、貸借取引の申込を停止することにより、株価にはどのような影響が出るのでしょうか? ちなみに、私が利用している松井証券のニュースで、11月10日に「東北ミサワホーム(1907)が貸借取引の申込停止措置」となっていたので、株価を調べたところ、翌日かなり株価が上がっていました。これは、貸借取引の申込停止がなにか影響した結果なのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • makachinn
  • ベストアンサー率75% (244/324)
回答No.3

ちこっとだけミクロの世界に入ります。今後の株式投資のために、向学のために、 見ておこうとお考えの場合は、ご参考にして下さい。 9日・10日・11日と3連騰により、一気に「信用新規売り・現引き」禁止銘柄となりました。 貸借取引は、ご質問のご理解の通りです。「信用新規売り・現引き」禁止は、 証券金融会社が株券の調達不能に陥ったたため、また、過度の信用取引を 抑制するための措置です。 紙の表側は、以上の通りですが、裏側から見れば、『仕手戦』『仕手化』『短期筋の戦争』の花火が上がった、とも解釈できます。 さて、第一のご質問、「株価はどのような影響がでるか?」  まず、株価は需給面で変則を余儀なくされます。すなわち、信用取組み面における  売り方の動向にスポットが当たります。売り方には高額な逆日歩がついて回るからです。  1907の場合、現在、日歩1円50銭(1日あたり1000株で1500円)です。  信用売り方の払う逆日歩は、すべて信用買い方に支払われます。  信用買い方にとっては、瞬間風速時に高値掴み・株価急落というリスクもありますが、  上昇の勢いに乗って、短期売買益(売り方の踏み上げ)+逆日歩という”にんじん”が  ブル下がっています。  信用売り方にとっては、株価上昇+逆日歩という塗炭の苦しみ・恐怖感が頭をもたげます。  頭の中はいつ買い戻すか、今すぐ、踏み上げて決済するか、しばらく逆日歩に我慢して  様子をみるか?     ※「踏み上げ」とは、信用売り方が、損失を覚悟で買戻し決済することです。  従って、信用売り方が早めの手仕舞い(買戻し)をしてしまうと、”仕手戦”は  急速に尻すぼみし、空気の抜けた風船のようになります。  速報ベース(貸借残高はその日の夕方に速報が発表)ですが、1907は、信用売り方が、  10日の増加分の約半分を11日に買い戻しています。  おそらく、東北ミサワ1社ではなく他のミサワ・グループの株式も  同様の動きをしており、未発表の材料を予感したためと思われます。  尚、株式は現物取引の動向も大きな影響を与えています、  信用取引の動向だけで判断はできません。 第2のご質問、「貸借取引の申込停止がなにか影響した結果なのか?」  11日の続騰については、10日の発表が影響していると考えます。 尚、このような銘柄が、最終的にどうなるかは、過去にご質問があり、 ”一般論”として、そちらにまとめて記しました。ご参考までに見てください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1640498 最後に、ミサワ・グループですが、産業再生機構による指導の下、再建第1段として、 トヨタから支援を得、債務超過解消に目処をつけ、これから第2段として、 グループ再編に着手すると考えます。   ∧,,∧    長文となりました。今後のお役にたてればと思い、  ( ´^ー^)つ  ちこっとミクロの世界、信用取引の世界、           投資家心理(株と言えども売買するのは人間)に、           踏み込んで記しました。           では、では、がんばって下さい。

kajij-rara
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 僕は、株を始めたばかりの超超初心者である為、株式用語をあまり知らなかったのですが、色々調べながら説明と”一般論”を読んだ結果、 「貸借取引の申込停止を行った場合、一般的には信用売りに逆日歩という問題が発生する為、売り方が踏み上げを行い、一時的に株価が急騰する。その後、買い方が売りに出る為、株価が急落し、最終的には本来のトレンドに戻る可能性が高い。」 と理解しましたが、間違っていないでしょうか? 上記の理解が間違っていないとすると、短期間に急騰・急落が発生する為、僕みたいな超超初心者にはリスクが高すぎるように思えました。 細かな説明ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • hidamari3
  • ベストアンサー率59% (2274/3836)
回答No.2

いわゆる「売り禁」になった時の株価ですが、一般的には下がることが多いです。その銘柄の時価総額にもよりますが・・・時価総額が大きいほど下がりやすいです。 東北ミサワなど、MISAWAグループが急騰していますが、これらの銘柄はファンダメンタルズ面からは相当乖離して買われすぎています。しかし「売り禁」で下がるどころか上げてしまうのは、踏み上げを狙った仕手筋が介入しているからと考えるのが自然でしょう。 グループ再編の思惑なども色々とささやかれていますが、長期で見ればファンダメンタルズに収束されて株価は下落する可能性が高いので、ご自分が納得できる儲けを得られたら売却されるのが良いと思います。テクニカル面では、出来高がピークを売った後に株価が下落基調になるまで待って売るのも良いかもしれません。

kajij-rara
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >>一般的には下がることが多いです。 貸借取引の申込停止時の一般的な株価の変動がしりたかった為、大変勉強になりました。 ありがとうございます。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.1

>>貸借取引の申込停止がなにか影響した結果なのでしょうか? 他のミサワ株も調べて下さい。 1722、1728、1741、1748・・・ Yahooの掲示板を見ると思わせぶりの書込みがあります。 想像するにM&Aがらみか?

kajij-rara
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 他のミサワ株を調べてみたところ、同じ様な動きをしていることが確認できました。 また、掲示板の確認も行い、「思わせぶりな書き込み」らしきものを確認することもできました。 ありがとうございました。

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