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黄体機能障害って治るのですか?
先日も質問載せたんですけど。 しつこくってすいません。 ものすごーく気になって、眠れそうにもありません。 あの、黄体機能障害って、治るんですか? 治療にどれくらい期間がかかるんですか? 治療って、痛いんですか? 結婚して1年半、子供が欲しいんですが、生めますか? ホント、しつこくってすいません・・・。 追伸:kawakawaさん、回答ありがとうございました。 今回もよろしければ、お願いします・・・。
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重大なことですから、ご心配になられるのは当然のことと思います。かかりつけのドクターからも詳しく説明されるでしょうが、先に概略をつかまれておくほうが安心ですよネ。 チョット長い説明になりますが、女性のホルモン分泌のところから、解説してみます; 原始卵胞というものが卵巣に詰まっています。これは性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の刺激によって成熟します。そして、一定の発育を遂げたものは黄体化ホルモン(LH)の刺激で排卵されます。そして卵細胞と卵胞液とが卵巣の外にでるのです。卵胞は黄体となり、これがプロゲステロンを分泌して妊娠の準備段階が始まります。もし受精しなければ、黄体は白体となり、生理が始まります。 これが、排卵から黄体に関しての概略なのですが、次に、ホルモンを主眼に、もう少し詳しく述べます。 下垂体からLHが分泌されると成熟卵胞に刺激を与え、排卵を誘発することは述べましたが、このときに黄体期(基礎体温の高温相)に入るとプロゲステロンの生産が促進されます。 これとは別に下垂体からは卵胞刺激ホルモン(FSH)も分泌されます。これは卵胞の発育促進を行い、また、エストロゲンの分泌を促進するものです。エストロゲンは子宮内膜を増殖させ、また、頚管粘液分泌を促進し、受精と妊娠の下準備を行うホルモンです。 先に述べたプロゲステロンはエストロゲンの作用で厚くなった子宮内膜を分泌期とし、妊娠の維持をするホルモンです。 黄体機能不全ではプロゲステロン量が不足することから、不妊や流産が起きやすくなるのです。 では、どのような治療を行うかについて述べます。 共通するのは黄体ホルモンが必要量分泌されるようにするという目的で、通常、大きく3種類に分けられる手法のいづれかが用いられます。 hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)により、直接卵巣を刺激する方法です。ただし、卵巣過剰刺激症候群を悪化させる可能性があります。 黄体機能補充療法として、不足しているホルモンを外部から与えます。卵巣への刺激は無いので、卵巣過剰刺激症候群の悪化はありません。人工的な薬を内服や注射、或いは座薬などを用いて投与します。 卵胞刺激療法は卵胞に刺激を与えることによって、黄体への移行を滞りなく進めて黄体ホルモンの増加を引き起こすもので、通常の排卵誘発と同じように行います。 治療は薬によるもので内服、座薬、注射となりますので、これによる苦痛は普通の病気の治療と変わりません。 とにかくは、基礎体温をきちんと記録しましょう。 そして、かかりつけのドクターと十分話し合われて、治療法を決定しましょう。 排卵が全く行われない状態であるならば、相当な長期戦を覚悟しなければならないのですが、PAPIKOさんの場合、過去に妊娠したことがあるということですから、卵細胞自体は正常なのではないかと思われます。 ですから、通常の不妊治療のように長期間は要さないのではないかと考えることができます。 以上Kawakawaでした。
お礼
お礼が遅くなって、申し訳ありませんでした。 詳しいご説明、本当に感謝します。 かかりつけのお医者様からは、詳しい説明が無かったので、余計に心配になってしまったわけです。 先日、不正出血が立て続けに起こったので、別の婦人科の病院へ行き、次回の月経終了後に、治療を開始しようという事になりました。 色々、教えてくださってありがとうございました。 心配性なので、また登場したときには、よろしくお願いします!