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生体反応の温度依存性
生物の温度と呼吸数の変化を調べ、生体反応の温度依存性に関する指標のひとつであるQ10で確かめてみました。参考文献にあったように、高温になるほど値が小さくなったのですが,これは高温になると、酵素が死活してしまうからでしょうか?他になにか理由がありますか?
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単純な化学反応では無いので、解釈が難しいですね。 通常の溶液反応は、温度が10℃上昇すれば、2-4倍に反応速度が上昇します。 どのような生物を用いた、どの温度範囲での実験系か分かりませんが、下記URLの鳥(恒温動物)の例では、低温では体温維持のためエネルギー消費が激しくなり、そのATPを産生するために呼吸活性が上がると言うことです。 しかし、ある温度(体温付近)以上になると、一気に呼吸量が上昇しています。これは我々も経験している事ですね。温度を下げる為にもエネルギーが使われるようです。 酵素の失活が起こるような温度では、実験できないのではないでしょうか(生物体の生命が危険にさらされる) 変温動物を用いた実験では、また異なる結果になると思います。
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回答No.2
補足
実は、この実験は変温動物(メダカ)を使ったものです。何か参考文献などご存知でしたら、教えていただけるとうれしいです。