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SONYブランドの凋落は何故でしょう?
こんばんわ。 いつも、お世話になっています。 さて、標題のとおりなのですが、皆様はどこに原因があるとお考えか、お聞かせ下さい。 私は、一貫生産体制の遅れ、独自規格への過剰なこだわり、アミューズメントへの傾斜の行き過ぎ、シャープの様な独自性の追及がない、人材の入れ替わりの激しさ等にあると思っていますが、かつてのSONYファンとしては、寂しい限りです。 幅広いご意見を頂戴したいと存じます。
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過去に書いたやつのコピペですがご容赦を CCCD出たので他のを。 1.ゲーム機でもうけすぎた これは他の人に任せる(笑) 2.映画会社を買った スパイダーマン売れまくり…のため、本業の家電が大ピンチ。 ソフトなどで儲けるため「録画保存できない」デジタルビデオを発売。 クリップオン、チャンネルサーバー、コクーン… どれも「見て消す」設計コンセプト。録画コレクターの多い日本人は手を出してくれない。 3.DVD規格策定で負けた 10年前、東芝がSD方式、ソニーがMMCD方式を提唱。 結局東芝が採用され、DVDの映画やパソコンのソフトが発売。 録画型を出す際、東芝の正統派RAM、-RW、-Rを開発中、 RAMの策定で変な口出しをして開発を遅らせて、ソニーは海外で+RW、+Rというマガイモノを発売。 一気にDVD市場を混乱させて、次世代のブルーレイに一刻も早く換えたい。 しかし消費者はDVDで満足、ディーガバカ売れ。 デジタル放送の録画もできない+系は日本で絶滅寸前まで追いやられ、 仕方なく-RWで原価ギリギリの叩き売り機種「スゴ録」と、際物PSXを赤字垂れ流しで売りまくって市場破壊。 4.平面ベガと薄型テレビ 業界初の平面ブラウン管「ベガ」が大ヒット。あぐらをかいているうちに薄型時代。 すぐ商品として出せた日立やパイオニアのプラズマ、ご存知シャープアクオスが売れまくり、東芝キヤノンのSEDも発売間近。 ベータビデオなどで尊大だったソニーは、日立やシャーブにバネルくださいなと頭を下げられず、結局韓国のサムスンと組むハメに。 この中国韓国勢が特許無視たたき売りでシェアを伸ばし、 最近はイオンXシャープ、松下XLGといった訴訟も表面化。 日本政府のいまさらながらの国内産業保護政策でも、薄型画面の作成では 松下、シャープや東芝は入れたのに、ソニーはなんと「追い出されました」 5.ソニータイマーとサービスサポート 景気のいい頃は故障うんぬん無視で最先端のものが売れましたが、 不況は壊れにくいものが優先。 過去に散々壊れた経験を持つ人が買うとき、自動的に対象外。 しかもVAIOのサポート社員はリストラ、PSPの不具合はダンマリ。客が逃げていくのも当然。 6.インターネット インターネット見て家電選ぶような客層が、ネット掲示板で 「ソニーのXXは韓国サムスン製液晶だよ~ん」なんて見ると、 当然購入対象外。 そういった詳しい人が一般の人に相談を受けたとき、返す言葉も「ソニーはやめておけ」 7.炸裂する独自規格 メモリースティック、デュオ、プロ…何個増やせば気が済むんですか? 以上こんな感じかな。 それでも今度のハイビジョンハンディカムは久々に購入検討しても良いとは思います。
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- rightegg
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こんばんは。 正にソニーであるがゆえ、という気がします。 ラジオ、テレビ、ウォークマン、8mmビデオ、CD、MDとソニーは常に先駆者として業界を牽引して来ました。 革新的な製品を生み出し、先駆者として規格を作りながら今のブランドを築き上げて来ました。 おかしくなったと感じたのはプレステ、バイオ辺りからでしょうか。人材が急速にばらけてしまった感じがします。 (内部はトップの思惑とは別に右手のやる事を左手が知らないような状況です) そういった状況の中でも常に時代のトップを目指してしまった為に判断を間違うと影響が大きい。良く言われる事実ですが、デジタル家電への対応の遅さが致命的だったと思います。特に薄型テレビ、ポータブル機器の2つ。トリニトロンを延命させた結果出遅れ、起死回生で次世代技術を先取りするも空振り、結局サムスンと提携してお茶を濁してしまいました。 そしてポータブル。代名詞であったはずのウォークマンが急落。長年DRMの研究に時間と金を費やし、ゆるやかに進化させるつもりがiPodという黒船が来襲。あっという間にポータブル分野のシェアをかっさらわれて、MDが過去のものに。 ここで追従すれば良かったのですが、またもや迷走してNetMD、Hi-MDと無意味な進化に力を使ってしまいます。 ここへ来てようやく追従路線となって、まともなポータブル機器を発売して盛り返しつつありますが、この数年で失ったものはかなり大きいでしょう。 とはいえ元々技術力はかなりある会社です。 パソコンは別にしても、ポータブル分野でのアドバンテージはまだまだあります。開き直って松下並みに他社の真似をすれば勝機はあります。 きっと今考えているのは、かつてVHSに敗れ去った時に8mmで仇を取った様に、次世代での大逆転でしょう。 カリスマが居なくなったソニーがどう変わるか、もしくは変わらないのか、なかなか面白いですね。 取りあえず次の勝負はiTMS日本版スタートの時ですかね。10年近くこの分野に大金を投入し続けたソニー(mora/bitmusic)が今や世界一の音楽配信サービスに対抗出来るか?
お礼
鮮やかな分析ありがとうございます。 私も、音楽配信サービスには着目しています。確かに配信曲数も多いし、音質も良いのですが、デバイスへの転送が限られていて、少しセコイ気がします。 また、エンターテイメント以外でアッと言わせる新製品、次世代技術を見せてもらいたいですね。 ありがとうごさいました。
- aozola
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個人的にはですが、アメリカ的な考えを良しとしすぎたからではないかなと思います、ですから、今のソニーは金の動きは考えますが、技術的なことはあんまり考えないような気がするので、ソニー製品は初期不良が心配なんて、昔は言われなかった事ですよね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アメリカ式経営が原因ですか。なるほど。技術開発への回帰が必要なのでしょうか。参考になりました。
- yamanekotama
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自社技術力への過信!社内硬直化・・・かっては我が家のTV4台はSONYでした。現在1台のみです。当然パソコンも他社製品です。社長が交代して社風もいい方に変わってくれる事期待してます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 SONYのテレビは、確かに、買う気がしませんよね。また、個人的には、バイオもオモチャみたいでPCといった感じではありませんしね。 どうしちゃたのでしょうね。
- alex0130
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僕は、エンターテイメント事業への拡大が原因だと思います。 『ソニーの製品と言えば?』 と聞かれても、PSしか浮かんでこないのは僕だけではないはずです。 他社が新たな家電を開発している中、ソニーはせっせとゲーム開発・・・。 これでは、消費者から見捨てられるのも無理はないでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。同感でございます。 天才技術者と希代のマッケーターが作り上げたブランドも方向が最近は少し違うのでは、と思う製品が多いですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の知識が追いつかない部分もありますが、正鵠を得られている感じで関心いたしました。私も、サポートと使いやすさで最近は、PANASONIC一辺倒です。本当は、余り「マネシタ」産業は好きではないのですが、あの全国に張り巡らされた販売網とサポート体制、使いやすさに徹した操作性で、やはり買ってしまいます。他の方のお礼にも書きましたが、これぞSONY、さすがSONYと言われるものをまたみてみたいですね。誠参考になりました。