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地震の震源

地震の時に震源で起きている現象について教えてください。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • seapapajp
  • ベストアンサー率27% (43/155)
回答No.2

地震は地盤に大きな圧力が掛かり、地盤(岩盤)がそれに耐えれなくなり、岩盤が瞬間的に割れてずれるために大きな揺れが発生します。岩盤の割れ方とその場所で被害が大きく異なります。割れ方は大きく2種類あり、平面的な断層(切れ目)の両サイドの岩盤が左右方向にずれる「横ずれ」と、片側がもう片側の上に乗り上げたり、下の岩盤がせり上がったりする「縦ずれ」があります。これらは部分的な変位ですが、プレートが跳ね上がるような大きな変位もあります。場所では、今までの多くの地震は日本から離れた沖合いで発生していましたが、神戸では自分たちの住んでいる真下(都市部では初)で発生した直下型があります。神戸では幸いにも「横ずれ」1.5~2m程度だったためあの程度の被害ですみました。これが「縦ずれ」なら立っている建物は無かったでしょう(理由は建物などの設計は横揺れしか想定していないため自重の1.2倍の力が加わって壊れないようにしているため)。(1891年濃尾地震では横6m、縦2m、7,273名の死者)直下型の地震では確かにその地域では被害が発生しますが、離れた場所へは被害は及びにくく、被害が最も大きくなるのは海底で起き津波が発生する地震です。海の中で「縦ずれ」の地震が発生するとその真上の海水も上下します、例えば水深1000mの海底で10cm海底が隆起すると、海水が隆起する場所と隆起しない場所の海水(上下方向)に摩擦が生じてエネルギーが横へ伝達されます。波は減衰しにくいため数千キロ離れた場所へも到達します。この波が(風で発生する波は表面だけのエネルギー)浅い陸地へ到達するとエネルギーは同じなため、水深が100mになると波の高さは10倍の1mになり、水深が10mになると100倍の10mになるため、例えば太平洋の真ん中で発生すると環太平洋地域全体に被害が発生する事になります。ちなみに、今騒がれている東海、東南海地震は海底の「縦ずれ」で5~14mのズレと予測されているため被害が大きくなると考えられています。

lio0902
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。

  • Bush
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.1

震源が浅い地震は活断層が動いて発生する直下型地震と呼ばれています。この地震はマグニチュードがそれほど大きくありませんが震源が浅いため震央付近の震度は大きくなります。中越地震や阪神淡路大震災がこのケースです。 また海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込む際に大陸プレートも引きずり込まれるのでストレスがたまり、やがて跳ね上がって地震が起こるというケースの地震もあります。このケースの地震は海溝付近で発生し、マグニチュードが大きく、周期は数百年毎に発生すると考えられています。将来起こるであろうとされている東南海地震や昨年末に発生したスマトラ沖地震はこのケースです。津波が発生するケースが多いです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87
lio0902
質問者

お礼

ありがとうございました。参考URL役に立ちました。

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