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大リーグのストライクゾーン

幼い頃に聞きかじった知識に、今更ながら疑問が湧きました。 「大リーグと日本野球ではストライクゾーンが違う。 ド真ん中は大リーグではボールだ」 と聞いた覚えがあるのです。 どうなんでしょう? 以前まではそうだったが今は違う、とかルールの変遷はあるでしょうか。 また、違うとすれば、一体なにと勘違いしたんでしょうか。 よろしくお願いします。

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回答No.7

公認野球規則では、ストライクゾーンについて、次のように記載されています。 『2・73 STRIKE ZONE「ストライクゾーン」--打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の上部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。』 日本語版の公認野球規則は、米国で編まれた規則をそのまま翻訳し、日本のローカルルールについては注として補足で記載しているのですが、この2・73項には別に注など何もありません。 つまり、ルール上、ストライクゾーンに日米の違いはありません。 しかしながら、観客に見て楽しんでもらうことが目的の職業野球では、ルールはルールとして尊重しつつ、運用でチューニングをかけています。 日本のプロ野球でも数年前にストライクゾーンを高く判定するよう運用面で「再徹底」が図られましたが、投手分業制の普及で打者受難の時代となり、打者有利になるように、チューニングしたものと思われます。(その後うやむやになったようですが。) メジャーリーグの場合、90年代半ば労使紛争が激化し、ストライキでペナントレースが打ち切られたことから、人気が逆落としに凋落。 それを盛り返すべく、ゲームの華たるホームランを増やそうと、使用球を「飛ぶボール」に変更したのだそうです。ただ、それだけだと打高投低で試合が大味になるので、ストライクゾーンを打者に不利になるようチューニングして、バランスを取りました。 ストライクゾーンについては、本来のゾーンより外目、低目にストライクをとるようにしたのです。極端な場合、ワンバウンドで捕手が押さえた投球を、審判がストライクとコールしたこともあったと聞いたことがあります。それと反対に、本来なら「ど真ん中ストライク」でもおかしくない投球をボールとコールしたケースもあったのでしょう。 だいたい話はおおげさに伝わりますから、「メジャーでは外角低目ワンバウンドがストライクになるんだよ」(←私は最初そう聞きました)、「メジャーでは高めはど真ん中でもボールなんだよ」という話になってしまったのでしょう。最初に申し上げたようにルール上の違いはありません。 ちなみに、その後のメジャーリーグは、カージナルスのマグワイアやジャイアンツのボンズがシーズン本塁打記録を塗り替えるなど「飛ぶボール」効果覿面、見事人気を盛り返しました。 しかし、その「飛ぶボール」を大きくて飛ばない球などと言ってる日本のプロ野球はいったい何なのでしょう。米国ではルールが許容する最大サイズのボールを使い、日本ではルールが許容する最小サイズのボールを使っていると聞いたことがあります。こちらもルール上はいずれも問題ない訳です。 それから、長嶋選手がバットを逆さに持って打席に入ったのに咎められなかったのは、相手チーム側が同選手を敬遠する意思が客観的に明白だったからでしょう。 相手チーム側が勝負するつもりで臨んでいるのに、長嶋選手が正規の打撃姿勢をとらなかったのであれば、相手投手の正規の投球はすべてストライクとコールされた筈です。そうしなければ、巷間ささやかれているように「アンパイヤは巨人軍の10人目の野手」だということになってしまいます。

turfy
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 少年野球の頃、ストライクゾーンの上限は、わきの下(もしくは胸のライン)と聞いていました。 ざっくりといって、多分この高さでしょうね。 飛ぶボールとか縫い目の高いボールとか、用具にも若干の差がありますね。

その他の回答 (7)

  • damushi
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回答No.8

#1のものです。 私自身のルールの過度に拡張した解釈と、 誤解を招くような表現をしてしまったことは 反省すべき点であると思います。 ただ、ワタシとしては 試合を円滑に進める、あるいは物事の筋道を通す上で 必要であればその場で適正と思われる判断を下す、 という意味合いで「裁量」という言葉を使い 決して審判に独裁的なことを許すという意味ではない ということをご理解いただければ幸いです。 また、おかしな判断をすれば確かに問題にはなりますが、 公式に問題があるかどうかは試合後に判断されるものであって、 その場では審判が最適と考える判断に基づいて決定が下される ということも考慮に入れていただければ幸いです。 (これも私の拡張的な解釈かもしれませんが  あくまで試合を円滑に進行させるためであって  審判の暴挙を許すという意味ではありません)

turfy
質問者

お礼

サッカーやラグビーでは、軽微な反則はプレーを続行する、アドバンテージというのがありますから、審判の裁量というのは、野球でも認められると思います。 サッカーを蹴球ということが滅多にないのに比べ、ベ-スボールは野球というのがほとんどということを考えると、野球がどれだけ愛されているかの証明だと思います。 パリーグプレーオフの盛り上がり同様に、日本シリーズにも期待したいですね。 私は世界大会の開催と野球がワールドワイドなスポーツになることを夢見ています。 皆さん、ご回答ありがとうございました。

  • doraroku
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回答No.6

No.5です。すみません。修正します。前の意見は私の勘違いで間違っていました。 ルールブックを確認したら下のことが書いてありました。 「打者が、バッターボックスにあえて入ろうとしないか、またはバッターボックス内にあっても、あえて打撃姿勢をとろうとはしなかったときには、球審は投手に投球を命じて、その投球をすべて、ストライクと宣告する。」 したがって、漫画は正しくて、長島さんの場合は間違っていたということですね。

turfy
質問者

お礼

No5&No6での回答ありがとうございます 無理やり解釈すると、ミスターは審判を超える存在ということで^^

  • doraroku
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回答No.5

>漫画の中で、このような場面がありました。 >打つ気のないバッターがバットを逆さに持って >いたところ、とんでもない暴投でも、ストライ >クの判定。 >そういうルールもあるんだ~と納得していました。 >ところが、つい最近知ったエピソードで、 >敬遠策に抗議するため長島茂雄選手は、バット >を逆さに、挙句にはバットを持たずに打席に入 >ったそうです。結果は四球で一塁へ。 この2つの判定について。 野球規則には、「打順が来たら打者はすみやかに打者席に入り打撃姿勢を取らなければならない。」(手元にルールブックがないので、文言は少し違うと思います。「以下同じ」)とあります。 そして、それを違反した場合のペナルティとして、「審判は投手に投球を命じ、ボールかストライクかを判定する。」とあります。 バットを逆に持った場合、もしくはバットを持たなかった場合についてのことはルールブックに明記されていないと思いますが、投球をまともに打てる状態ではないため、打撃姿勢を取っているとは言えないと思いますので、打者は規則に違反していると思います。 また、規則には、「相手の投手を惑わし四球などをねらう」ことが禁止されており、違反した場合のペナルティとしては、退場となります。 したがって、そう審判にとらえられたら、場合によっては退場させられる可能性もあるということです。 以上のことを考えると、 最初の漫画の例の場合、暴投がストライクという判定は間違いだと思います。ボールはボールです。 ただ、打者はルールに違反しているので、またスポーツマンシップでないため、審判が感情的にストライクをコールしたということでしょうか。 長島さんの例の場合、これは私も聞いたことがあります。敬遠に対する反感で行ったが、バットを持たなくても構わずにバッテリーは敬遠したそうです。 長島さんの偉大さが、バッテリーをそうさせたのでしょう。また、当事者は、誰も長島さんがルール違反を犯していることに気が付かなかったようです。結果として四球の判定は正しかったと思います。

turfy
質問者

お礼

No6にてまとめて、感謝

noname#14318
noname#14318
回答No.4

指摘だけじゃ悪いんで3のつづき。 要は1番さんはこれを言いたいわけでしょう? ---------------------------------------- 『公認野球規則』9・02a 審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、 プレヤー、監督、コーチ、または補欠が、 その裁定に対して、異議を唱えることは許されない。 ---------------------------------------- これは「判断に基づく裁定」について言っているだけで 「ルールブックに反して」いることまで認めている わけじゃないです。 また「判断に基づく裁定」であっても それが「おかしな判断」であれば、その審判は淘汰されます。 野球規則は審判に独裁者になることを許しているわけでは ありません。お間違えのないように。

turfy
質問者

お礼

詳しい方がたくさん居るのが嬉しくて、別の疑問を思い出しました。 漫画の中で、このような場面がありました。 打つ気のないバッターがバットを逆さに持っていたところ、とんでもない暴投でも、ストライクの判定。 そういうルールもあるんだ~と納得していました。 ところが、つい最近知ったエピソードで、 敬遠策に抗議するため長島茂雄選手は、バットを逆さに、挙句にはバットを持たずに打席に入ったそうです。結果は四球で一塁へ。 この2例については、どうなんでしょう。 とはいえ、細かいルールは分からなくても、見て楽しいのが野球をはじめとするスポーツのいいところですよね。

noname#14318
noname#14318
回答No.3

> (例えルールブックに反していても審判の判定が最終決定となる) 冗談じゃないですよ。 公認野球規則のどこにもそんなことは書いていません。 もう一度読み直してください。 指摘だけ似て失礼。

turfy
質問者

お礼

えーと、まあそんな熱くならず。誤字になってますよ。 野球離れと言われる中で、好きな人がまだまだ居ていいですね。

  • tokimune
  • ベストアンサー率27% (187/690)
回答No.2

以前MLBも日本と同じストライクゾーンでしたが 内角ぎりぎりの投球が増え乱闘が多くなったので乱闘防止のため外に甘く内に厳しい判定になっています、高低は日本と同じです、確かに中継を見ると、外角の日本ではボールのコースもストライクになっていますまた日本で内角ぎりぎりのストライクは、すべてボールと判定されています、これは、内角を突くボールばかり投げると、乱闘の原因になるので、内角ぎりぎりのボールはボールと判定されるようです、つまり日本のストライクゾーンがボール2個分 外側にずれたと考えるのがいいでしょう、 日本でも米国でも真ん中のコースはストライクです

turfy
質問者

お礼

乱闘も野球の華ですけれどね!? ド真ん中はボール、は何をどう聞き間違えたやら、、。 ド真ん中はホームランボール、と聞き間違えたかな。 広い日本、同じ説を聞いたことある人は居ませんか~ 回答ありがとうございました。

  • damushi
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回答No.1

日本でもメジャーでも公式ルール上のストライクゾーンに違いはありません。 ただし、実際には審判の裁量等で微妙に変化していき 最終的にリーグ独自のストライクゾーンとなっているようです。 ド真ん中を普通にボール判定しているようでは その審判は給料が下がるか、今後使ってもらえなくなると思います。 ただし、投手が試合や相手チームなどをナメたような投球であれば ド真ん中でも審判の裁量権を行使してボール判定を下す可能性があります。 (例えルールブックに反していても審判の判定が最終決定となる) 特に審判がその権限を発揮する傾向にあるメジャーでは その可能性が高くなるのだと思います。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3
turfy
質問者

お礼

早々の返信ありがとうございました。 ガッツポーズ禁止とか大量得点差の盗塁自重とかデットボール合戦とか、同じスポーツでもお国柄があって、面白いですね。 ウィキペディアの存在は知っていました。 使えますね~コレ。再認識できました。 実は、今回質問に至ったのは、「その他」の件なのです。 「私可愛いよね~」と繰り返す勘違いさんに、 「ど真ん中だね。まあアメリカならボールだけど」って皮肉りたかったので、、。 ってdamushiさんには、どうでもいい話ですね。

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