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黒い雨を見ました

ネタバレになるかもしれないので、気をつけてください。 長い間、怖くて見られなかった「黒い雨」を昨日やっと見ることが出来ました。  想像以上に原爆の描写がむごく、その後に続く家族への原爆症の影をとても恐ろしく感じました。 「はだしのゲン」を読んだことのある私にも、やはり衝撃的でした。 最後の終わり方が気になって仕方がありません。 白黒映画の空に、あるはずの無い七色の虹を思わず探してしまいました。 実話が元になっているそうですが、やす子のその後はどうなったのでしょうか。 差支えが無ければ教えてください。

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回答No.1

『黒い雨』(井伏鱒二作)は読みましたか? 私は映画を見ていませんが、やす子のその後というのは、映画(小説)のやす子さんのモデルとなった方のその後がどうなったかが知りたいということなのでしょうか? 『黒い雨』は井伏鱒二が知り合いの重松静馬さんの書いた日記をきっかけにして書き始めた小説ですが、他たくさんの資料や聴き込みをアレンジして書き込んであります。 小説ではやす子さんは矢須子という表記になっています。 この『黒い雨』の成立過程は 『重松日記』重松静馬著・筑摩書房 『続・井伏鱒二の軌跡』相馬正一著・津軽書房 に詳しく、私もざっと見ただけで記憶の範囲なのですが、 矢須子のモデルとなった女性は高丸安子さんといって、 結婚し子どもも二人生まれたそうです。井伏鱒二が小説を書き始めた時すでに安子さんは亡くなって3年ほど経っていたようです。 興味があれば、上記の本を読んでみてください。ひとつの小説を創作するにあたり作家がどのように現実と向き合っているかが、とてもよくわかる記録になっていると思います。

noname#128261
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございました。 モデルになった方があるんですね。  大勢の人が被爆し、原爆症に苦しんだことを考えると、本当に恐ろしいことです。  小説もぜひ読みたいと思います。 「重松日記」などは、図書館で探してみようと思います。  ありがとうございました。

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