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天子の呼び方

現在、中国が舞台の小説を書いていて行き詰まっている事があります。 中国の歴史系の小説を読んでいるとよくをの事を天子様などと呼びますが、天子の事を陛下と呼ぶ事はあったのでしょうか? 天子とは天皇の事を指す事もあり、天皇陛下との呼び方もあるのでそうなのかなと思ったのですが、日本と中国では天子の意味が違う様な気がします。 分かる方いましたら教えて頂けると幸いです。

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  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.2

日本のは中国のまねです。ただし伝わって来なかったものや廃れたものもあるようですが。 天子の意味が違うのは違ってきた、というほうが正確でしょう。中国の天の論理は革命を含みますが、日本のは天が認めた人ではなく神の子孫としての論理に代わっていっています、というか中国の制度を輸入しつつ、この部分は別の論理で、折衷しているわけですね。 伝わらなかったものではたとえば千歳。本来は萬歳は皇帝にしか使えないものです。皇太子殿下萬歳、ってのは間違い。殿下は千歳。なのですが日本では万歳なんてのは新婚旅行の見送りでも使う(まあこれはどうかと思いますが)。 朕なんてのは秦の始皇帝が使い始めたのは有名ですね。皇帝というのも始皇帝からですね。 このように中国でも時代によって公式名も、直接呼びかけるときの呼び方も間接的にその人をさす呼び方も変わってます。主上なんてのもありますね。 というわけで同時代史料を調べるしかありませんが、こういう呼び方があったというのはわかってもこういう呼び方は無かったというのは難しいかもしれません。 たとえば上奏文で陛下と呼びかけている例は諸葛亮の出師の表や陳寿の上表文なんかにもあります。ただ口頭で陛下と言ったかどうかは別ですね。

ragtime
質問者

お礼

ありがとうございます。 千歳なんてのもあるんですね。万歳と使い分けるとが驚きです。 やはり史料で調べるのが一番のようですね。

その他の回答 (1)

回答No.1

中国映画などを見ていると、単刀直入に 「皇帝(ホワンディー)」とか 「万歳爺(ワンスイイェ)」とか 「老爺(ラオイェ)」と呼びかけていますけど・・・ 時代によっておそらく違うと思うので、その時代の史料を参考にされると良いと思います。

ragtime
質問者

お礼

有り難う御座います。 やはりその時代ごとに呼び方は変わるのでしょうね。

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