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液体を加熱するときに沸騰石を入れるのはなぜですか?

loveoboの回答

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  • loveobo
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回答No.2

液体を過熱して沸点に達すると、液体は気体(泡)になろうとしますね。 しかし、液体と気体の「界面」を作るために界面エネルギーが必要で、 これを賄えないと気体になれず、液体のままで過熱されてしまいます。 どこかで均衡が破れて気液界面ができたとき、過熱されていた液体が 一気に気体になるのが突沸です。 沸石は使用する液体に反応したり溶けたりしなければ材質は何でもよく、 多孔質であることが重要です。素焼きのかけらでも、モレキュラーシーブ でも、赤熱したガラス管をこね回して作ってもOKです。その細孔には 元々空気が入っており、液体に沈めても容易に液が入っていきません。 つまり、はじめから気液界面ができていて、沸点まで加熱された液体は スムーズに気化できるのです。蒸留の途中で冷やしてしまいますと、 細孔内は液体に置換され、沸石としての効果はなくなってしまいます。 あらっ、BENIGENさんご紹介のページのほうがわかりやすいですね。 気液界面の発生が「きっかけ」と説明されているのだと思います。

jun-i
質問者

お礼

気液界面というのは難しい言葉ですね、きっかけということなのですね。 ありがとうございました。

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