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速効性と遅効性の薬
『速効性と遅効性の薬の作り方』を教えてください。 これについてレポートを書かなければいけないのですが、このまま検索してもなかなか見つからなくてどう調べれば良いのかわかりません。 どのような違いでそのような性質になるのでしょうか。これについて述べれば良いと思うのですが… 詳しく載っているサイトだけでも構いません。お願いします。
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私も質問をDDSに関して、と考え回答します。 速効性を期待するのであればNo.2さんの書かれてる内容が良いと思います。変わったのを挙げれば、舌の下にスプレーして使う狭心症の薬なんてのもありますよ。 単純に血管内に注射するのが一番速効なんですけどね。 遅効性については、飲み薬であれば徐放性(成分がゆっくり体内に吸収される)にするのが基本でしょうか。 「グラデュメット」「ワックスマトリックス」などの技術があります。 また、「スパスタブ」「ロンタブ」は、速効性と遅効性の両方を備えていて面白いです。 上記「」をキーワードとして検索すると色々役立つページがあります。 「腸溶性コーティング」は通常、胃酸にさらされると効果を失う薬や、胃への副作用を避ける場合に使う技術で、遅効性を期待するにはイマイチかと思います。 貼り薬にする手もあります。24時間持続する心臓の薬が古くからありましたが、最近では貼ってから3日間効果が持続する麻薬性鎮痛剤も発売されてます(もちろん医療用です)。キーワードとしては「TTS」でしょうか。
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- jkmiyuki
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質問の意味は、体内動態というより、製剤特性、DDSをさすと思われます。 速効性・・・舌下投与や経鼻投与できる製剤とし、粘膜から吸収されやすい製剤とする。 遅効性・・・カプセルにいれ、腸溶性のコーテイングを施す。エンテリックコーティングしたマイクロカプセルをカプセル内に充填する。究極は、インプラント製剤にする。 それぞれに、技術的な課題はありますがね・・・
お礼
遅くなってごめんなさい。ありがとうございました。
- kumanoyu
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薬の「吸収(Absorption)、分布(Distribution)、代謝(Metabolisum)、排泄(Excrition)」が大きく影響します。それぞれの頭文字を取ってADMEと言います。 吸収・分布が早い場合、遅い場合はそれぞれどうなるか、代謝・排泄が早い場合、遅い場合はそれぞれどうなるか? そのほか、薬剤が血漿蛋白に結合するかどうかも作用時間に影響します。 バルビツール酸系の薬剤には超短時間作用型、短時間作用型、中間型、長時間作用型があり、前者ほど即効性です。この作用時間の違いの理由を調べてみたらどうでしょうか? 吸収率を上げたり、作用時間を長くすることは製剤技術でもある程度可能です。
お礼
ありがとうございます。調べてみます。
お礼
遅くなってごめんなさい。ありがとうございました。知らないことがたくさんあって、もっと勉強しなければと思いました(^_^;)