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反物質について
ある本で反物質のことを知ったのですが その本には「反物質は人類にとっての最強のエネルギー源」と書かれていました そこで気になったのですが 利点、問題点、どのような利用ができるか等を教えてください 複数質問ですいません
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反物質は、アメリカの科学者が1960年代に加速器内で製造に成功しています。 しかし、安定出来ずあっと言う間に破壊されてしまいました。 反物質1個で、原子1個を破壊出来る計算になります。 核分裂や、核融合と言うのは、完全に核を破壊する物でないので、E=MC^2のトータルエネルギーは発生しません。 原子1個の持つエネルギーはとても多いのです。 もし、反物質1個で、原子1個を破壊したとしたら、 E=MC^2の2倍、つまり原子1個のエネルギーの計算通りのエネルギーを算出する事になります。 実験中に反陽子が1個出来ても。質量が極めて小さいので、微弱な熱の発生なので安全です。 でも、まだ原子炉の方が安全だよ。 反物質反応炉作って発電して、 もし反物質が漏れて人体が反応すると体に穴があいて数万度の熱で燃えちゃうよ。 最強の、殺人兵器なら意味が分かる。^^;
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エネルギー源という言葉を、「自然からエネルギーを取り出す源」とすると、反物質は目に見える範囲の宇宙には天然資源として存在しそうにないので、該当しないと思います。 しかし、乾電池のような「エネルギーを何らかの形で凝縮・蓄積しておくもの」という意味で用いれば、たしかに最強のもの=最もエネルギー密度の高いもの、であろうと思います。 なお、反物質や反粒子それ自体の寿命が極端に短いということはありません。ただ通常物質と出会うととたんに対消滅してしまうだけです。 >反物質1グラムが有するエネルギーは広島に投下された核爆弾にほぼ等しい 広島原爆ではおよそ1kgのウランが核分裂したと言われています。 1kgのウラン235が全て核分裂を起こすとおよそ8.2×10^13Jのエネルギーが放出されます。 物質1gがエネルギーに変われば、9×10^13Jのエネルギーになりますので、たしかにそれを上回りますね。 ただし、この場合反物質は半分の0.5gでいいです。残り半分はその辺の通常物質が対消滅しますので・・・・
核分裂や核融合は分裂や融合する際に失うほんのわずかな質量であれだけのエネルギーを放出するのに対し反物質の場合は「反物質+同量の質量の物質」の重さすべてがエネルギーになりますから効率の面では核融合の比ではありません。有名な「E=MC^2」のエネルギーが出てきます。Mを1gとしても町ひとつが消えるかな? 加速器の中では発生が確認されているはずです。 これ以上はほとんどSFの世界です。実用面?では封じ込めももちろん重大な要素ですがどのように反物質を入手するかですね。加速器で発生させていたのでは発生させるのに必要なエネルギーのほうが多いでしょうし。どこか異次元の反物質世界にでも行き来できるようになればいいのですがw。
反物質は非常に危険な物質です。 物質(私たちは物質の中で生きています)に触れると質量の全てをエネルギーに変えて大爆発を起こします。 なので真空中に磁界などで固定しなければなりません。 しかも寿命が一瞬しかありませんので光に近い速度で移動させておかねばなりません。 現在の実績としては10時間の保存が出来た(研究なので常用ではない)と報告されたと聞いています。 利点:物質をエネルギーに変える効率がほぼ100%なので原子力(数%)などより強力なエネルギー源になります。 問題点: ・非常に危険な物質なので取り扱いは宇宙空間になるでしょう。 ・寿命も非常に短いので保存技術の発展を待つことになります。
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回答ありがとうございます。 なるほど。 10時間ですか・・ 実用化までまだまだ時間がかかりそうですね 兵器に利用されなきゃ良いですけど・・・
- sittaka-kun
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利点と用途についてはほぼ核融合と同じです。 問題点は,核融合同様に封じ込めが問題となります。 また,存在が確認されていないことが最大の問題でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 反物質が漏れたら地球滅亡しそうですもんね。
お礼
回答ありがとうございます 反物質1グラムが有するエネルギーは広島に投下された核爆弾にほぼ等しいってのは本当だったのですね 恐ろしいですね・・・