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赤外分光光度計(FT-IR)について。

chillの回答

  • chill
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回答No.3

FT-IRだけが干渉系があるんじゃなくて、FT-IRだから干渉系があるんです。FT-IRができるまえには、UVやVISのような単なる分光光度計もありましたよ(ていうか、いまもあるとおもいますが)。いわゆるIRです。IRを、干渉系をつかうことで、高精度かつ高速測定ができるようにしたのがFT-IRなんです。 (乱暴なたとえで言うと、馬と自動車の違いのような物で、馬はなんで排気がないの? 車にはなんでエンジンがついてるの?的質問内容です) FT-IRは、フーリエ変換赤外分光分析の略で、干渉計を使ってつくった干渉波をサンプルにあて、でてきた干渉波をフーリエ変換して、スペクトルにしています。なので、干渉波(干渉図形)があるのです。厳密に言うと、インターフェログラム(干渉波型)はな生データではありますが、それからはなんら化学的な情報は得られません。

参考URL:
http://www.jeol.co.jp/technical/ai/sp/sp-information/ft-ir/theory/theory-j.html
hiro-t
質問者

補足

>干渉系をつかうことで、高精度かつ高速測定ができるようにしたのがFT-IRなんです。 質問が悪くて申し訳ありません。 単純に質問すると、 「赤外光にはなぜ干渉系を使うのか?」 ということです。 なぜ干渉系を使用することによって 高精度かつ高速測定できるのか? ということです。 回答お願い致します。

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