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ラザフォード後方散乱(RBS)について

現在RBS法の勉強をしています。 普通、RBSでは多くの場合入射エネルギーは1MeV~数Mevのアルファ粒子が入射粒子として使用されているとありました。 ではなぜ低エネルギーまたは高エネルギーのアルファ粒子は使用されないのでしょうか?その理由がわかりません。 どなたかわかる方、回答のほうよろしくお願いします。

noname#14960
noname#14960

みんなの回答

  • gontarohk
  • ベストアンサー率75% (15/20)
回答No.1

専門外であまり自信はないのですが、回答が無いようなので、推測ですが。。。 RBSはあくまで、入射粒子とターゲットの原子核との間のクーロン相互作用による散乱だと記憶しております。つまり、入射粒子(He原子核)とターゲットの原子核の間で、核反応が起こらない程度のエネルギーにする必要があると思います。これがあまり高エネルギーのアルファ線を使わない理由ではないでしょうか。 低エネルギー側は、散乱されたアルファ線の検出のし易さなどの実験技術的な問題なのではないでしょうか。

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