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サイディングとリシン吹付けではどちらがローコストなのでしょうか?
現在工務店にて新築住宅を設計中です。 ローコスト住宅を目指しているのですが、雑誌等で調べるとリシン吹付けが一番ローコストとなっている様なのですが、工務店ではサイディングのほうが安くなると言われました。一般的に、リシン吹付けと一般的なサイディングではどちらがローコストなのでしょうか。
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多分、サイディングの方が多少安いのではないかと思います。 サイディングと吹付けとでは、まず工法も違いますし工期も後々の メンテナンスも多少違ってきます。 まず、サイディングの場合は、工務店によっても違いますが構造用合板等の コンパネを外部に貼っていき、その後 透湿防水シートを貼り、胴縁等で 押えた後に、サイディングを貼っていきます。 吹き付けの場合は、構造用合板までは同じですが、その後ルーフィング及び ラスやダブルラスを貼り、モルタル等で左官工事をした後に、吹付け塗装を 行っていきます。 値段的には、吹付けよりも、サイディングの方が多少安いと思います。 手間や材料のこと等を考えるとサイディングの方が安く、工期も縮まり ますので、工務店的にはサイディングを勧めるのではないでしょうか? ただ、後々のメンテナンスを考えますと、サイディングの場合は特に 南面の外壁のサイディングとサイディングの目地にシーリングを施工する のですが、そのシーリングが太陽等の熱によって亀裂が発生し、その部分 から雨漏り等が起こる恐れがありますので、亀裂が発生したり発生前に サイディングの目地のシーリング工事をしないといけない場合があります。 特に南向きで、太陽がさんさんと当たる家などは、約5年ぐらいで亀裂が 入っている家もありました。 吹付けの場合は、建物が建っている場所や環境によっても違ってくるとは 思いますが、約10年程度はもつと思いますので、私個人的には、吹付けを お勧め致します。ただ、家の雰囲気やデザインによっても吹付け・ サイディングの使い分けも出てきますので、一概には言えませんが。
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- inomino
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建築時のコストだけ考えると、リシンの方が安くて、和風の家ならデザイン的にも良いでしょうね。でもリシンは、職人の腕前で出来上がり感が違いますので、そこそこの外観にしようとしたら結構コスト高になるかも。それも、腕の良い職人というのが近くにいらっしゃっれば、ということですが。 安いサイディングは、デザイン的にも気に入るものが無いかもしれませんが、工業製品なので腕前で違うといった不安はありません。 また、リシンは耐久性はそこそこありますが、長期間の劣化で剥がれてきて、塗り替え時に剥離費用までかかって、すごく高くなる可能性があります。ローコスト住宅を目指すなら、今後のメンテナンススケジュールも一緒に考えておいた方が良いですよ。
お礼
返事遅くなりまして申し訳ありませんでした。 塗り替え時には上からまた吹き付ければ大丈夫かなと思っていましたが、剥離費用は全然頭にありませんでした。 大変参考になりました。 もう一度トータル的に考えたいと思います。 ありがとうございました。
- walkingdic
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最近は優秀な左官工がいなくなったため、むしろサイディングの方が安くなっても不思議ではありません。雨漏り不具合などが左官工のレベル低下によって増えており、割とクレームになりやすいので、最近では避ける工務店も多いと思います。 一番ローコストということであれば、サイディングよりもむしろガルバリウムの波板(0.35mm厚)の方が安いと思いますよ。耐久性抜群ですからメンテナンスコストも安くすみますし。 ただ見た目は家のデザインを工夫しないとちょっと安っぽく見えるのですが。(カラーなども気をつけないと安い借家のとたん壁のようになるので) でも上手くデザインすると結構よいです。
お礼
返事遅くなりまして申し訳ありませんでした。 ガルバリウムもいいなぁっと思っていましたが耐久性抜群とならばさらに検討したいと思います。 ありがとうございました。
お礼
返事遅くなりまして申し訳ありませんでした。 大変参考になりました。 もう一度メンテナンスをふまえ考えたいと思います。 ありがとうございました。