お尻に小さな穴がある・・なんでしょうか？

質問

友人のもうすぐ３歳になるお子さんです。

うまく場所を説明できないのですが、
お尻の二つのほっぺがありますよね？立ち上がって、腰の方から下向きにお尻まで視線を移していくと、ちょうど、お尻が二つに分かれ始める部分の付け根に直径２ｍｍくらいの穴があるんです。

見てはっきりとわかる穴で、深さもあります。
小児科の先生が言うには、中は行き止まりで、成長とかには全く支障がないとか。

しかし友人は、少し大きくなって人前で着替えなどをする際に、あれではかわいそうだと言っています。

いったいこれは何なのか？放っておいてもいいものなのか？自然にふさがる可能性はあるのか？手術が必要か、など、ご存知の方は教えてください。

回答No.4

Lovely1103

うちの１歳の次男は神経管閉鎖障害のひとつである二分脊椎です。最近葉酸の摂取により発症の可能性が低くなると話題になっているものです。
そのお子さんの穴は「先天性皮膚洞」というもので、単なる皮膚の形成異常と二分脊椎の可能性が考えられます。

次男は穴というよりくぼみで、生後すぐ退院してから気がついて見た目には行き止まりになっていたので小児科の先生も大丈夫だろうとのことでしたが、念のために脳神経外科にまわしてもらいMRI検査を受けました。
結果は脊髄までの交通あり。簡単に言えば脊椎（背骨）が形成されるときにうまく癒合しなかったということです。ただ髄膜瘤（髄液がしみだしてできたこぶ）や脂肪腫がなかったので特に処置はなく、排尿・排便障害や歩行障害は出ないだろうと言われました。穴がつながっているようならその先が骨髄までつながっている可能性があるのですが、うちの子のように穴がつながっていないのに内部ではしっかり交通があるというのは、脳神経外科のお医者様もちょっとびっくりされていました。
あまりご心配させてもいけないとおもいますが、もし安心のために・・・という思いがおありでしたら、一度脳神経外科でMRI検査を受けてみられることをお勧めします。

その上で皮膚の形成異常だけということなら、どうしてもその穴が気になれば形成外科の方で穴をふさぐ手術をしてもらえます。穴があるとどうしても汚れやすく、そこから感染を起こしやすいので、そういった理由からも形成外科では処置をしてもらえますよ。残念ながら自然にふさがる可能性はありません。気をつけて清潔にしてあげれば、見た目の問題はありますが放っておいても大丈夫ですよ。