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ベンゼン抽出液に苛性ソーダ溶液を加え分液すると・・・

ベンゼン抽出液に苛性ソーダ溶液を加え分液すると、苛性ソーダ溶液は黄色に着色するのはなぜでしょうか?

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

ニトロベンゼンですか。 ベンゼンを使っているので、そのあたりだろうとは思いましたが・・ ベンゼンをニトロ化したということでよろしいですね。 先ほどの私の説明も悪かったのですが、目的物以外のものが着色の原因になっていることが多いので、「何を抽出するか」ではなく、「どのような反応を行ったか」を訊ねるべきでした。 まず、ベンゼンをニトロ化したのであれば、副生成物として、m-ジニトロベンゼン(黄色)が生成する可能性があります。これは、わずかに水に溶けますので、これである可能性は否定できません。ただし、もしもそうであるならば、ベンゼン層にもこの物資が存在することになりますので、ベンゼン層も黄色になるはずです。 具体的な可能性のある黄色いものといえば、この程度しか思いつきません。 しかし、おそらく原因はm-ジニトロベンゼンではなく、No.1でも述べた「構造不明の微量の不純物」ということになると思います。 有機化学の実験を行うと、予想外の、あるいは説明できない色の変化が起こることがよくあります。 また、その色の変化に興味を持ち、その理由を知りたがる学生さんが多くいることも事実です。 それが、明快に説明できればよいのですが、困難な場合が多いです。 言い訳になりますが、有機化学反応の場合、説明困難な副反応が起こることも多く、すべての生成物の構造を知ることは不可能な場合がほとんどです。 また、それらが、仮に濃い着色の原因になっていたとしても、量は極めてわずかであることも多くあります。 したがって、現実問題としては、それらは無視されます。深入りしても得られるものが少ないと考えられるからです。 いささか歯切れがわるいですが、 「それは何かわかりません。色は濃く見えても、量はは少ないので、全体の結果に大きな影響が及ぶことはありませんので、気にしないで下さい。」 という回答になってしまいます。 ・・・先生に質問されてもおそらく似たような回答が返ってくると思いますし、ニトロ化に限らず、別の実験でも出てくるかも知れない回答だと思います。

silver0000
質問者

お礼

ありがとうございます。たしか薄い黄色になったと思います。

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

ベンゼンで何を抽出したかによって違います。 一般論で言えば、「アルカリ性で黄色になる、構造不明の不純物が微量含まれているから」というような、ほとんど無意味に近い回答をせざるを得ないことが多いでしょう。 なお、今どき、毒性の高いベンゼンで抽出することはほとんどないでしょう。

silver0000
質問者

補足

すいません。抽出液とはニトロベンゼンです。 この場合はなぜでしょうか?

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