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古語で「かく」の意味-2-

先ほども似た質問をしたのですが 説明不足だったようなので…… 古語の「かく」という単語に 「~に加えて・・・だ」という意味はありますか? 「かく」って 現代語では使いませんよね?

質問者が選んだベストアンサー

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  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.1

例文がないので、一般的な話になりますが、 >古語の「かく」という単語に >「~に加えて・・・だ」という意味はありますか? そのような意味はないでしょう。 古語というより文語の「かく」は音便で「かう」となり、現代仮名遣いでは「こう」となりました。 「かくして」=「かうして」=「こうして」 です。 「たかく」が「たこうございます」では「たこう」になるのと同じです。 つまり、語形が変化しているのであって、 >現代語では使いませんよね? というのは、適切ではないと思います。 最初に書いたように、例文を引いて、 「ここでは『~に加えて・・・だ』という意味で使われているのではないか」 と補足してくだされば、また別の答え方があるかも知れません。 ここに書いたのは、あくまでも一般論です。

shimashimashima
質問者

お礼

中途半端な質問をしてしまい、ご迷惑をおかけした上、ご丁寧にご回答頂きまして、本当にありがとうございます。 勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • Riccota
  • ベストアンサー率46% (116/248)
回答No.3

古語の「かく」単独で、「~に加えて…だ」という意味はないと思います。私の専門は中古(平安あたり)だったので、近世(江戸)とか新しくなると分かりませんが。 「かくかくしかじか」(英語のblah-blah-blahというような意味)は、まだ現代語でも使う言葉で、そのように慣用句のなかに意味が変わらずに残っていると思います。 また、現代文学という意味では、まだ使用されている語彙だと思います。 「かくいう私は…」「かくして(このようにして)」「かくなる上は…」などまだまだ文章やスピーチなどで日常聞くことができます。 質問者さんがもし、新しい用法として「に加えて」という意味らしい文を見つけたのならば、学術的に興味深いところです。まだ文法は100%分かっていないところがたくさんあります。可能性は捨てきれません。 ただたとえそうであっても、残念ながら、学界で認められて、教科書に現れるのは、10年ぐらい先になってしまうと思います。 いずれにしても、言語は文脈依存するものなので、前後の背景や例文があった方が、回答者には親切かな、と思いました。 下記のURLは、Gooの「かく」です。現代語としての用法のご参考まで。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AB%A4%AF&kind=jn&mode=0&base=1&row=8
shimashimashima
質問者

お礼

ご丁寧にご回答を頂きまして、ありがとうござます。 私は、昔何かの調べ物をしている時に、「かく」に「加えて」という意味が記載された辞書に巡り合ったような……そんな記憶があったのですが、今回いろいろ調べているうちに、そのような意味が記載されていない辞書ばかりで、実際のところどうなのだろうと、質問致しました。 私の記憶違いだと思います。 新しい用法だとか、学会に影響を与えるとか、そんな大それたものではありません(+_+) ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。

  • pananpe
  • ベストアンサー率47% (34/72)
回答No.2

この前の質問も見たのですが、どうやら質問者様は「かく」にも「かつ」と同じ意味があるのではないかと思っておられるようにお見受けします。 けれど、古語にも「かつ」という言葉はあり、「かく」と「かつ」とは、全くの別語。したがって、「かつ」が持っているような、「~に加えて」のような意味はありません。 既に答えられている方が仰るように、あくまでも「かく」=「こう」です。 >「かく」って現代語では使いませんよね? 使います。文章語といいますか、少し古めかしい表現にはなり、使用頻度は多くはありませんが、現代語として使えます。例えば「かくなるうえは……」という表現、聞いたことがありませんか? この「かく」がそうですね。 どうしても納得できないようでしたら、「~に加えて」の意味で使っているのではないかと思われる文や状況などを、お教えください。

shimashimashima
質問者

お礼

ありがとうございます。 勉強になりました。 指摘されれば、現代語としても使いますよね。 勉強不足で申し訳ありません。

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