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研究人生における卒業論文とは?
現在学部4年で卒業論文の真っ最中です。 理系所属で主に有機合成をやっています。しかし、目標とするところまでは到底及ばずそろそろ卒論の期限を迎えます。しかし、毎日朝から深夜まで実験をしていたので反応の条件検討などは相当行いました。 この調子なのでおそらくめちゃくちゃな卒論になると思います。 来年から他大学大学院へ進学します(分野変更)。もし、仮にマスター→ドクター→研究者になったときに学部の卒業論文というものはどの程度評価されるのでしょうか?この汚点が一生ついてまわるのではないかと神経質になっています。 よろしくお願いします。
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こんにちは。私は文系の研究者(大学の教員)です。 少なくとも研究職に就いてしまえば、卒論は「どれほどバカな卒論を書いたか」を自慢し合う程度のものです。ダメダメな卒論であればあるほど、今のポジションにいる自分が光り輝くかのような、そんな感じですね (^^; 卒論は、研究の練習みたいなものです(天才の場合は除きます)。どうも自分の研究はいまひとつだなぁ、と感じることができるのなら、それはそれでひとつの成長の証しともいえます。ですから、いまの焦りや悔しさを忘れずに大学院で研究に励んで、ちゃんとした業績を生産して、はやく研究職をつかみとることです。そして卒論ネタを笑い話にして下さい。 とはいえ、「手を抜いていい」ということではないわけで、粉骨砕身、提出まで頑張って下さい。健闘お祈り致します。
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- fujishiro
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わたしは必死こいて書きました。 しかし、助手はそれを見て一言くれました。 「俺の時代は教授の証人さえあればよかったから、俺、卒論って書いてないんだよね。」 …だそうですw ちなみに教授が卒論のタイトルだけ学務に提出したそうなんですがそれすらも知らない間にされていて本人はタイトルすら知らないんだとか(笑 そんなもんらしいですよ?
- tatsumi01
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昔と制度が変ったようです。東大のある学科では、学科の図書室に卒業論文が置いてありました(今でもそうかは知りません)。 世界的に有名な教授の卒業論文に「実験装置がうまく作れないため実験結果が出せず、論文がまとまらなかったのは汗顔の至りである」なんて書いてあって、安心(?)したものです。 その後、企業に入って特許実習がありましたが、特許課員が修士論文が公知例になるかどうかを話題にしており、「卒業論文は当然公知例だが、修士論文は公知例にならない」が結論でした。修士に進む学生が非常に少ない時代でしたが。今は多くの大学の図書館に修士論文が製本して置いてあるようですが、収納するスペースがないのが問題のようです。誰も読まないからと、平積みにしてある図書館もあります。 卒業研究は研究の姿勢を学ぶもので、卒業論文はその報告です。課題にどのように取り組んだかが問われますが、別に成果が出なくたって問題はありません。
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貴重なお話ありがとうございました。 かなり安心しました。
大学院博士課程(農学)修了者です。 大学での卒業論文は、一切の評価になりません。No.1の回答者の通り非公開の文書です。研究室に保管されているだけで、第三者が見ることはできません。 修士論文は、その大学の図書館に寄贈されますので、だれでも閲覧できます。さらに博士論文になったら、大学の図書館および国立国会図書館ともに寄贈されますので、完全に公開論文となります。 まだ卒業論文を書けるだけ良いと思いますよ。卒論の提出を必要としない大学(学部あるいは研究室)もいっぱいありますので、汚点だなんて一切心配要りません。残された時間を可能な限り使って、できるだけよい物を作り上げてください。
お礼
ありがとうございました。 神経質になりすぎました。かなりホッとしました。
- foobar
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(大学にもよるかもしれませんが)学部の卒業論文はまず非公開かと思います。(私がいた大学では、正式な文書として残るのはB5原稿用紙1枚にまとめた要旨だけで、卒論本紙は指導教官が手元に持っているだけだったような。) この類の非公開のものは、まず外部からの評価の対象にはなりません。(中身を見れないので、評価のしようが無い)。 研究者となった場合に評価の対象になるのは、公開された論文(学術誌などで発表した論文、学会での報告、博士論文)です。
お礼
ありがとうございました。結果が出ない焦りから神経質になりすぎました。 安心しました。ありがとうございました。
お礼
やはり大学によって色々あるんですね。 今の研究室が研究、研究、研究の研究室なのであせりを感じていました。