• ベストアンサー

2005年5月17日の『天声人語』(ドナウ河)

http://www.asahi.com/paper/column20050517.html  上記のURLで、2005年5月17日の『天声人語』を読んでいます。理解できないところがありますので、ご指導をお願いします。 1.「天気がよかろうと、悪かろうと、ドナウ河の流れは同じ。ただ定めなき人間のみが、地上をさまよい歩くのです。」  「定めなき人間」の意味を教えてください。また、「定めない人間」と比べてより改まった書き方は、「定めなき人間」なのでしょうか。 2.「古来、大河のほとりには文明が息づいてきた。」  「息づく」はどういう意味なのでしょうか。「文明が息づいてきた」のところをほかの表現に書き直すと、「文明が生まれてきた」、「文明が誕生してきた」で自然な日本語なのでしょうか。違和感を覚えるのでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • zato
  • ベストアンサー率60% (2090/3478)
回答No.2

こんにちわ。 また難しい文章にチャレンジしてらっしゃいますね。 1.まず「定め」の意味です。   1 物事を決めること。取り決め。決定。   2 規則。おきて。   3 運命。宿命。   4 安定していること。不変であること。   5 優劣などを決めるための論議。評定。 今回の文章にある「定め」は「不変であること」です。 「定めなき人間」とは、「不変であることが無い人間」つまり「変化のある人間」です。 意味合いとしては「変わりやすく、不安定な人生を送る人間」ということでしょう。 「定めなき人間」という言葉はあまりいい意味ではありません。 なぜかというと、必ずこの言葉の前には「変わらない大自然」が書かれており、その対比を書いた文章だからです。 つまり変わらない大自然の素晴らしさ、それに対して変わりやすい人間の小ささ・つまらなさ、を書いている文章なのです。 「定めなき」という言葉は古い言葉(古語)です。 しかしこういった堅い文章の時に使用されます。 「定めない人間」という言葉は違います。 「定めなき人間」を少しくだけた言葉にすると「定めのない人間」になります。 2.「息づく」とは「生きる Live」という意味です。 「文明が生まれてきた」「文明が誕生してきた」でおかしくないと思います。 生まれただけではなく、育ってきたという意味もあるのですが、「生まれてきた」という表現で良いと思います。 もしくは「文明が生まれ育ってきた」という言葉もあります。 もっとカッコイイ言葉で、「文明がはぐくまれて(育まれて)きた」という言葉を思いつきました。 「はぐくまれる」には親が手を掛けて子供を育てるといった意味合いがあります。 この文章の場合、大河が文明を生み育てたという意味がありますので、「文明がはぐくまれてきた」でもいいかなと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。すっきりしました。  本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 もしかして、外国の方でしょうか(^_^;  もしそうなら、ごめんなさい。日本文学の研究か何かをやっている学生だと信じきっていました。 1.はっきり言ってこの詩は意味が分かりません。  前後が省略されているため、文章自体の意味が通じないからです。  ここでは、「水を扱った詩の例」として扱われています。  『いつまでもずっと変わらないドナウ河の姿』を謳った詩であることが重要視されているだけです。  なお、「定めなき人間」の「定め」とは、ここでは「掟」や「ルール」といった意味です。  つまり「何の規則にも縛られない自由な人間」という意味になります。  多少古い言い回しになるため、「定めなき」で1つの単語として扱い、文法上の変化はさせません。よって、「定めない人間」という言い回しをすると意味がまるっきり変わってしまいます。  この「定めなき人間」が、ドナウ河と何の関係があるのかはさっぱり意味不可解で、これを理解するには詩の原典を全文読むしかないでしょう。 2.「人が息づく」と「人が生まれる」は全く同じ意味です。  ただ、「人が生まれる」では、そこに人間という物体が存在するという、ただそれだけの意味を含んでしまいます。  「息づく」の方が、「その土地に定着し、日々の生活を立派に歩んでいる」というニュアンスを明確に伝えることができます。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。私は日本語を勉強している中国人です。日本語はまだまだ下手です。日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。日本語の作文上達になりたいので、『天声人語』を読み始めたのです。いろいろと教えていただき大変いい参考になりました。  本当にありがとうございました。

関連するQ&A

  • 2005年5月14日の『天声人語』

    http://www.asahi.com/paper/column20050514.html  2005年5月14日の『天声人語』を読んでいます。理解できないところがありますので、ご指導をお願いします。 1.『「話せばわかる」という言葉が残る。』  「話せばわかる」について詳しく知りたいと思います。どうしてこの言葉が残されたのでしょうか。 2.『「日本がいつまで西欧文明のビールスに感染しないでいられるかは問題だ……日本人の好みも、やがては西欧的企業のスモッグにおかされて、失われてゆくことは必定であろう」(『チャップリン自伝』新潮社)。』 (1)「感染しないでいられる」はどういう意味なのでしょうか。 (2)「日本人の好みも、やがては西欧的企業のスモッグにおかされて、失われてゆくことは必定であろう」はどういう意味なのでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いします。

  • 2005年5月15日の「天声人語」(蝶)

    http://www.asahi.com/paper/column20050515.html  2005年5月15日の『天声人語』を読んでいます。理解できないところがありますので、ご指導をお願いします。 1. 「去年の5月、東京西郊の公園でチョウチョウをめぐってパトカーが出動する騒ぎがあった。」 「さあチョウチョを捕まえるぞ」。 「羽化したばかりのチョウを捕るのはよくない」    同じ意味を言っているようですが、作者は異なった表現を三つ使いました。「チョウチョウ」と「チョウチョ」は幼児語なのでしょうか。日常の大人の会話の中で、「チョウ」なのでしょうか。 2.「数人の男女がそれぞれにカメラを構え、虫や鳥を撮影していた。」  この文の中の「構える」は、どういう意味なのでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いします。

  • 今日10月12日の「天声人語」

     日本語を勉強中の中国人です。今日10月12日の「天声人語」について教えてください。 http://www.asahi.com/paper/column.html 1.「和紙とひとくくりにするのがためらわれる彩りだ」 「ためらわれる」はどういう意味でしょうか。 2.「一説によると来年は、紙すきの技が大陸から伝わって1400年にあたる。以来、和紙は書画の世界ばかりか、住まいにもなじんだ。」 ここの「以来」はいつからなのでしょうか。 3.「古川柳に〈薄墨の竹を障子に月がかき〉がある。」 ここの「月がかき」はどういう意味でしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 一月一日の《天声人語》

     一月一日の《天声人語》を読んでいます。http://www.asahi.com/paper/column20050101.html 分からないところについてお伺いします。 1.『夜明けを待ちながら、いわば空中の一点となって見た大自然の数々を、より遠くに、よりはるかに感じられたものから順に記す。天 星 月 空 水 雲 地。』  『より遠くに、よりはるかに感じられたものから順に記す』とは「近いところから遠いところまで」と「遠いところから近いところまで」のどちらなんでしょうか。『より遠くに、よりはるかに感じられたものから順に記す』の中で言った順番のことがよく理解できません。 2.辞書を引いてから、いくつかの単語は複数の読み方があります。この文の中で一般的に何と読むのか、教えていただけないでしょうか。  第一段落:右手の西方、灯が瞬く  第三段落:記す  第四段落:宿す、衣、大空 3.質問2の中の『第何段落』の後ろの『:』は日本語の中にないと思います。『、』を使ったらいかがでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。以上宜しくお願い致します

  • 2006年05月31日の「天声人語」(平和)

     日本語を勉強中の中国人です。2006年05月31日(水曜日)の「天声人語」について若干分からないところがあるので、ご教授をお願いいたします。 参考ページ: http://www.asahi.com/paper/column.html 1.全文の主旨に自信がありません。「平和は何よりである」で合っていますか。 2.第一段落(「最近の言葉から……」)の言葉の意味は全部分かりますが、全文との関係がよく分かりません。なぜ第一段落を書くのでしょうか。何を表したいのでしょうか。 3.第四段落(「元ハンセン病患者の人権回復運動……」)の言葉の意味は全部分かりますが、理解できないところがあります。なぜ、「外国にも何度も行き、日本中に行きました。それでもただ1カ所だけ、行けないところがあります。ふるさとです」でしょうか。自分のふるさとの人を救いたくないのでしょうか。とても理解できないような気がします。  また、質問文に不自然なところがありましたら、それも指摘していただければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

  • ブログ記事と天声人語の内容が似ている

    私がいつも見ているブログの記事と、朝日新聞2月22日付の天声人語の内容が似ていました。ブログの方が日付が先。天声人語が真似をしたのか、それとも偶然の一致でしょうか。やはり、朝日新聞に問い合わせた方がいいでしょうか? ブログの記事はこちらです。 http://ameblo.jp/lm002974/entry-11778214453.html 「地を濡らす沢山の雨が上がったあとに現れる虹。それを見た人々は、一瞬立ちどまり、その 美しさに感嘆の声を上げます。自分を濡らした雨よりも、その後に見た虹の美しさを胸に留めながら、人々は家路につくでしょう。  真央ちゃんは、日本中、いや世界中の人々に、雨の後の美しい虹を見せてくれました。貴女のメダルは、虹色です。」 という部分が、天声人語と似ています。 天声人語はこちらで読めます。 http://www.asahi.com/paper/column.html

  • 2月5日の天声人語

    日本語を勉強している中国人です。どうぞよろしくお願いします。 2月5日の天声人語の一節 「~受賞作はその歳月を丹念に描いた伝記だが、日本のカレー文化をインドの視点から考える上でも興味深い。~」 質問 ●「受賞作は」の「は」はどこまでかかりますか。「描く」まででいいでしょうか。 ●「日本のカレー文化をインドの視点から考える~」  その受賞作はボースの亡命の歳月を描いただけではなく、ボースの日本のカレーに対するエピソードも書いてあるので、そのエピソードだけでも面白いということでしょうか。

  • 朝日新聞 天声人語…………

    今朝の天声人語なのですが。 靖国参拝のことが載っていたのですが   「うん?」と天声人語と私の感じることとで(大袈裟ですが)温度差のようなものを感じました。が………恥ずかしながら  ニュースにはうとく 朝日新聞も小6の娘が天声人語の書き写しや質問ドラえもんを楽しみにしているから取っているというレベルです。 上手く説明ができないかもしれませんが     ようするに、今朝の天声人語は 日本、参拝した閣僚達は、中国や韓国に少しは気づかって!という意味合いだったのですか?  文章が難しくて理解出来ないでいたのですが どなたか この無知な私にわかりやすく 説明してもらえませんか。 もし、私の思う解釈で まぁOKなら…今日の天声人語を娘には見せたくないです。 批判を承知で書くなら  日本の事を中国や韓国に、とやかく言われたくナイ!と思うからです。  何故か最近は目に余ることが多々あるように感じ 先日の地震は胸が痛みますが 中国の話題や  大好きだった韓流ドラマにも嫌気が差してきて(-.-;)  見る気にもなりません。  韓国に行きたくて頑張っていた貯金も 台湾かグアムにする予定です。 ちょっと大袈裟かな?  いち主婦が、こんな事を疑問に思い投稿するのも どうかなと申し訳ない気持ちでいっぱいですが  どなたか 今日の、天声人語を簡単に説明してもらえたら、ありがたいです。 私の間違いと思うのですがm(_ _;)m    

  • 一月四日《天声人語》

     http://www.asahi.com/paper/column.htmlこの文章について二箇所お伺いします。  第四段落の文頭にある『淡々と』とはどんな感じなんでしょうか。GOOのオンライン辞書により、『人柄がさっぱりしているさま』という説明を目にしましたが、やはり理解しにくいです。  文章の結末のところの『また』はどういう意味なんでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。以上宜しくお願い致します。

  • 2005年5月18日の『天声人語』(地名入りのナンバー)

     日本語を勉強している外国人です。作文を上達になりたいと思います。 http://www.asahi.com/paper/column20050518.html  上記のURLで、2005年5月18日の『天声人語』を読んでいます。理解できないところがありますので、ご指導をお願いします。 1.「仙台」「会津」「金沢」「伊豆」や「諏訪」「倉敷」「下関」。  どうして真ん中辺に「や」を入れるのでしょうか。仙台、会津、金沢、伊豆は一つの地区に属し、諏訪、倉敷、下関はもう一つの地区に属するという理由なのでしょうか。 2.「どこも動く広告塔にと期待を膨らませる。」  「と」の役割は何でしょうか。省略してもよろしいでしょうか。 3.「地方分権という時代の流れにも乗った。」  どうしてこれを「地方分権」と言うのでしょうか。 4.「複数の市町村でまとまった地域、自動車の登録台数が10万台以上など。」  「まとまった地域」の意味は何でしょうか。 5.「複数の市町村でまとまった地域、自動車の登録台数が10万台以上など。」という新しい基準で、どうして『静岡と山梨が希望する「富士山」は、県境をまたぐので難しいと言われ、長野では隣り合う「軽井沢」と「佐久」が譲らず、台数不足で共倒れしている。』になってしまったのでしょうか。新基準と具体例の対応関係が良く理解できません。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いします。