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細胞壁の過酸化水素について
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ある生化学の本には過酸化水素がどこからリグニンの生合成に供給されるかはまだ明らかになっていないと記述されていました。 他に関連がありそうな項目をみると、病原菌の感染による植物の防御機構の一つとしてリグニン合成が高まる反応について言及している部分がありました。 そこでの説明によると 病原菌の進入に反応する受容体がだすシグナルを受けて、細胞膜上のタンパク質であるNADPH-依存性オキシダーゼが酸素分子から活性酸素を作り出すそうです。活性酸素分子種にはスーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカルがあります。このタンパク質により、まずスーパーオキシドが生成し、これが次に過酸化水素などに転換されると考えられています。 自信はありませんが、 通常の状態でもこの細胞膜上にあるタンパク質が活性酸素を細胞壁に供給しているものの候補として有力視されているのではないかと思います。
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回答ありがとうございましたm(__)m。 やはり、まだ明らかになっていないんですね。 いくつかの本で調べたのですが、はっきりと書いてあるものが無くて気になっていました。 NADPH-依存性オキシダーゼについて勉強してみようと思います。