• ベストアンサー

虚数と無理数について教えてください

 オイラーの公式 で導出できる結果について、教えてください。  e^(ix)=cos x + i sin x  ・・・(1) (オイラーの公式)を変形したいくと、  e^(iπ)=-1 ・・・・・・。・(2)  となるのはご承知のとおりです。  また、(1)で x=π/2とし、両辺に iをかけると  e^(-π/2)=i^i ・・・・・・・(3)  上の(3)の値は、0.20787・・・・ ・・・(4)  ここで質問です。  (高校生です。できれば、高等な数学式より、考え方で教えてください) 1 なぜ(2)の値が「-1」と実数になるのかが、感覚的にわかりません。  [理由] 整数の数も、無限大ですが、無理数や少数の数は「無限大のレベルが異なる(無限大より大きな無限大)」と何かで読みました。  このことから、「無理数の虚数無理数乗」がなぜ、整数になるのか想像できません。たまたま偶然だとは確率から考えられません。  eの意味を知りません、教えてください。eは、『リミットt→∞〔(1+t)〕の1/t乗』の定義は習いましたが、この定義にどういう意味があるのかが分かりません。定義にπが関係しているので、実数になるのでしょうか。 2 (3)の実計算値、iのi乗がなぜ 正の実数「約0.2・・(無理数)」の値になるのか、感覚的に意味がわかりません。どのように考えればよいのでしょうか教えてください。  実数では、xのx乗は、約0.69より小さくならないのは、感覚的に理解できますが・・・。  iに大きさ(スカラー)はあるのかもわかりません。  僕自身わけのわからない質問と思っていますが、よろしく回答をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ki4-U2
  • ベストアンサー率81% (364/446)
回答No.4

みなさんの回答に「複素数平面」、「円」などとあるように、 「複素数は平面(2次元)を表すのに便利な考え方」、と思っていただくのがいいでしょう。 実数は1次元。数直線を左右に引いて右向き(時計盤の3時方向)が正、左向き(9時)が負。 そこに上下方向の数直線を引いたのが虚数で、上向き(12時)が正、下向き(6時)が負。 e^ix は、角度x[rad]の回転(反時計回りが正)を表します。 x=π[rad]=180[度]のとき、ベクトルが180度つまり正反対の方向、9時丁度の方を向く、つまり -1 。 x=π/2[rad]=90[度]のとき、反時計回り90度の回転、ベクトルが真上(12時)を向き、 i 。 x=5π/3[rad]=300[度]のとき、反時計回り300度(時計回り60度)の回転、ベクトルが5時丁度を向く、つまり 1/2 - (√3/2)i 。 x=2π[rad]=360[度]のとき、1周して元に戻る、つまり3時丁度の方向で 1 。 こんな感じでどうでしょうか?

space-alien
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  おかげで、おぼろげですが理解できました。

その他の回答 (3)

  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.3

実数で定義されている関数(実数関数)を、複素数上で定義されている関数(複素関数)に広げたい場合、 一般的に、「解析接続」という方法を使います。 簡単に言えば、微分係数が連続になるようにつなげていくことです。複素平面は2次元なので、微分可能となるためには、360度、すべての方向から近づいたときの方向微分が一致しないといけません。これは、ものすごく強い条件なのです。 で、実は、これを満たすようにして、かつその微分係数が連続になるようにする定義域の拡張のやり方は1つしかありません。それが「解析接続」です。 具体的には、テイラー展開を、その収束範囲内でつなげていきます。 実数関数としての指数関数を解析接続して、複素関数に拡張すると、オイラーの公式になります。 よく、e^x,sinx,cosxのマクローリン展開を使って、オイラーの公式を証明していますが、これはつまり、解析接続をしているわけです。 ちなみに、(3)ですが、 i^i = e^(-π/2-2nπ) で(n:整数)で、無限個の値を持ちます。 決して、 i^i = e^(-π/2) ではないので、注意してください。 複素関数として指数関数を考えると、 i^iの値として、e^(-π/2)だけを認めて、他を排除する理由が全くないです。 大学になって複素関数を勉強すれば、もうちょっとわかるのかもしれません。

space-alien
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  rabbit catさんの回答内容は、僕の知識を超えています。理解できなくてごめんなさい。  後で、少し調べてみます。  僕は、物理のほうに興味があるので、eやiがどういう意味を持つのか、またどういうように使いこなせばよいのかを知りたくて質問しました。

回答No.2

>1 e^(iπ)=-1 と実数になるのかが、感覚的にわかりません。 そもそも虚数乗の定義が形式的で感覚的でないと思うので直感的な解釈を見出すのは難しいと思いますが、単位円状の回転を表すことに対応している考えるのがもっとも普通の考え方だと思います.なので以下の「理由」のところはあまり関係ないと思えてしまいますが、実際はよくわかってません. >eの意味を知りません、教えてください。eは、『リミットt→∞〔(1+t)〕の1/t乗』の定義は習いましたが、この定義にどういう意味があるのかが分かりません。定義にπが関係しているので、実数になるのでしょうか。 過去に似たような質問があったので探してほしいと思いますが指数関数を微分しても定数が変わらないようにするために使われてる便利な数だと理解していたらいいと思います.  

space-alien
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  πは小学生でも理解していると思いますが、eやiを僕自身よく理解できていなかったので、質問しました。  過去の回答は、i^iの計算結果などの質問は、調べて見つけることができましたが、この質問に似たようなものを見つけることができませんでした。

  • masa072
  • ベストアンサー率37% (197/530)
回答No.1

eというのはネピア数と呼ばれるものです。 この数が用いられる理由は、eを自然対数の底として用いたときに、(log x)'=1/xとなるからです。 eは実数ですが無理数(超越数)です。 確認ですが、 有理数…分数で表される数(整係数1次方程式の解になる数とも言えます)。 無理数…実数のうち有理数でないもの。無限小数で書ける数 虚数…実数とは異なり、現実世界に存在しない数。i^2=-1と定義できるiを用いて表す。 e^(ix)=cos x+isin xは無理数です。 図形で書くと、複素数平面(x,iy平面)で単位虚数円になります。 πのとき、実数平面(xy平面)の単位円上ではx=-1の点になりますよね? 複素数平面で考えれば、πのとき単位虚数円上ではx=-1の点になります。だからe^(iπ)=-1となります。 また、i^iが実数であることは以下のように示せます。 z=re^(ix)とすると、log z=log r+ixとなります。 (rは正数,底はe) すると、log (i^i)=ilog(i)=ilog(e^(iπ/2))=i*iπ/2=-π/2 となります。 よってi^iは実数となります。 e^(-π/2)=(1/e)^(π/2)の値は関数電卓で計算してみてください。 数学には偶然はありません。全てか理論に裏付けられたことです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%94%E3%82%A2%E6%95%B0
space-alien
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。  No3の方の回答と同時に読ませてもらいました。  複素平面を想像して、ぼやっとですが理解できました。    eやiは、数学的な解析が、便利になるように、人間が考え出したと、考えても良いのでしょうか。

関連するQ&A

  • 2の虚数乗は複素数になるか?

    虚数iの2乗は-1になると習ったことがあります。 では、2のi乗は複素数になるのでしょうか? 私の知っている限り、複素数はa+ib(a,bは実数)となるように習ったと思います。 オイラーの式でeのiπ乗は-1になることも習ったことがあります。 しかし、eの場合は特別なのではないかと思います。 虚数乗の意味もわかりません。 このような計算は許されていないのでしょうか? 教えてください。

  • 【オイラーの公式のeとiについて】 虚数の指数部の意味・感覚を掴みたい

    【オイラーの公式のeとiについて】 虚数の指数部の意味・感覚を掴みたい。 お願いします。 数年前に「オイラーの贈り物」(だったかな?)という本に出会いまして、  exp(e,iπ)=-1   ・・・(ア) の式の意味を理解したくなりました。  exp(e,i・θ)=cos(θ)+i・sin(θ)  ・・・(イ) (イ)の式で、θ=0 の時に(ア)が導かれるのはわかりました。 しかし、指数関数の指数部が虚数になっている、ということが感覚的になじめません。というか、理解できません。 公式を導く過程を読んでも、「実数の虚数乗」には違和感がぬぐえません。アレルギーかもしれません(笑) 4年制大学を卒業(しかも理系)した者として恥ずかしいのですが、いい年したオヤジの錆付いた脳みそにも浸透する、 易しくて、いや優しくて、キラリと光る解説は望めませんでしょうか。 まことに厚かましいお願いですが、皆様の知恵をお貸しください。

  • 虚数の積分の問題を教えて下さい。

    この積分の問題を教えて下さい。 (-πからπ)∫{(e^x)(e^ix)}dxです。 iは虚数なのでどうすればいいのかわかりません。 オイラーの公式を使うんでしょうか? 分かる方、お願いいたします

  • eの2πi乗は1になってしまうんですが。

    オイラーの公式からθ=2πと代入するとeの2πi乗は1となってどうも矛盾が生じてしまうんですが。本来eの0乗が1と定義したので、もしも仮にeの2πi乗は1であると仮定すれば2πi=0となっておかしいことになるのですが、お分かりになれば深く教えてください。

  • 虚数iが分かりません

    虚数iの物理的な解釈法を教えてください。 補足 虚数iについて ・二乗すると-1になる ・オイラーの公式のi などの数式のイメージならできるのですが、物理的な解釈がイマイチできません。

  • 虚数単位のiについて

    虚数単位iについてですがオイラーの式を利用してi^i(つまりiのi乗)の値を教えてください。途中の計算過程も記入してください。お願いします。

  • オイラーの公式に関係した対の数

    オイラーの公式e^(πi)=-1においてe^πに注目しe^π=y^xという方程式を考えた場合、この方程式を満足する数の組み合わせは何か共通な特殊な意味を持っているのでしょうか。この方程式で(π、e)は無限にある組み合わせの一つに過ぎなくなってしまうように思うのですが・・・

  • 虚数の直観的な理解?

     オイラーの公式でΘがπのときには等式としてネイピア数eのiπ乗が-1となりますね。美しい等式ですね。この世の成り立ちの根本原理を現しているのでは?と思えるくらいの等式です。iは虚数で英語を辿れば「想像上の数」ですね。日本語に訳したときの「虚ろな数」とは印象がだいぶ違います。  eもπも無理数です。eは複利計算で複利を半年複利、1ケ月複利、1日複利、分単位複利、秒単位複利・・・・と複利を無限に繰り込んでいくと収束して結果として出てくる数ですね。  自然界の成長は元本部分と利息としての成長部分を「分けて」管理しているわけでありませんね。もともと「複利」でしかも複利を計算する区間を無限に繰り込んでいるわけです。そもそも単利と複利なんて区別もありません。  ビジネスにおける「資本」としてのお金もビジネスにおける現場に「途切れなく投入」しているわけで、単利・複利なんて区別はありません。  自然界にしろビジネスにおける資本の投入にしろ、こう考えると自然対数の底としてeがでてくるのは イメージとして理解できます。  πは円周率。これはeよりも直観として理解できます。  分からないのが虚数iです。  「想像上の数」としてのiというプレイヤーがeやπという現実の数を「介して」、なぜ-1というきれいな 整数となるのか? 直観的に考えるとどう解釈していいものなのか? そんなこと簡単には説明できないよ!という感想かもしれませんが、ぜひ知りたいところです。またそういったことを解説している 書籍があればぜひ紹介をお願いしたいと思います。それぞれのかたの独自解釈でもかまいません。

  • 累乗について

    高校数学では、aが正実数、nが正整数の時、a^(1/n)はaのn乗根の内、実数のものとして定義しますよね? ですが累乗の定義を拡大すると、i^2は二つ値を持ちますし、i^iに至っては無限個の値を持ちます。 そう考えると、a^(1/n)もn個の値を持つものとして定義した方が自然な気がするんですが、どうなんでしょうか?

  • なぜe^x にiを代入してもいいのですか?

    オイラーの公式を導く指数関数e^xの級数にiを代入することは一致の定理があるので問題ないとにごされたのですが、具体的になぜもんだいないのでしょうか? eではなくて整数にiをかけても計算できるのでしょうか? わかりやすくおしえてもらえませんか?