• ベストアンサー

電位差滴定法の電極について

電位差滴定法に使われる電極には参照電極と指示電極がありますよね、その参照電極と指示電極のそれぞれの役割って何すか??

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.1

指示電極は溶液の酸化還元対の濃度比で決まる電位になる. それを測るためにはもう一個電極が必要で,そことの差で電位を測定できるようになる.当然,もう一個の電極は被測定溶液の酸化還元対の濃度比とかとは無関係に一定の電位をもっていなくてはならない.そこで,被測定溶液とは別の,安定な酸化還元対を仕込んだ電極系を用意して,これを基準に測ることにする.これが参照電極. 参照電極を構成する溶液と被測定溶液とは電気的はつながっていなくてはならず,しかし,溶液同士は混ざり合ってもいけないという,ちょっと考えると無茶苦茶なことが要求される.これを達成するのが塩橋.通常使われる参照極は,塩橋までこみにして一体化されていることが多い.

関連するQ&A

  • 電位差滴定法の指示電極ってどうして白金なんですか?

    酸化還元系で電位差滴定法を行うとき、どうして指示電極には必ず白金が使われているんでしょうか? 他の安い金属や元素を使ってはいけないのでしょうか? ちょっと疑問に思ったのでどなたか教えていただけませんでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 電位差

    電位差測定の話しですが、指示電極と参照電極を用いて測定をしますが、なぜ指示電極だけでは電位を測定できないのでしょうか?

  • 電極電位は実測出来ない?

    手元にある玉虫先生の電気化学の本によれば 「電極相が溶液相に対してもつ内部電位をその電極の電極電位とする。・・・ 電極電位は科学的組成の異なる2相間の内部電位の差であるから、その値を実測することは出来ない。」 この理由が分かりません。 単純に考えてpzc(potential of zero charge)を測定し、参照電極の溶液電位の差が分かれば測定可能なように思うのですが、 なぜ実測出来ないという結論になるのでしょうか? どなたか説明して頂けないでしょうか? よろしくお願い致します。

  • 電位差滴定装置の複合電極の内部液

    電位差滴定装置の複合電極の内部液について質問です。内部液を継ぎ足したのですが、3.33mol/L KClを入れないといけないところを、間違えて1M KNO3を入れてしまいました。内部液を捨てて、3.33mol/L KClで共洗いし、補充しましたが、測定結果が今までより低い値を示すようになってしまいました。複合電極が壊れてしまったのでしょうか?

  • 銀塩化銀電極で液間電位差が問題にならないのはなぜですか?

    銀塩化銀電極などの参照電極では寒天などによって 測定系の溶液と参照極側の溶液は別のものを用いますが(銀塩化銀電極であれば飽和KClなど)、 液間電位差が問題にならないのはなぜなのでしょうか? 測定系の溶液の種類によって参照極側の溶液との間の電位差が異なるため 作用極によってかかる電圧にオフセットが乗るというような現象が起きそうな気がしますが、 このようなことはなぜ問題にならないのでしょうか?

  • 電位差滴定における理論値と実測値の誤差

    電位差滴定において測定した実測値とネルンストの式により計算した理論地の値がかなりずれてしまいました。実測値550mV、理論値1350mVです。電極には飽和カロメル標準電極と白金指示電極を、標準溶液には過マンガン酸カリウム溶液、試料溶液には硫酸鉄(II)アンモニウム溶液を使用しました。原因として考えられるのはどのようなことなのでしょうか?このような実験にはある決まった原因があると教授から言われました。どうかよろしくお願いします。

  • 電位差測定(pH電極)について

    電位差測定について疑問があります. 代表的なものとして,pH電極がありますが, このpH電極を,ガラス電極(内部電極は白金)と基準電極の電位差を測ることでpHを測定している事は理解しました. ガラス電極で生じる内部液と,サンプル液の膜電位でネルンストの式から, 水素イオン濃度を検出しているという事ですよね. ここで疑問なのですが, ガラス電極と基準電極の間に,電流はどのように生じるのでしょうか? 電極間の電位差を計測しているという事は,電流が流れていないと,電気回路として一周しません. また,基準電極は銀塩化銀電極等の不分極電極ですが,不分極という事は,電流は流れないのでは・・・・ 詳しい方,電極,測定溶液の電子移動に関して分かりやすく解説頂けないでしょうか?

  • 電位差計(pHメータ)

    酸化還元滴定を用いた電位差の測定では、pHメータのような入力インピーダンス(簡単には抵抗ということでよろしいでしょうか?)が大きなエレクトロメータを用いて、電圧計を用いて測定しないのはなぜなのでしょうか? 電圧計を使う場合となると、ビーカーに2つの溶液を塩橋でつなぎ、またがせて、更に電圧計をつないで指示電極と参照電極間の電圧をはかる形式をとるということですよね? これに比べるとpHメータは簡略、かつ便利な器械といえると思いますが、インピーダンスが大きいということは今回初耳だったのですが、どういう原理に基づくものか少し教えて頂ければ幸いです。 あと自分なりの答えとしては、抵抗が大きいということは流れる電流と電圧が小さくすむということなので、実験上の安全面などを考えた上でではないかと考えています。宜しくお願いします。

  • 標準電極電位について

    水酸化ナトリウムの標準電極電位は2.3ぐらいですか?また、硫酸の標準電極電位はいくつか教えてください! あと、標準電極電位って足し算して出してるのですか?

  • 半導体電極の電位: 一体どの電位を測っているのでしょうか

    半導体、たとえばシリコン、を電解液に漬けると、電子が電解液側に移動してシリコン表面には電位がシリコンの内部へ向けて段々と変化する空間電荷層ができると知りました。 http://hr-inoue.net/zscience/master/m-annex1/manfigb.gif ここで知りたいのですが、次の場合、一体どの電位を測定しているのでしょうか。 まず半導体の板の表(おもて)面、と裏面に電位を測定するための電極パッドを設けます(表面をA 裏面をBとします)。二つの電極パッドに触れないように、表面に電解液を一滴たらします。参照電極の先端を電極に触れさせます。 Q1 AとBで違いはありますか?  つまりA - 参照極のセットで測定される電位と、B - 参照極のセットで測定される電位との違いはありますか? 違いがあるとすれば、どういう違いが表れるでしょうか。 Q2 半導体表面には深さ方向に段々と変化する空間電化層ができます。すると、測定される電位はいったいどの電位でしょうか。最表面の電位でしょうか、中腹のでしょうか、それとも半導体内部(空間電化層と関係ないところ)でしょうか? 宜しくお願いします。