沸騰と蒸気圧
液体を加熱して温度を高くすると蒸気圧は大きくなるが、液体の蒸気圧が外圧(空気中では大気圧)に等しくなると、液体の内部からも蒸気(気泡)が発生し、液体は激しく蒸発しはじめる(沸騰)。
ここで、内部からも蒸気が発生することについてなんですが、大気と接してもいない液体内部がどうして蒸発を始めるのでしょうか?ちょっと変な言い方かもしれませんが、大気に接していない液体の内部は、大気圧が液体の蒸気圧と比べてどのくらいの大きさかを知ることはできないはずです。
にもかかわらず、蒸気圧と大気圧が等しくなったことをあたかも知っているかのように、液体の内部が蒸発を始めるのはなぜなんでしょうか?
補足
ありがとうございます。 沸騰石の劣化は、表面のざらざらがない状態でしょうか。 ガラスの破片などで代用する話を聞いたことがありますが、沸騰石の替りにはなりませんか。