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浸透現象のグラフについて
僕が使用している参考書によれば、植物細胞は浸透現象を引き起こすときに最終的には吸収力=外液浸透圧となると水の出入りが止まって平衡状態に達すると説明されていましたが、なぜでしょうか?分かり易く説明して下さると有難いとぞんじます。
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何方もお答えにならないのでヒントだけ。ただし,気持ちが忙しくこのアドバイスが最初で最後です。 植物細胞を低張液(膨圧が働いている状態ですよ。)に入れますと,以下の関係が成り立ちます。 吸水力(S)=内液浸透圧(P)-膨圧(W)…(1) この式は理解済みですよね。 また,低張液ですから次の関係も成り立ちます。 内液浸透圧(S)=膨圧(W)+外液浸透圧(E)…(2) くどいようですが,低張液ですから外液浸透圧の方が低くなります。しかし,平衡なのですから外液浸透圧に膨圧が足されたものと均衡しているわけです。この式を理解していない人が多いですね。 (1)式と(2)式からどのような式が求まりますか。 吸水力(S)=外液浸透圧(E)とならないでしょうか。 平衡なのですから力は同じです。 真水に入れた場合には, 吸水力(S)=外液浸透圧(E)=0 となります。 後はご自分で考えなさい。
お礼
suiran2さん、お忙しい中ヒントだけでも出してくれて大変助かりました。内液浸透圧(S)=膨圧(W)+外液浸透圧という関係は僕が今まで知らなかったことなので参考になりました。